From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
以前アップした、「This is bananas」の記事では、英語のスラング(俗語)についてお伝えしました。
 
 
今回は、僕がスラングの勉強を「捨てた理由」についてお伝えします。
 
 
 

スラングって何?

スラング(俗語)というのは、
 
 
「辞書には載っていないけど、日常会話ではみんなガンガン使っている言葉」
 
 
のことです。
 
 
日本語だったら、
 
 
「パクる」とか、「ヤバい」とかがスラングです。
 
 
スラングは、言葉の学習者泣かせのジャンルです。
 
 
言葉通りに意味を取っても、分からないことが多いからです。
 
 
たとえば、「ヤバい」という言葉。
 
 
これは、シチュエーションによって、全く意味が変わります。
 
 
「これはヤバいことになった!」
 
 
と言ったら、「マズい」とか「ピンチ」とかネガティブな意味になります。
 
 
でも、サッカーの試合でエース選手がゴールを決めるシーンを見て、
 
 
「あいつのシュートはマジでヤバい!」
 
 
と言ったら、
 
 
「スゴい」とか、「素晴らしい」とか、ポジティブな意味になります。
 
 
シチュエーションによって、意味が変わるし、しかも使われます。
 
 
これは日本語を学んでいる外国人にとってはやっかいです!
 
 
これがスラング(俗語)のハードルの高さです。
 
 
 

初心者の頃ほど・・・

実は英語の初心者の頃ほど、こういったスラングに興味がわきます。
 
 
僕もそうでした。
 
 
「英語スラング辞典」という小さな本を買ってきて、フレーズを丸暗記して英会話スクールの先生の前で使っていました。
 
 
まだちゃんとした文章も組み立てられないうちから・・・
 
 
もちろん、英会話スクールの先生は、生徒を褒めるのが仕事みたいなものなので、笑顔で聞いてくれて、「スゴいね!よくそんな表現知ってるね!」みたいに言ってくれました。
 
 
 

バカにされる?!

でも、それを英会話スクールの外の世界、たとえば外国人の集まるバーなどで使うと、なんだか変なリアクションが返ってくることがありました。
 
 
僕がスラングを使うと、ネイティブにクスクスと笑われることがありました。
 
 
「え?何??」
 
 
と僕が聞くと、向こうは笑いをこらえながら、
 
 
「いや、何でもないよ。よくそんな言葉知ってるね。ププッ!」
 
 
みたいな感じでごまかされる・・・ということがありました。
 
 
何となく、バカにされているような気がしました。
 
 
 

通じない!

そして、もうひとつ。スラングは、相手によってはまったく通じないことが分かりました。
 
 
アメリカで使われているスラングを、イギリス人の前で使うと、まったく通じないことがあります。
 
 
同じように、オーストラリア人に教わったスラングをアメリカ人の前で使うと、まったく通じないことがありました。
 
 
こっちはドヤ顔でこなれたスラングを使っているのに、まったく通じないと、何だかスゴく恥ずかしい気分になります。
 
 
まるで、渾身のギャグがスベったような気分です・・・
 
 
後から分かったのですが、スラングというのはその国の文化から生まれたものが多いので、同じ英語圏でも、国が変わるとネイティブ同士でもスラングが通じないことがあるそうです。
 
 
僕はそれを知ったとき、
 
 
「なんてこった!相手がどこの国出身か確かめてからじゃないと通じないなんて!全然使えないじゃん!」
 
 
と悲しくなりました。
 
 
国ごとに違うスラングを国別に覚えて、それを相手に応じて使い分ける、という手もあるでしょうが、そんな高度な技は、僕にはとても使えるとは思えませんでした。
 
 
 

ボビー・オロゴン化

僕がスラングの勉強を捨てた理由は、もうひとつあります。
 
 
それは、自分が「ボビー・オロゴン化」することを恐れたからです。
 
 
ボビー・オロゴンさんがよくテレビでしゃべっているのを聞くと、日本語をカタコトの発音でしゃべりながらも、
 
 
「オメー、ふざけんなよ!」
 
 
とか、
 
 
「マジヤベーよ!」
 
 
みたいに、こなれたカジュアル表現やスラングを使っています。
 
 
僕はボビーさんの日本語を聞いたとき、「自分の英語もこんな感じに聞こえているのかも?」と気づきました。
 
 
ボビーさんは芸人で、それが面白い!ということでウケているのですが、同じことを英語で僕がネイティブ相手にやっても、面白がってもらえる確率は低いでしょう。
 
 
むしろ、相手を不快にさせてしまうことがあるかもしれません。
 
 
僕の当時の英語力を日本語にすると、
 
 
「私の好きの食べ物は~」
 
 
なんて普段言っているレベルでした。
 
 
そんな僕がいきなり、
 
 
「それはマジでヤベーよ!」
 
 
なんて言い出したら、とてもカッコいいとは思えません。むしろ、イタい奴です。
 
 
きっと、僕のスラングを聞いてクスクス笑ってたネイティブも、そんな気分だったのでしょう。
 
 
 

もっと大事なことがある

僕はそれに気づいてから、スラングを勉強するのをやめました。
 
 
そして、今までスラングを勉強するのに使っていた時間とエネルギーを、
 
 
「スタンダードな英語をもっとちゃんと使えるようになる」
 
 
ことに費やすことに決めました。
 
 
少なくとも、
 
 
「私の~好きの~食べ物は~・・・」
 
 
なんて言っているレベルから脱却して、
 
 
「私が今まで食べた中で最高においしいと感じた食べ物は・・・」
 
 
ぐらいのレベルの文章が口からポンポン出てくるようになろう!と思いました。
 
 
世界共通語として通用するだけの英語力を身につけた上で、その後、スラングを学びたいと感じた時に学び直せばいいじゃないか!
 
 
と思い、スラングの勉強を捨てました。
 
 
その後、ビジネスでも使えるスタンダードな英語を身につけることに専念しました。
 
 
今のところ、まだスラングを勉強し直す必要性は感じていません。
 
 
 

スラングを学ぶメリット

とはいえ、スラングを学ぶメリットがないわけではありません。
 
 
映画やドラマなどのセリフは、スラングの連発です。
 
 
字幕なしで映画やドラマを楽しみたい!という目標を達成するためには、スラングの学習は必須だと思います。
 
 
また、ネイティブ同士のカジュアルな会話の輪の中に入っていくためには、スラングの理解力は必須です。
 
 
これを書いている現時点(2018年)では、僕はスラングを学んでいません。
 
 
でも、僕は一度何かにハマると、とことん極めたくなる性格なので、もしかして数年後にはスラング博士みたいになっているかもしれませんが(笑)
 
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