
from 師範代Shinya
(→前回の続き)
前回の記事では、僕が先日、パソコンのデータを整理していたら出てきた、「7年前の新婚旅行の時にビデオカメラで撮った動画データ」を編集した話をお伝えしました。
その時に乗ったアメリカのクルーズ船では、本当に英語を使う機会が多くて、「英語学習者にとって、海外のクルーズ船旅行は、ピッタリかもしれない!」と感じました。
クルーズ船内は乗っている期間はずっとご飯も3食付きで、すべて乗船価格に含まれています。店員さんにチップを支払う必要も一切ありません。
ビュッフェは1日中開いているので、飲み物も食べ物も自由に手に入ります。
船内で、スケート、プール、ボルダリング、演劇、コンサートなどに参加しても、料金が発生しません。(※当時の情報です)
最初に支払う旅行代金は、普通の旅行に比べると高めになりますが、行ってからは、その気になれば1円も使わずに過ごせることが分かりました。
僕とサヤは、船内で現地の観光オプションツアーに申し込んだので、プラスで少しコストがかかりましたが、それもそんなに高額ではありませんでした。
今は当時に比べて円安が進んでいるので、どのぐらいの差額になるのか分かりませんが、当時は「思ったより安いじゃん!」と感じたのを覚えています。
海外旅行先でビデオを撮るメリット
今回、ビデオを編集していて思ったのが、「本当に撮っておいて良かった!」ということです。
色んなシーンで撮影したのですが、ビデオを見返すと、当時の記憶が鮮明によみがえります。
もちろん、写真でも記憶がよみがえりますが、ビデオには「音と動き」があります。
これが、7年経った今になって、すごく価値を帯びてくるのです。
クルーズ船内にどれだけの英語が飛び交っていたか、しっかり記録されていました。
僕とサヤが普通に船内を歩きながら、あーだこーだ感想を言い合っているシーンのビデオでも、僕らと同じように歩いている周りの乗客たちの話す英語が、かなり至近距離で聞こえてきます。
他にも、乗客とスタッフの会話、スタッフ同士の会話、船内アナウンスなど、あらゆるシーンで英語が飛び交っているのが伝わってきました。
今は英語を聞き取れる喜び
そして、あれから7年経った今、動画を編集していると、当時は聞き取れなかった英語が聞き取れるようになっていたのです!
これはけっこう嬉しい喜びでした。
他の乗客同士が、近くで早口でしゃべっている音声が、ビデオの中に入っています。
当時は、その場でも周りの乗客同士が話すのを聞いても何を言っているのか分からなかったし、帰ってきてからビデを見返した時にも、やはり聞き取れませんでした。
でも、今こうして編集しながら見返すと、一字一句聞き取れるのです!
僕は自分の英語リスニング力が確実に伸びているのを感じて、嬉しくなりました。
これはおそらく、この7年で学習の素材を変えたことが理由だと思います。
クルーズ旅行をした頃の僕の英語トレーニングメニューは、ネイティブ向けの書籍を、著者がゆっくりハッキリ読み上げる朗読音声を使って、シャドーイングや音読トレーニングをするスタイルでした。
その後、YouTubeが発展&普及したことで、海外ユーチューバーの動画に英語字幕が自動生成されるようになりました。
AIの字幕の精度が上がって、字幕をダウンロードできるようになったことで、
「海外ユーチューバーの早口英語を素材にしたシャドーイング&音読トレーニング」
が可能になったのです。
僕はその後、数年間は海外ユーチューバーの動画を素材にして、英語トレーニングを続けました。
ちなみに、動画のジャンルは自分が最も興味があって下地知識がある「ガジェットのレビュー系動画」です。
YouTube動画を使ったトレーニングで、だいぶ「早くてカジュアルな英語」に耳が慣れました。
だからこそ今、7年前の新婚旅行のクルーズ船での他の乗客同士の会話が聞き取れるようになったんだと思われます。
英語の上達ペースは、日々本当にゆっくりなので、自分で自分の成長は分かりづらいものです。
でも、今回のビデオが自分の上達を実感させてくれました。
思い出ビデオは、時間と共に価値が上がる
今回、ビデオを見返して感じたのが、思い出は時間と共に価値が上がっていく、ということです。
7年前に帰国してからビデオを見返した時も楽しかったですが、そこまで大きな感動はありませんでした。
でも、記憶が薄れかけている今、こうして見返すと、当時の情景がリアルによみがえってきて、感動します。
ビデオに、高い価値を感じます。
「よくぞあの時、ビデオカメラを持って行った!そして、現地でちゃんと録画し続けた!偉いぞ!自分!」
とホメてあげたい気分です。
ビデオは、本当に海外旅行と相性が良いと思います。
そして今は、スマホや小型カメラが発達したので、気軽にビデオが撮れる時代になりました。
もしあなたも海外旅行に行ったら、ビデオを撮ることをオススメします。
その体感価値は、数年後に爆上がりするはずです。
次回は、僕が今回、新婚旅行のビデオを編集しながら「あー!ここはもう少し、こうしておけば良かった!しまったぁ~!」と気づいて学んだことをお伝えします。
・・・つづく。
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す