from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
※英会話レッスンで上達を感じるための「戦略&目標設定ワークシート(Nowさん作)」の解説の続きです。
オンライン英会話で上達を感じられるようになるためには、「いかに上手に復習するか?」が大事になってきます。
そのために、このワークシートには、3つの項目を書き込めるようになっています。
↓↓↓
①レッスン前の目標(事前に記入)
②今回できたところ(レッスン後に記入)
③次回の挑戦(②を書いた後に記入)
この3つを意識するだけで、レッスンに対する見方が変わります。
それまで何となくダラダラ受けていた英会話レッスンが、違って見えるようになってくるのです。
これら3つの項目は、そんなに長く書く必要はありません。
短く簡潔に、1~2文ぐらいでまとめるのがコツです。
ワークシートの記入自体に時間がかかり過ぎると、途中で面倒になってしまうからです。
この3つの項目のうち、最後の「③次回の挑戦」の部分は、次のレッスン前の「①レッスン前の目標」にそのまま移すのもアリです。(後から変わることもありますが)
このサイクルが回るようになると、1日に考えなければならないのは、
②今回できたところ
③次回の挑戦
の2項目だけです。
意識が向くと、視点が変わる
たとえ1行でもいいから、この3項目を事前に書いておくと、英会話レッスン中の意識が変わります。
たとえば、最初はよく分からないから、
①レッスン前の目標
・先生の英語を聞いていて分からない部分があっても、笑ってごまかさず、毎回質問して確認する。
と書いたとします。
でも、実際にやってみたら、こういう結果が出たとします。
②今回できたところ
・とりあえず1回は流さずに聞き返せた。でも、残りの5~6回は聞き返すヒマもなかった。はやり「全部聞き返す」というのは、現実的ではなさそうだ。
すると、現実的な目標が見えてきます。③の項目は、こんな風になるかもしれません。
③次回の挑戦
・次回は、とりあえず2回だけ聞き返すのを目標にしよう。今週受ける英会話レッスンはすべて、1レッスン内に2回聞き返しができたらOK!
という感じです。
こういう風に具体的な目標ができると、英会話レッスンに張りが出てきます。
そして、2回聞き返せた自分に対して、上達実感を感じやすくなります。
たとえ大きな前進でなくても、確実に1歩1歩進んでいる感じを味わうことができるのです。
1レッスン1%の法則
英会話レッスンでは、1回受けるごとに大幅はステップアップを狙う必要はありません。
基準は、「1%だけ改善する」ことを意識してみてください。
今回の英会話レッスンでは、前回のレッスンの自分に比べて1%だけ改善するつもりで臨むのです。
どの部分を改善するか?は、自分のその時の興味や目標などに合わせるのが良いと思います。
毎回1%ずつでも、毎回積み重なれば、複利の力で上達していきます。
1週間の振り返りをする
Nowさんのワークシートには、1ページの一番下に、「1週間の振り返り」の欄が用意されています。
1日ごとの変化に加えて、1週間単位で振り返ることで、さらに上達を感じやすくなります。
Nowさんの例は、こんな感じです。
↓↓↓
1週間の中でも、アップ&ダウンを繰り返すのが普通です。
その心境の変化も、そのまま書くのがポイントです。
・自分が何に対してヘコんだのか?
・自分が何に対して嬉しくなったのか?
覚えているうちに、できるだけ具体的に記録しておいてください。
そうすることで、自分の「モチベーションの源」が見えてきます。
どこに対してヘコんで、どこに対して気分が上がるかは、意外に自分でも気付いていないことが多いです。
それを文章化することで、自分を客観的に見つめ直すことができます。
一度やってみると分かります。
とりあえず、2週間だけ記録を続けてみてください。
それだけでも、確実な変化を感じられるでしょう。
次回は、長期の戦略についてお伝えします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
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