From 師範代Shinya(新村真也)
(※僕がカナダに3ヶ月間留学してから帰国後の、日本での体験談です)
(→前回のつづき)
僕が初めて受けたオンライン英語力測定テスト「CASEC(キャセック)」の結果は・・・
766点でした!
ん?なんかピンと来ません。
CASECは1,000点満点です。
TOEICは990点満点です。
10点目盛りが細かいくらいなら、そんなに大差はなさそうです。
TOEIC換算でも760点前後なのかなぁ?
だとしたら、留学前の735点とあんまり変わってないなぁ・・・
そう思いながら、「TOEIC&英検換算表」の部分を見てみました。
すると・・・
「TOEIC810点&英検準1級」
おぉっ!!なかなか良い結果です!!
どうしてこういう換算になるのかは分かりませんが、TOEICが800点台に乗っていました!
これは正直、嬉しかったです。
やっぱり、700点台と800点台では、響きが違います。
CASECはオンラインテストです。何度でも申し込めるし、連続で受けても大丈夫です。
僕は最初、「3回くらい連続で受けて、その中で一番スコアが良かったものをプリントアウトして就活に使おう!」と思っていたのですが、1回目で十分に満足のいく結果が得られたので、このスコア表を使うことにしました。
実際の結果との差
今振り返ってみると、この時のCASECのTOEIC&英検換算表と、実際のTOEICスコア&英検結果は、かなり近いことが分かります。
CASECとほぼ同じ時期に受けたTOEICの実際の点数は、870点でした。
同じ時期に受けた英検準1級も、一発で合格できました。(一次試験はけっこうギリギリの合格でしたが)
「これはかなり役立つ試験だ!」
と感じました。
しかも、オンラインテストなので、結果のスコア表を何枚でもプリントアウトできます。
僕は、このCASECの結果表を何十枚もプリントアウトして、その後の就活の時の履歴書に貼り付けることにしました。
その後も英語力が上がったタイミングで何度かCASECを受けましたが、実際の実力とCASECの結果は、近い時もあれば、大きく離れた時もありました。
自分のスコアだけでなく、他の英語学習者のCASECスコアを分析する中で、色々と見えてきたことがあります。
この辺りはマニアックな内容になっていくので、この体験談シリーズとは別に、「CASECのトピック」の記事を今後書いていきます。
結果を活かして就活スタート!
CASECで良い結果を出せて自信がついた僕は、これを履歴書に貼って、いろんな企業に提出してみました。
僕が選んだ企業の基準は、もちろん海外と取引のある会社でした。
僕は静岡県東部に住んでいて、ジーンズショップの店長だった頃は富士市にあるお店を受け持っていたので、富士市に土地勘がありました。
富士市は、紙を作る工場が多いのが特徴です。
海外からも研修生や取引先の外国人がよく出入りするくらい、「日本の紙工場の地」として世界的に有名なので、僕はそこに目を付けました。
「求人募集をしていて海外と取引のありそうな企業」
「まだ求人募集をしていないけど、海外と取引のありそうな企業」
のホームページを調べて、履歴書とカバーレターとCASECの結果スコア表の3点セットを封筒に詰めて送りました。
就活フェアー
封筒を送った企業からの返信を待つ間に、僕は地元で開催された「就活フェアー」に参加してみました。
いろんな企業がブースを出して、そこに求職者が話を聞きに行く、というイベントです。
企業の説明会だけではなく、その場で人事担当者とカンタンな面接をしてもらえると聞いていたので、僕は履歴書とCASECのスコア表を10枚くらいプリントアウトして、持って出かけていきました。
会場に着くと、スーツ姿の男女がたくさんいました。
参加者の年齢層は全体的に若めで、20代~30代前半くらいがメインのように見えます。
でも、中には中高年ぽい人たちもチラホラいます。
各ブースでは、国際的にビジネスを展開していることで有名な大企業の担当者も来ていました。
もちろん、大企業と言っても、ソニーやパナソニックのような全国規模の有名巨大企業ではなく、あくまで地元では有名な大企業(の部類に入る)会社です。
そこで僕は、その大企業のひとつで「国際部門」がある会社のブースに並んで、面接を受けてみることにしました。
・・・つづく。
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