from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
「イメージ英文法完全マスターコース」を作るために、僕がどうしてもこだわりたかった4点、
①1本の動画で1テーマだけを解説(小分け動画)
②キーワード検索機能を付ける(文法用語や英単語を入力すると、観たい動画が見つけられる)
③各動画をどこまで観たか?が一発で分かる仕組み(視聴履歴)
④動画の要約やもくじが付いている(動画の中で観たい場所を一発で探せる)
これらの4点は、受講生の使い勝手を考える上で、譲れない部分でした。
ただ、これら4点の機能を個人レベルで実現するのは、かなりムズカしい状況でした。
実は、④に関しては、ふだん僕が動画配信で使っているVimeoというシステムでも、手作業でもくじを付けることができます。
一度トライしてみたことがあるのですが、あまりに大変すぎて挫折しました。
編集が終わった動画を1つずつ見返して、どこでどんな話をしているのかをチェックし、話の内容を端的に表すもくじ文章と、動画の中での分数をメモします。
そのメモを元に、Vimeo独自のコードを足した文字列を、動画の下の概要欄に1つずつ、手作業で貼り付けていくのです。
この作業をするのにかかる時間は、15分の動画1本あたり30分ぐらいかかります。
とても現実的ではないので、あきらめました。
ところが最近、AIが発達したおかげで、この問題を解決できたのです!
AIの力
今回、僕がこのコースのために使っているMOSHという動画配信プラットフォームでは、AIの仕組みを使って、1本1本の動画の要約ともくじを、自動で作成してくれます。
AIが、僕の講義内容をすべて文字起こしした上で、その内容を要約した文章を書いて、動画の下のスペースにまとめて書いてくれます。
さらにその下には、動画のもくじが付いています。
動画の中で僕が話している内容を元に、テーマ別に見出しを作り、並べてくれるのです。
各見出しの内容は、動画の中の何分何秒で話しているのかも自動で抽出してくれるので、見出しをクリックするとその場所に飛べる、という仕組みです。
僕は試しに、自分が話したばかりでまだ内容を詳しく覚えている講義動画をアップして、AIの見出しの正確さをチェックしてみましたが、バッチリ合っていました。
スゴいですね!
しかも、動画の内容の要約文章も、分かりやすくてキレイに短くまとまっています。
動画をアップしてから、要約文ともくじをAIが作るまでには数時間待つ必要がありますが、何本もの動画をまとめて作業できるので、手作業に比べて何百倍もスピードが早いです。
ちなみに、AIの文字読み取り精度は、話し手の声の大きさや滑舌によって変わるらしく、僕の話し方はAIと相性が良いそうです。
20代前半の頃に、役者の学校に通って滑舌やボイストレーニングを受けた経験が、20年以上経ってから、今役立ちました。
あの頃には、まさかこんなAI時代が到来するとは、誰も想像できなかったでしょう。
個人が使える動画配信システム
MOSHというプラットフォームは、これまではネットフリックスなどの資金力のある大企業が自社開発していたような動画配信システムを、個人が使えるようにしてくれました。
キーワード検索機能や、視聴履歴などは、その一例です。
さらに、「Q&Aコーナー」も組み込まれています。
タブをクリックするだけで、質問を書き込むことができます。
それを僕が見て返信を書くことで、他の受講生にもそのやりとりが見えるのです。
「他の人が質問している内容が勉強になる」というのは、よく言われています。
その点で、公開型のQ&Aコーナーは、英語学習と相性が良いでしょう。
MOSHは日々進化しているので、おそらく今後、どんどん機能が増えたり、使い勝手が良くなっていくと思われます。
ちなみに、受講料の決済システムもMOSHの中にあるので、受講生側にとっては、MOSHの会員登録をしておけば、決済から動画の視聴まで、すべて1つのプラットフォームで完結します。
受講生にとっても、動画を作る側にとっても、優しい仕組みが、MOSHなのです。
そのMOSHを使って、今回僕は「イメージ英文法完全マスター講座」をリリースすることにしました。
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