From 師範代Shinya(新村真也)
先日、妻と一緒に品川駅前の「品川プリンスホテル」の中にある「和ビストロ いちょう坂」というレストランに行ってきました。
ここは、和食と洋食のミックスのこだわり料理をバイキング形式で食べられるレストランです。
ここがカップルにオススメな理由は2つあります。
①インテリアの質感が高くてオシャレ感満載な上に、料理の種類がたくさんあり、少しずつ色んな味を楽しめます。1つ1つの料理もめちゃくちゃおいしいので、女性の満足度が高いです。
②バイキング形式で食べ放題な上に、滞在時間の制限がなく、最大3時間半もいられるので、男性はお腹がふくれて満足度が高いです。
以上2点から、男女ともに満足できるレストランです。
メニューは和食の比率が高く、寿司とサクサクの揚げたて天ぷら&とろろうどんと、松茸ご飯が最高でした!
デザートも、小さな洋風ケーキが数種類、和菓子の白玉あんみつ、わらび餅が食べ放題なので、いつまででも食べていられます。
けっこうな量を食べたはずですが、なぜかお腹が苦しくならないのは、おそらくヘルシーな和食が中心だからだと思います。
これだけおいしい料理をこれだけたくさん食べて、ランチタイムにひとり2,500円は、なかりコスパが良いと思います。
海外のお客さん
僕らが座っていた席の2つ隣のテーブルに、大人数のグループがいました。そのグループは、欧米系の人たちと日本人のミックスグループでした。
日本人メンバーはスーツを着ていて、欧米人グループはちょっとカジュアルなシャツにジャケットを羽織っていて、おそらく仕事上の接待ではないか?という雰囲気がしました。
そのテーブルは、とても盛り上がっていて、笑顔と大きな笑い声が飛び交っていました。
「なるほど!ここを接待に使うのは、ナイスアイデアだな!」
と思いました。
ここは食べ放題なので、身体の大きな欧米の人たちにも満足のいく量を提供できます。しかも、和食がメインなので、十分に「異国情緒」を味わってもらうことができます。
さらに、料理を一緒に皿に取りながら、「コレは何?」「それは○○ですよ。こんな味がしますよ。」といった、ちょっとしたスモールトークができます。
それがまた、会話の潤滑油の役割を果たしてくれるでしょう。
海外に来たら・・・
僕は、そんな彼らのテーブルを見ながら、ふと英語を習い始めたばかりの頃のことを思い出していました。
初めの頃は、僕は「西洋かぶれ野郎」でした。外国人の集まるバーに行ったら、
Hey! What’s up?
とか言って、いかにも「こなれた風」を装っていました。(実際にはその後の会話はボロボロでしたが・・・)
西洋の文化をマネして、西洋人ぽくふるまうことがカッコいいと思っていました。服装もヒップホップ系のダボダボファッションを着ていました。(ダンスをやっていたのも理由のひとつでしたが)
そうすることで、ネイティブの友達も喜ぶし、「シンヤはイケてる」と思われるんじゃないか?と思っていたのです。
でも、今になって冷静に考えてみたら、「西洋かぶれ」はネイティブ達から見るとあまり「イケてない」部類に入るんじゃないか?と思えてきました。
それはちょうど、僕らが逆に海外に行ったときに、
「台所」という漢字のタトゥーが腕に入った外国人が、浴衣を着て歩くのを見るのと同じ感覚かもしれません
「日本文化をリスペクトしている」というのは伝わってきますが、「おぉ!カッコいい!」とは思えないような気がします。
異国情緒がカッコいい!
異国に来たら、その国の文化を体感できるのが、旅行者にとって最高の体験になります。
ということは、僕ら日本人も、外国人と英語で話す時に「西洋人ぽさ」を演じる必要はないような気がします。
もちろん、しっかり聞き取れるイントネーションと発音で、ジェスチャーも交えながら会話することは必要です。
でも、その中にどこか「日本人ぽさ」があると、相手は「日本の現地人と話せた!」という喜びを感じるような気がします。
そうすれば、僕が品川の「和ビストロ いちょう坂」のレストランで見たような「超盛り上がる会食」と同じような状態を実現できるような気がします。
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