from 師範代Shinya
英語学習をしていると、色々な「上達の秘訣」が聞こえてきます。
・英語は、短期集中で一気にやった方が伸びる。
・英語は、少しずつコツコツと積み重ねていくものだ。
・英会話上達の秘訣は、外国人の友達や恋人を作って、たくさん話す機会を増やすことだ。
・英語が上達する人は、1人で自習する時間を取っている。
・英会話は文法ミスや発音など気にせず、どんどん話すことで上達する。
・TOEIC高得点の秘訣は、いかにミスをなくすか?だ。
などなど。
どれも正しく聞こえますが、中には正反対の考え方もあったりします。
いったいどれが正しいのでしょうか?
実は、どれも正しいのです。
どの方法でも英語力は伸びます。
でも、同じことをしても、効果がある人とない人がいます。
その違いは、「自分とメソッドの相性」です。
人によって違う戦略
たとえば、外交的な性格タイプの人は、「外国人の友達を作って、会話しまくった」というような体験談を語ることが多いです。
でも、シャイな性格の人がこの方法をマネしようとしても、ハードルが高すぎる場合があります。
「外国人の友達を作れって言われても、そもそも話しかける勇気が出ないし、もし話し始めても、自分の英語力じゃ会話が続かないよ・・・そもそも友達になることすらできない・・・」
なんて気分になるかもしれません。
また、家でコツコツ勉強するのが、どうしても苦手な人もいます。
ミスを気にせず英語をしゃべるのが得意な人もいれば、どうしてもミスが気になってしまい、話せなくなってしまう人もいます。
細かい文法ルールを楽しみながら学べる人もいれば、まったく楽しめない人もいます。
人はみんな、性格が違います。
強み&弱みも違います。
それはすべて、個性です。
個性を無視して、ただ一律的に「こうやれば全員伸びる!」という方法を探し求めるのは、あまり良い方法ではありません。
英語学習で成功した人は、「万人に共通する秘密のメソッド」を見付けた人ではありません。
超人的な努力を何年も続けられる人でもありません。
自分の性格や強みに合った英語学習法を見付けることができた人が、上達しているのです。
超人的に見える人は、実は楽しんでいる
周りから見ると、超人的に努力している人がいます。
「毎日長時間コツコツ勉強できて、スゴいなぁ・・・自分にはできないよ・・・」
「あんなに細かい文法に気付くなんて、スゴい。自分にはそういう発想はないな・・・」
「毎日休まず英会話レッスンを続けられるなんて、あの人は本当にスゴいな。自分にはムリだ・・・」
などなど。
でも、実は超人的に見える人は「激しい苦しみに耐えながら、不屈の努力し続けている人」ではありません。
本人の感覚的には、意外に「楽しみながら続けている」パターンが多いのです。
自分の性格に合っている英語学習法であれば、楽しくて時間を忘れてしまうこともあります。
もちろん、誰でもアップダウンはあります。
ふだん英語学習を楽しんでいる人も、時にはツラいと感じることもあるでしょう。
でも、ずっとツラくて苦しい状態に耐え続けているわけではありません。
基本は楽しんでいるのです。
日本語の「努力」という言葉には、どことなく
「苦しみに耐え抜いて欲しい結果を手に入れる」
「自分の弱点を見付けて、ガンバって克服する」
というような響きがあります。
でも、この考え方で「努力」すると、たいてい長く続きません。
語学のジャンルは積み重ねの要素が大きいので、結局は、「たくさんやった者勝ち」「長く続けた者勝ち」なところがあります。
そして、長く続ける秘訣は、いかに自分の性格や強みに合った学習メニューを組み立てられるか?にかかっているのです。
では、どうやって自分の性格や強みを見付けられるのでしょうか?
そこでオススメなのが、「性格診断テスト」です。
性格診断テストは色々な種類がありますが、今回は僕が長年使い続けてきて、確実だと感じているものをお伝えします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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