【遅ればせながら映画トップガン・マーベリックを見てきました②】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

今作を100%楽しむために、36年前の一作目のトップガンをアマゾンプライムで見てから、映画館に行くことにしました。

最後に見たのは小学生の頃なので、ストーリーもまったく記憶に残っていませんでした。

ただ、「カッコいい戦闘機で空中戦を繰り広げる映画」という印象しかなかったのです。

そんな状態で見た1作目トップガンは衝撃的でした。(以下、ネタバレ含みます)

まず、トム・クルーズの若さに驚きました。(当たり前ですが)

すごい無鉄砲な若造っぷりが出ていて、役にピッタリだなと思いました。
さらに、ストーリーは単に戦いだけではなく、恋愛も描かれていることに驚きました。

しかも、トムのお相手は「年上の美人教官」という設定です。

そんなのアリ?!と思わず突っ込みたくなってしまいました。

また、戦いのシーンはみんなヘルメットで顔が隠れているので、誰が誰だか分からなくなってしまいました。

中盤ぐらいになってようやく、ヘルメットの上にちゃんと名前が書いてあることが分かりました。

また、当時の映画でよくこんな映像が撮れたなぁ~と驚くようなシーンが多くて、それもビックリでした。

古さは感じますが、当時大ヒットした理由も分かった気がしました。

当時、トム・クルーズはこの映画のヒットがきっかけで、一気にスターになったそうです。

そんな感じで、1作目は色んな意味で衝撃的な内容でした。

満を持して今作を映画館で!

1作目でしっかり予習をしてから、今作を見に行きました。

迫力の映像と音を感じるために、ちょっと高いけどIMAXで見ました。
僕らはもう、だいぶ出遅れ組だと思っていましたが、当日の映画館はほぼ満席でした。

平日の午前中にも関わらず、です。

きっと、リピーターもいるのでしょう。

年齢層は、僕の世代の40代~60代ぐらいが一番の多い感じでした。

やはり、昔トップガンを見た時の感動を、もう一度味わいたい!という感情から、この世代に人気があるんだと思います。

オープニングで感じる懐かしさ

まず、オープニングでいきなり1作目と同じ音楽が流れて、戦闘機が飛び立つシーンが描かれました。

こういう名作映画の場合は、音楽や映像をあまり新しくし過ぎて現代風にすると、まったく別物のような雰囲気になってしまうことが多いです。

今回の2作目は、そういった変な改変を加えることなく、1作目のファンに喜んでもらうために作られたのが伝わってきました。

そして、36年前の音楽が今でもカッコよく聞こえることが、スゴいと思いました。

もう、あのテーマソングをIMAXの爆音で聴いただけで、早くも熱いモノが目の奥にこみ上げてくるのを感じました。

トム・クルーズのカッコ良さ

最初に見始めてすぐに思ったのは、トムのカッコよさです。

36年前の若造の頃のイメージとは違い、大人の男の落ち着きと色気が出ているのを感じました。

いくら映画スターとはいえ、とても60才とは思えないほどカッコ良く見えました。

僕はカナダに留学していた頃に、年を重ねた白人男性を見る機会がけっこうありました。

みんな40代以降はかなりお腹がポッコリ出て、手足も太くなり、全体的に丸くなっている印象でした。

60代ともなると、白いヒゲを生やして、サンタクロースのような「おじいさん感」が出ていたのを感じた記憶があります。

その姿が自分の中での白人男性の基準になっているだけに、トムの見た目の若さには、改めて驚きました。

トム・クルーズの英語は聞き取りやすい

もう1つ感じたのは、相変わらずトム・クルーズの英語発音は聞き取りやすいな、ということです。

かなりハッキリ発音していて、日本人の耳にも聞き取りやすいです。

ネイティブにありがちな、すごい早すぎるしゃべりをしたり、モゴモゴこもるようなことがありません。

1作目を見た時にも、僕の隣で妻のサヤが、トムのセリフをリピーティングしていました。

セリフが聞き取れた瞬間、すぐに繰り返すトレーニング法です。

サヤの声を聞いていると、トムのセリフは頻繁にリピーティングできますが、他の役者さんの英語はほとんどリピーティングできていませんでした。

セリフが聞き取りやすい、というのは、役者としては大事な要素だと思います。

ネイティブが聞いた場合でも、声が聞き取りやすければ、脳への負担が減るはずです。

見て良かった感動映画

ネタバレになるのであまり書けないのですが、映画の内容はすごく良かったです!!

すごく良くまとまっています。

戦闘機で戦うドッグファイトのシーンは、ものすごい迫力です。

手に汗握るシーンがいくつも用意されていました。

カッコ良くて、思わずニヤニヤしてしまいます。

また、戦闘シーン中にヘルメットをかぶっている時でも、「誰が誰か?」の見分けが、1作目よりもつきやすいと感じました。

その時にはストーリーに没頭していたので、詳しい分析はできませんでしたが、全体的に見やすくなっています。

ヒロインのジェニファーコネリー(昔トムの恋人だったという設定)との大人の恋愛も、笑えるシーンがあって面白く感じました。

トムと別れた後に、別の男性と結婚&離婚して、今は高校生の娘を持つシングルマザーになったジェニファー。

ジェニファーとヨリを戻したい独身のトム・クルーズ。

母親に近づく男をジャッジする娘。

この3人のやりとりが、リアリティーがあって面白かったです。

ストーリーもハラハラドキドキさせられつつ、爽快な気分になり、エンディングもハッピーエンドで感動します。

すべてが高いレベルでまとまっていて、安定感があります。

何度もリピートで見たくなる人たちの気持ちがよく分かりました。

まだ一部の映画館では上映されているようです。

今年見て良かった映画ナンバー1になったことは間違いありません。

オススメです!

(完)

 

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