from 師範代Shinya
「今日はここまでやろう」と思って始めたのに、気づけば時間がなくなって中途半端に終わってしまった。
そんな経験、あなたにもありませんか。
僕も何度もあります。
英語学習を続けようと決めたのに、キリのいいところまで終わらせられなかった日は、どこか敗北感のようなものを感じていました。
でも、ある時から考え方を変えました。
結論から言うと、僕は意図的に「時間で区切る」ようにしています。
しかも、あえてキリの悪いところで終わることもあります。
今日は、その理由をお話しします。
時間で区切ると、途中になることがある
僕はこれまで、音読や瞬間英作文トレーニングを続けてきました。
毎日1時間半のトレーニングを4年間積み重ね、TOEIC900点超や英検1級にたどり着きました。
ただ、最初から完璧にできていたわけではありません。
昔は「この章を全部終わらせるまでやろう」と決めていました。
でもそうすると、終わらなかった日は自己嫌悪になります。
逆に、時間で区切るとどうなるか。
30分経ったら終わり、1時間経ったら終わり。
内容が途中でもストップします。
一見、気持ち悪い感じになりそうですが、むしろ長期的には続きやすい設計なのです。
脳が続きを求める「ツァイガルニク効果」とは?
この「キリが良くないところで終わると、脳が続きを終わらせようとする仕組み」には、しっかりとした科学的根拠があります。
心理学の世界では非常に有名な「ツァイガルニク効果(Zeigarnik Effect)」と呼ばれる現象です。
これは1927年にソビエト連邦の心理学者、ブルーマ・ツァイガルニクによって提唱されました。
彼女は、カフェのウェイターが「まだ支払いが済んでいない注文」の詳細は驚くほど正確に覚えているのに、「支払いが完了した注文」についてはすぐに忘れてしまうことに気づきました。
ここから着想を得て実験を行った結果、
「人は完了した事柄よりも、中断されたり未完了だったりする事柄の方を、より強く記憶し、意識に残り続ける」
という性質があることが判明したのです。
あるデータによると、中断されたタスクの内容を思い出す確率は、完了したタスクに比べて約90%も高かったという結果も出ています。
つまり、英語学習を中途半端なところで終わらせることは、脳を意図的に「英語モード」のままにしておく高度なテクニックなのです。
脳が、
「あ、まだあの英文の構造を理解しきっていない!」
「次の例文が気になって仕方がない!」
と、あなたの無意識下で情報を整理し続けてくれるようになります。
この仕組みを知ってから、僕は勉強を終えるのが楽しみになりました。
なぜなら、今の「モヤモヤ」は、明日スムーズに学習を再開するための「予約」のようなものだからです。
習慣化を支える具体的な「強制終了」のコツ
では、具体的にどのようにしてこの効果を英語学習に取り入れていけば良いのでしょうか。
コツは非常にシンプルです。
「タイマーが鳴ったら、途中でもテキストを机に置く」
というルールを徹底することです。
「えっ、ここで終わるの?」と自分が感じるくらいがベストです。
すると、テキストを閉じた後も、脳内ではその続きの単語やフレーズを反復し続けます。
この状態を作ることができれば、翌朝にテキストを開くことが苦ではなくなり、むしろ
「早く続きを読ませてくれ!」
という感覚で学習に入ることができるようになります。
習慣化において最もエネルギーを消費するのは、実は「始める瞬間」です。
キリを悪くしておくことで、この「始める瞬間の摩擦」を極限まで減らすことができるのです。
学習の質を追い求めることも大切ですが、それ以上に、「いかに無理なく続けられるか」という設計の方が重要です。
あなたも、今日から「キリの良いところ」を探すのはやめてみませんか。
タイマーをセットして、脳に「続き」を欲しがらせる仕組みを、ぜひ自分自身の習慣の中に取り入れてみてください。
きっと、明日のあなたのやる気が見違えるほど変わっているはずですよ。
P.S.
さらに強力な手法として、「学習環境を大きく変える」というものもあります。
その手段で最も手軽なのが「海外留学」です。
日本にいる時とは脳のモードが明らかに切り替わるので、集中力が全然違います。
留学の中でも最もハードルが低いものの1つが、「セブ島留学」です。
コスト、時差、フライト時間、すべてが欧米に比べて3分の1程度で済みます。
それでいて、留学効果は絶大です。
今年は5月24日(日)〜28日(木)まで「師範代Shinyaと行くセブ島留学」を開催検討中です。
2月22日(日)の午前と、2月26日(木)に、オンライン説明会を行います。
話を聞くだけでも大丈夫なので、気軽にご参加ください。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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