【TOEICスピーキングテスト対策の勉強法②】

from 師範代Shinya

(→前回の続き)

制限時間内にできるだけたくさん話すためのタイムマネジメントは、ある程度の慣れが必要です。

僕はこの1ヶ月間、キッチンタイマーを使って、残り秒数をチェックしながら英語を話す練習をしてきました。

最初は、時間内に収まらずに途中で切れてしまったり、逆に時間が余って沈黙が長くなったりしていました。

でも、さすがに1ヶ月ぐらい続けていくと、だんだん感覚が身についてきて、

・15秒だったら、このぐらいの情報量で止めておこう

・1分だったら、3つぐらいのトピックで言えるな

というのが、身体で分かるようになってきました。

この慣れがすごく大事だと思います。

最初の頃は、とにかく話す内容だけに精一杯になって時間まで気が回らないか、逆に時間ばかり気にして内容がボロボロになるかの、二択でした。

でも、だんだん慣れるに従って、少しずつ時間を気にしすぎずに内容にフォーカスできるようになってきました。

タイムマネジメントに多くの意識を割かずに済む状態になれば、英文を作ること自体に脳のリソースを注げます。

個人的には英検1級よりムズカしい

今回、僕は初めてTOEICスピーキングテストをやってみて、体感的には英検1級の2次面接試験よりもムズカしいと感じました。

「え?そんなバカな!英検1級の2次試験て、ものすごい長いスピーチをするんでしょ?しかも、それに対する反論や質問にバンバン答えていくんでしょ?録音するだけのTOEICスピーキングテストの方がムズカしいなんてこと、あるの?」

と思われたかも知れません。

たしかに、英検1級の面接試験は、

・2分間話し続けるスピーチ

・面接官2人による反論や詳細説明の要求に応えていく

という、めまぐるしい会話のやりとりが進んでいきます。

一方で、TOEICのスピーキングテストは、一番長い最後のパートでも、

・1分間話し続けるスピーチ

・その後の質問はなし

という、シンプルなものです。

こうして書くと、TOEICの方がラクに聞こえます。

でも、僕は個人的に、英検1級の方がラクだと感じたのです。

その理由は、「トピックの選択権がない」ことです。

英語の話しやすさは、トピック次第

英検1級のスピーチ問題では、5つのトピックの中から自分で選んで内容を考えます。

トピックは、賛否両論あるような社会問題です。

この時のトピック選びがすごく重要です。

自分がある程度知識があって、ふだんから日本語でもその内容について誰かと話したり、書いたことがあるトピックの場合は、すごくラクに感じられます。

脳のリソースを、英文を組み立てることだけに全振りできるので、文法ミスも減り、使えるボキャや構文のレベルも上がります。

僕は英検1級の2次試験に一発合格できましたが、その時は「日本の労働力の減少問題」のトピックを選びました。

労働力の減少は、少子高齢化社会とつながっています。

その解決策として、「外国人労働者を受け入れる」といった政策の話題に持って行くこともできますが、そこは僕にとって普段から意識しているジャンルではありません。

でも、同じ少子高齢化でも、「日本人の晩婚化」の切り口で話し始めれば、自分の体験談が豊富で、これまで何十冊も本を読んで勉強してきた「婚活」についての話題に持って行くことができます。

そこで僕は、英検1級のスピーチで婚活について熱弁しました。

これまでも何度もネイティブの友人たちと英語で議論してきた話題だったので、めちゃくちゃ話しやすかったです。

当然、スピーチ後の質問や反論もすべて婚活がらみだったので、ボキャや内容のストックがある分、すごくラクに話せました。

僕が英検1級に一発合格できた理由を1つだけ挙げるとすれば、「運が良かった」ということです。

自分の得意分野である婚活の話題に、自然に持って行けるトピックが選択肢の中に入っていたからです。

一方で、自分が普段まったく話したことがないトピックで練習したこともありましたが、やはりボロボロでした。

日本語ですら考えたことがないトピックを、いきなり英語で話しなさいと言われても、まずムリです。

TOEICのスピーチは選択権がない

その点で、TOEICスピーキングテストの最後の1分間スピーチ問題では、トピックの選択権がありません。

1つだけ提示されたトピックで、1分間話し続けなければならないのです。

これは、僕にとってはかなりキツいです。

たとえば、ワークブックにあった最初の問題のトピックは、

「学校は、学生が楽器の演奏の仕方を学ぶことを義務づけるべきである」

というトピック1択で、それに対して賛成か反対かの立場を決めて、その主張を裏付ける具体的な理由や例を使って、文章を組み立てます。

これを見た瞬間に僕が感じたことは、

「え-!楽器の演奏を学校で義務づける?・・・う~ん・・・まあ、いいんじゃないっすか?その理由?・・・まあ、特にないけど・・・息抜きになるとか?あ、でも、義務づけたら成績に影響するのか・・・じゃあ、良くないのか?でも、そしたら良くない理由も考えなきゃ・・・それに対する論理的な理由って言われてもね・・・」

なんて考えているうちに時間切れになって、いきなり話し始めなければならなくなりました。

当然、英語はほとんど口から出て来ませんでした。

このトピックに関しては、もう一度、時間制限なしでアイデアが出てくるか試しましたが、どんなに時間をかけても、話す内容が僕の頭には浮かびませんでした。

ワークブックの回答例を見て、「あー!!そういう視点があったか!」と驚いたほどです。

自分がこれまで考えたことがない話題について話すのは、ここまでムズカしいことだと、改めて実感しました。

 

・・・つづく

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