From 師範代Shinya(新村真也)
日本人の大人で、第二言語として英語を学んでいる人のタイプは、突き詰めると4種類しかありません。
①頑張って英語力を伸ばして、望む結果を得た人
②頑張っているのに、英語力がなかなか伸びずに悩んでいる人
③ラクして英語力を伸ばそうとしているけど、なかなか伸びずに悩んでいる人
④ラクして英語力をアップさせて、望む結果を得た人
この4タイプのうち、あなたはどのタイプでしょうか?
ちなみに、④のタイプの人は、今のところ実在するのかどうかは分かりません。
よく、怪しい教材の宣伝には、④のタイプの人が、「私はこれでペラペラになりました!」みたいな感じでたくさん出てきます。
もしそういう人に出会ったら、僕はぜひ英語で会話をしてみたいし、自分でもその「ペラペラメソッド」を中国語や韓国語などの他の言語で試してみたいのですが、残念ながらまだ現実世界でそういう人に出会ったことはありません。
ラクしてペラペラになりたい!
これは、すべての人に共通する願望だと思います。
人間の中には、
「できるだけ少ない労力で、できるだけ大きな結果を得たい!」
という本能があります。
その本能のおかげで、電車やクルマ、飛行機が発明され、インターネットなどの文明がものすごいスピードで発達しています。
パソコンもスマホも家電製品も、
「より軽く、より小さく、より手軽に」
をコンセプトに、どんどん進化しています。
この「ラクしたい本能」は、人間の文明進化に必要なものです。
でも、英語学習に関しては、それが上達の妨げになることがあります。
僕のケース
僕も英語学習を始めたばかりの最初の頃は、「できるだけラクしてペラペラになれる教材やメソッド」を探し続けていました。
なので、③のタイプの人の気持ちはよく分かります。
でも、残念ながら、どんなに英語のCDを聞き流しても、どんなにネイティブの集まるバーに飛び込んで行っても、僕の英語力には大きな変化は起きませんでした。
僕の英語力が伸び始めたのは、英語学習にそれなりの労力と時間を注ぐようになってからです。
①頑張って英語力を伸ばして、望む結果を得た人
②頑張っているのに、英語力がなかなか伸びずに悩んでいる人
③ラクして英語力を伸ばそうとしているけど、なかなか伸びずに悩んでいる人
僕自身は、③→②→①という順番で進んできました。
でも、ラッキーなことに、良い本に巡り会えたことで、②の時期は、比較的短くて済みました。
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頑張っているのに伸び悩んでいる人
でも、中には
「しっかり毎日学習時間も1時間半~2時間は取っているのに、ちっとも伸びない」
という人がいます。
僕の英語講師としての9年の経験上、けっこうそういうタイプの人は多いです。
僕がサポートしたいのは、まさにこういう人たちです。
「しっかり時間と労力をかける覚悟がありながら、正しいやり方が分からないために、間違った方向で努力をしてしまっている」
というタイプの英語学習者の人たちです。
そもそも何をどのくらいやればいいのか?
僕もいまだに、新しいことを学び始めるときには、いったい何から手を付ければいいのか?分からなくなります。
自分の向かっている方向が正しいのか?不安になることがあります。
そんな時には、経験者に聞くことにしています。
経験者とは、「それができる人」であることはもちろんですが、「できない状態から、できる状態になった経験のある人」を選ぶようにしています。
そうすると、的確なアドバイスがもらえることが多いのです。
「できない状態&できる状態」の両方を経験している人の目には、「他の人が間違った方向の努力をしている時」に、それが見えます。
僕も今は、「英語学習を頑張っているのに伸び悩んでいる人」に話しを聞くと、なぜ伸びていないのか?が分かるようになりました。
そこで見えたことを、僕はこのブログ記事で発信していきたいと思っています。
もし、この記事をここまで読み進めているなら、あなたはきっと、①か②のタイプの「頑張っている人」だと思います。
英語の達人養成ジムのブログでは、あなたを応援するメッセージを、これからも発信していきます。
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