From 師範代Shinya(新村真也)
(※今日の記事①には、まだ英語ネタは出てきません。ご了承ください)
先日、妻の誕生日に夫婦でディズニーランドに行ってきました。
ディズニーに行くのは数年ぶりだったので、できるだけ乗り物を満喫できるように、週末と祝日を避けて行くことにしました。
「連休明けの平日を狙えば、きっと混雑の波が落ちるタイミングに違いない!」
と思って連休明けの平日にしたのですが、空いているどころか、あり得ないくらいの混雑っぷりでした!
お客さんの回転の速く、5分ぐらいの待ち時間で乗れることもある「イッツ・ア・スモール・ワールド」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「ピノキオ」などの「流れる乗り物系」でさえ、この日は45分~1時間ぐらいの待ち時間でした。
客層は日本人の学生が多くて、まったく平日っぽさがありません。特に中高生~大学生ぐらいまでの女子グループが多く感じました。学校が休みだったのかもしれません。
女子の楽園
僕はディズニーランドに行くたびに思うのですが、ディズニーは「女子の楽園」です。
普段は街中で着れないような派手な服とメイクで、グループでおしゃべりしながら乗り物や食べ物を楽しむ姿は、本当に楽しそうです。
男性には、こういった願望はありません。(もちろん中には好きな人もいると思いますが)僕はどちらかと言うとディズニーやUSJのようなテーマパークがけっこう好きな方ですが、おそらく女性とは違うポイントで楽しんでいます。
僕はエンターテイメントが好きなので、ショーダンサーの演技力やダンススキル、選曲や音響設備などを見ながら感心して楽しんでいます。
そして、「自分のマジックショーや英語セミナーの中に取り入れられる要素はないか?」という視線で見ています。
女性脳を満たす仕掛け
僕はここ数年間、「男女脳の違い」についてセミナーや本で勉強しています。その知識を元に推測すると、女性たちの多くはおそらく、僕とは違う視点でディズニーランドを楽しんでいるようです。
太古の時代から、女性脳には「体験を共有し、共感し合い、つながりを感じたい」という本能が組み込まれています。
これは、「集落の中で集団生活」することを中心に発達してきた女性脳の特徴です。集団の中でうまくやっていく能力は、昔の女性にとってはまさに死活問題だったのです。
みんなで同じアイテムを身につけて、同じ乗り物に乗って、感想をシェアし合うことで、女性の本能が満たされるように、ディズニーには仕掛けがいっぱいあります。
また、乗り物を待っている間も、女性たちはおしゃべりで盛り上がります。
女性脳は感情を共有する手段として「おしゃべりする」ことで快感を得られる仕組みになっているので、待ち時間も苦になりません。
一方で、男性脳は「獲物を狩る」ことを中心に発達してきました。狩をする男性にとって言葉の役割は、「情報の伝達」や「命令」です。
なので、おしゃべりそのものをコミュニケーションとして楽しむという感覚がありません。(個人差はありますが)
この違いから、「ディズニーの長い行列待ち時間」も、男性脳にとっては苦痛でしかありませんが、女性脳にとっては「エンタメ」になるのです。
カップルがディズニーで別れる?!
よく「付き合いたてのカップルがディズニーに行くと別れる」という都市伝説のような噂を聞きますが、その理由はこの男女脳の違いから来るようです。
女性は待ち時間に「楽しいおしゃべり」を期待していますが、男性は待ち時間にイライラしたり、「楽しいおしゃべり」ができなくて沈黙が長くなりがちです。
どうしても2人の間に気まずい空気が流れるようになります。
その結果、「この人はやっぱり価値観が合わないかも?!」とお互いが思ってしまい、破局してしまう・・・というのが、あるあるパターンの流れです。
ここまで読んできたあなたは、
「もう男女の違いは分かったよ!いったい、いつ英語の話になるんだ?」
と思われたかも知れません。
この先で僕らが体験したことが、英語に関係してくるのですが、今日は長くなってきたので、また次回お話ししますね。
・・・つづく。
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