from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
起業セミナー受講のために、休みの日に地元静岡から東京に何度も足を運んでいた僕は、もう1つ新しいジャンルのセミナーを受け始めました。
それが、「男女のパートナーシップ心理学」のセミナーです。
僕は、もともとこのジャンルに興味があったわけではありません。
婚活がうまくいかなかったことで、行き詰まって受けたのがきっかけでした。
起業セミナーを受け始める前までの6年間、僕は休みの日に婚活パーティーに参加しまくる生活をしていました。
最初は女性たちからまったく相手にされませんでした。
このままではムリだと感じたので、「婚活必勝本」を10冊以上読んで、そこに書いてあることを実戦で試してしていきました。
「敵を知り、己を知れば、百戦あやうからず」
ということで、「女性向けの婚活戦略本」も買って読みました。
おかげで、婚活に女性が求めているものがだいぶ分かるようになり、3分間婚活トーク台本を作って暗記したら、うまくいくようになりました。
婚活パーティーで知り合った女性とお付き合いができたのです。
ところが!せっかく結婚前提で付き合い始めた彼女とは、数ヶ月で別れを切り出される事態になりました。(結婚前提だからこそ、早い決断になったのかもしれませんが)
最初はラブラブだったのに、途中から急にケンカばかりの日々になっていったのです。
最初、僕は、「選ぶ相手を間違えた」と思いました。
「次こそは!正しい相手を選ぶぞ!」
と決意しました。
(ちなみに英語で「正しい相手女性」は、 Miss. Right と呼びます」)
同じことの繰り返し
その後、僕はまた婚活パーティー通いの日々に戻りました。
そして、苦労してやっと付き合えた次の彼女と、また数ヶ月で別れることになってしまったのです。
ラブラブ期からケンカの連続になる(もしくは冷める)までの期間が、さらに短くなっていきました。
これは、かなり精神的にこたえました。
2人の間にいったい何が起きているのか、わからなかったのです。
ダメージが大きすぎて、胃炎になって、しばらくご飯が食べれなくなりました。
その後、また復活して婚活パーティーに舞い戻り、またせっかく付き合えた女性に別れを切り出される・・・というパターンを、トータル6回も経験しました。
この絶望感は、今でも忘れられません。
「相手を変えれば、うまくいくはず」
という希望は、ガラガラと崩れ去りました。
さすがに、「問題は自分にある」と認めざるを得ませんでした。
僕はうすうす気づいていたことを、もっと突き詰めてみることにしました。
「婚活で出会った女性に気に入られて、付き合いに至るまでの入り口戦略」と「付き合った後に、長く良い関係を続ける戦略」には、大きな違いがあるのでは?と。
そこで学び始めたのが、男女のパートナーシップ心理学だったのです。
新しい学び
初めて男女のパートナーシップ心理学の本(アメリカの心理学者ジョングレイ博士著)を読んだ時には、あまりに自分に当てはまり過ぎて、泣けてきました。
これまでモヤモヤしていた疑問が、すべて線でつながった感覚がして、電車の中で本を読みながら涙があふれて止まらなくなりました。
電車の中で20分間泣き続けている僕を見て、おそらく周りの人達は「すごい感動する小説でも読んでいるのか?」と思われたかもしれません。
それほどの衝撃でした。
と同時に、「これを知らずにいたら、冷め切った結婚生活が訪れる確率は高いな・・・そして、そこから抜け出せずに一生を終えるかもしれない。」と思ったのです。
そこからは、その本の著者のジョン・グレイ博士の来日セミナーに参加したり、グレイ博士から直接指導を受けた日本人セラピストのセミナーに通うようになりました。
当然、会場は東京です。
僕は、休みの日に静岡から東京に通い続けました。
そして、僕の先生の主催するハロウィンパーティーで、今の妻のサヤと出会ったのです。
僕は当時、静岡に住んでいましたが、サヤに一目惚れしてしまい、必死で口説いたものの、告白を断られました。
でも、あきらめずに口説き続けて、なんとか付き合うところまでこぎ着けました。
この粘り強さと打たれ強さは、婚活パーティーに通っていた頃に鍛えられました。
サヤと付き合い始めたことで、僕が東京に行く頻度は、どんどん増えていきました。
そして2年後、僕はサヤと結婚するために東京に引っ越したのです。
しかも、僕が当時参加していたパートナーシップセミナーの会場から、徒歩で行ける範囲に住んでいます。
すでにこのエリアに何度も移動を繰り返していた僕にとって、移住はそんなにハードルが高いことではありませんでした。
移動がすべてを変えた
こうして振り返ってみると、移動し続けたことが、僕の人生を大きく変えたと思います。
特に、人生の伴侶であるサヤと出会ったのは東京なので、移動しなければ絶対に出会えなかったわけです。
今持っている知識も、移動してセミナーに通わなければ得られませんでした。
今はオンライン化が進んで、僕らの先生のセラピストも、セミナーのほとんどをZoomで開催しています。
この本「移動力」には書いてありませんが、僕は個人的には、オンラインセミナーも小さな移動になるような気がしています。
声と映像を、距離を超えて届け合って、心を通わせることができるからです。
以上、長くなりましたが、僕のこれまでの「移動したことによる人生の変化」をシェアしました。
ちなみに、英語を身につけると、移動力が格段にアップします。
日本でも世界でも、自由に移動することができて、行った先で人々とコミュニケーションが取れるようになるからです。
僕は今後も移動力を高めるためにも、英語学習を続けていきたいと思います。
一緒にガンバりましょう!
(完)
※加筆&修正版の新刊「なぜ移動する人はうまくいくのか?」はこち
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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