from 師範代Shinya
「今年から英語学習を始めたはいいけど、私には人に言えるような目標がないんです。こんなのじゃあ、伸びないですよね・・・」
これは、僕がこれまで出会った英語学習者の多くの方々から聞いたセリフです。
確かに、成功した英語学習者の口から、
「ハッキリした目標を持ち続けたら、ここまで来れました!」
「常にゴールを明確にすることが、英語学習のモチベーションを保つコツです!」
といった言葉を聞くと、特にこれといった目標がない状態の自分は、モチベーションも保てないし、伸びないのかもしれない・・・と感じて不安になってしまいますよね。
でも、そんなことはありません。
人に誇れるような目的や理由がなくても、英語力は伸びます。
僕はこれまで、ハッキリした目標なく英語を勉強し続けて、モチベーションが落ちることなく、高い英語力を手に入れた達人たちの姿を見てきました。
以前の記事で、「2つの性格タイプ」についてお伝えしました。
①山登りタイプ=達成したいゴールを決めて、そこからブレイクダウンした中間目標と行動を決めるのが好きなタイプの人。
②川下りタイプ=ゴールを決めずに、流れに身を任せながら、その時々に興味があることを楽しみながら進むのが好きなタイプの人。
どちらが良いとか、どちらが高い英語力を手に入れられる、ということはありません。
どちらのタイプであっても、続けてさえいれば、英語力は伸びます。
でも、世間一般では、「大きな目標がないと、英語力が上がらない。勉強が続かない。」というイメージがあると思います。
でも実は、それは幻想です。
今回は、それを証明する一例として、僕の英語学習を始めた理由と、その後の体験談をお伝えします。
①最初のモチベーション:彼女が欲しい
僕の最初の英語学習モチベーションは、「彼女が欲しい」でした。
当時お付き合いしていた彼女に振られてしまい、心機一転で新しい出会いを求めていた僕は、男性ファッション雑誌の白黒ページで、
「女性に出会える習い事ランキングトップ10」
を見かけました。
1位は、料理教室。
2位は、英会話スクール。
3位以下は、覚えていません。
「とにかく、試そう!」と思ったのです。
僕はそれまで女性と出会って付き合えたルートは、「職場と習い事」の2つでした。
職場恋愛は、ラブラブな時は良いのですが、だんだんケンカが増える時期になって関係が険悪になってくると、仕事に行きづらくなります。
別れた後にはさらに、超気まずい日々が待っているのです。
そんな思いを2回した僕は、「もう、仕事で出会った女性と付き合うのはゴメンだ!」と思いました。
だから、習い事に出会いを求めたのです。
1位の料理教室の手応え
まずは1位の「料理教室」の体験レッスンに行ってみたところ、かなりハードルが高いと感じました。
理由は、
①女性の数が多すぎて、男性の自分が目立つので、逆に女性に話しかけづらい環境。というか、その場にいること自体に気まずさを感じた。
②料理自体に自分がまったく興味を持てず、たとえガンバって上達したとしても、カッコいい自分になれると思えなかった。(当時は)
③自分が通いやすい平日のレッスンは、主婦が多くて出会いにならなさそうだと思った。
ということです。
今になって振り返ると、実は料理教室は1位に選ばれる通り、「出会いの宝庫」だということが分かります。
①女性の数が多いのであれば、女性と話すチャンスが増える。狙った女性ひとりに絞るのではなく、まんべんなく色んなクラスメイトと話せば、良い練習になる。結果的にトークスキルが磨かれて、モテる確率が上がる。
②料理がまったくできない男性よりも、料理が得意な男性の方がモテる率は高い。
③主婦は男性慣れしているので、気さくで話しやすい。主婦の人達と仲良くなっておけば、友達の中から「彼氏募集中の未婚女性」を紹介してくれるかもしれない。特に既婚者は「独身者の世話を焼きたい願望」があるので、紹介してくれる確率が高い。
という感じです。
今だとこういうメリットが見えますが、当時28才だった僕には、そんんな長期的なメリットを考える視点はありせんでした。
ただ、その場に好みのルックスの女性がいるか?年齢が自分と近そうか?など、即結果につながるような部分だけ見ていたのです。
2位の英会話スクールの手応え
料理教室の後に行った英会話スクールの体験レッスンは、当時の僕の「即結果を求める願望」を満たしてくれそうでした。
僕はマネージャーさん(僕と同い年の既婚女性)に、
「このスクールに入る目的は何ですか?」と聞かれたので、正直に、
「実は、英語の上達よりも、女性との出会いを求めています」
と言いました。そしたら、
「正直ですね!(笑)そういうの、キライじゃないですよ。自慢じゃないですが、私のスクールでは、ここで出会って結婚したカップルが3組出ています。付き合ったカップルの数で言えば、もっと多いです。私のウラの目的は、男女の出会いなんです。」
と、僕にとっても最も魅力的な実績を出してきたのです。
実際にこの英会話スクールでは、
①社会人の女性のクラスメイトが多い
②2~3ヶ月に1回ペースで、スクール全体の飲み会がある。毎回、50~60名以上の男女が参加しているらしい。(ロビーにある写真を見たら、自分と同年代の男女が多かった)
③マネージャーが仲人的なことに情熱を燃やしている。
という点が備わっていました。
さらに、体験レッスンで僕とマンツーマンで話してくれたカナダ人男性とのレッスンがすごく楽しくて、完全に気に入ってしまったのです。
全然話せないのに、料理教室よりもモチベーションが上がりました。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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