【最近、僕の英語学習モチベーションを爆上げしてくれた本③「移動力」】

 

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

「新しい自分になりたい!と思ったら、新しい土地に行き、新しい人達とゼロから関係を構築する方が、実はラク」だというのが、この本「移動力」のコンセプトです。

確かに、まったく新しい土地に移住したら、人間関係もガラッと変わります。生活スタイルも変えざるを得ません。

強制的に新しい自分になっていきます。

僕自身の経験を振り返ってみると、過去に大きな移動が2回ありました。

①初めて日本から出た時(カナダ留学)

②東京への引っ越し(結婚&起業)

僕は英語を学び始める前には、旅行にはあまり興味がありませんでした。

そもそも、物理的に休みが取れなかったこともあります。

「移動力」を上げづらい環境

僕は英語講師になる前にはジーンズショップの店長をやっていたので、休みが取りづらい環境にいました。

僕が働いていたお店は、正社員は店長1人だけで、後は全員アルバイトのスタッフという構成でした。

僕のお店以外も、すべて同じ形式だったので、会社自体がそういう運営をしていたのです。(今はどうか分かりませんが)

少なくとも当時は、仕組み上、当然働き方はけっこうブラックになりました。

僕が休みの日でも、何かトラブルがあると、お店にいるスタッフから電話がかかってきました。

自分が対処しなければならない場合は、お店に行かなければならないこともありました。(休日出勤扱いにはならず、サービス勤務です)

直属の上司からは会議の時に、

「店長は休みの日にあまり遠出しないように!いつでも店に行けるように、臨戦態勢を整えておけ!海外旅行なんて、もってのほかだ!」

と言われていました。

僕は初めてディズニーランドに行った時に、「今日、店から電話がかかってきたら絶対戻れないところまで来てしまった・・・」と覚悟を決めて、罪悪感を感じながら携帯の電源を切りました。

当時の僕の行動範囲は、「県外へ出たら、めちゃくちゃ遠出」というレベルだったのです。

何の疑問も持たない状態

そんな世界で生きていると、当然ながら、海外旅行に行く人、行ったことがある人は周りにいません。

僕もまったく疑問を持たず、「海外旅行なんて、自分には縁がない世界だ」と思っていました。

当時の「移動力」はほぼゼロに近い状態だった僕は、やり直し英語を始めたことをきっかけに、大きく人生が変わりました。

コミュニティーの移動

といっても、英語を勉強し始めていきなり「海外留学をしたい!」という思考回路になったわけではありません。

まずは、小さなところからスタートしました。

最初は、英会話スクールに通い始めたことで、僕の生活の中に新しいコミュニティーができました。

僕のふだんの仕事やキャラをまったく知らない人達と一緒に同じ空間で英語を勉強するのが、とても新鮮だったのです。

英会話スクールでは、ネイティブの先生からShinyaと呼ばれ、スタッフの方からもシンヤ君と呼ばれました。

ふだんの「新村店長」の肩書きを知らない人達は、僕個人を見てもらえているような気がして、とても楽しく感じました。

そのうち英語力が上がるにつれて、日本に住む外国人の友達ができました。

1人と友達になると、芋づる式に新しい外国人友達ができていきました。

外国人の友達は、僕の仕事どころか、僕が生まれ育った日本文化すら知らない人達です。

何一つ共通した人生体験がない状態の人達と話すことで、僕は自分を見つめ直すきっかけをもらえました。

彼らはもう完全に「今、この瞬間の僕」しか見ていません。

過去の実績も、肩書きも関係ない。

今の僕がどんな発言をするのか?何を考えているのか?どんな生き方をしているのか?それだけを見てくれている気がしました。

大移動をしている人達から受ける影響

そして、海外から「大移動」をして日本に移り住んできた外国人たちと話すうちに、自分の世界がいかに狭いかに気づいてしまったのです。

英語を学ぶことで、付き合う人の種類が変わりました。

僕はいつの間にか、外国人と話している時間の方が楽しくなってしまいました。

これは、著者の長倉さんの言う「コミュニティーの移動」です。

まずは人間関係を移動することで、考え方が変わっていったのです。

その結果、僕の頭の中に、それまでまったく興味がなかった「海外に住んでみたい。できれば仕事もしてみたい!」という欲求が生まれたのです。

これは、自分にとっても意外な心境の変化でした。

そこで僕は、思い切って仕事を辞めて、カナダに3ヶ月間、ビジネス留学することに決めたのです。

しかも、この時には、タイミング的にはおそらく最もハードルが高い時でした。

「いや、そこで仕事を辞めないでしょ?普通!」

と突っ込まれそうなタイミングだったのです。

 

・・・つづく

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