
from 師範代Shinya
先日、たまたまYouTubeのオススメに出てきた動画で、
「うぉぉ!!これは!!ついにこれが可能になる時代が来たか!!」
と感動した企画がありました。それは、
「男性が婚活で出会った女性と初デートする様子を、第三者が動画で撮影し、デート終了後にプロの婚活アドバイザーと、デート相手の女性の両方から、フィードバックを受けている姿を公開する」
とうものです。
もちろん、デートの様子を撮影しているので、2人とも了承済みだし、演じている部分もあるでしょう。
ただ、やりとり自体に台本はなく、「婚活スクールの生徒の男性が、習った会話スキルを練習して、その姿を先生がフィーバックする」というわけです。
僕はこれを見て、「自分が婚活していた時に、こういうアドバイスが欲しかった!!」と強く思いました。
僕は31才~37才までの6年間、婚活市場に出入りを繰り返していたからです。
出入りしていたというのは、「婚活パーティーで彼女ができた!」とぬか喜びしていたら、その後のデートがうまくいかず、1ヶ月足らずで相手女性が音信不通になって、また婚活パーティーに舞い戻る。
というサイクルを繰り返していたからです。
そもそも、婚活パーティーで女性と連絡先交換まで持っていけるようになるまでにも、半年かかりました。
婚活必勝本を13冊読み、毎週末パーティーに参加して、自己フィードバックを繰り返した結果、なんとかお付き合いするところまでは持って行けるようになりましたが、そこまでには途方もない時間と労力がかかりました。
途中で挫折する人の気持ちも、よくわかります。
本で読んだ内容が、現場で発揮できないジレンマ
当時の僕は、「本を読んでも、本番の婚活パーティーやデートの現場では、緊張してすぐ忘れちゃうんだよな~。」というジレンマを感じていました。
それに、自分の会話の改善点に自分で気づけない、というのもありました。
後から本で読んで、
「あっ!このNGワードは、もしかして言っているかもしれない。自覚は無いけど、言っている可能性はあるぞ。」
と気づいたりすることもあります。
でも、気づかずにずっと過ごしてしまうこともあるわけです。
そうなんです。
この「自分で自分のミスに気づけない」というのが、婚活男性(おそらく女性も)よくあるパターンなのです。
自分の中の「あるある失敗パターン」が破れないから、いつまでも結果が出ないのです。
僕の場合は、何度も女性から断られたり逃げられたりするたびに、送ったメッセージや会話内容を振り返って、本のアドバイスと照らし合わせつつ、NGポイントを拾い上げていきました。
でも、これはかなり骨が折れる作業でした。
精神的にも「自分のできなかったところを探す」のがしんどいし、そもそも見つけたと思った部分が合っているのか?確信が持てません。
さらに、見つけるまでにかかる時間と労力が大きくて、途中で心が折れそうになりました。
婚活は、かなり孤独でスパルタな世界です。
その時に、僕はまさに今回のYouTube動画のような企画を、実際に頭の中で思い描いたこともあります。
婚活パーティーでの僕の言動や、その後の初デートでの僕の一挙手一投足をチェックし、細かく見ながら、
「ここで、このセリフはまずかったね。本来は、こう言うべきだったね。」
「ここでの支払いは、さっき女性が席を立ったタイミングで済ませておいた方が良いね。」
といった細かいフィードバックをくれる、という企画です。
そうすれば、本で学ぶよりも何十倍も早く吸収できます。
また、「自分のミスに自分で気づけない」というジレンマも解消することができます。
でも、それは夢物語で終わりました。
YouTubeも一般的ではなかったし、スマホのカメラ機能も低かったので、動画を撮って、それを一般の人に届けるまでのコストが、かなり高かったと思います。
あの頃に思い描いた夢物語が実現!
それが今、スマホを中心としたテクノロジーの発達と、YouTubeなどの「ネット上の動画インフラ」が整ったことで、低コストで動画を配信できるようになり、視聴者は無料で見れるようになったのです!
僕は先日、この婚活アドバイス動画を見たときには、感動しました。
その婚活チャンネルでは、何パターンかの違う男女の組み合わせ動画が紹介されていました。
同シリーズ動画の中には、エンタメ性を高めるために、40~50代の男性と、20代女性(しかもハイスペックな経歴を持つ美女)をデートさせるという、無謀な企画もありました。
そういう表面だけに着目すると、下世話なエンタメ動画に見えるかもしれません。
でも、動画の内容自体を見ると、とても現実的で地に足の付いたアドバイスをしていることが伝わってきました。
英会話にも応用できる?!
僕はこの動画を見ていて、「このコンセプトは、英会話にも応用できるのでは?」と思いました。
僕の知る限りでは、まだこういうサービスは出てきていない気がします。(僕が知らないだけで、すでにあるのかもしれませんが)
理想を言うのはタダなので、現時点で頭に思い浮かんだ企画を、ここに備忘録的に書いておきます。
まず、「英語学習者が、外国人と英会話している姿」をビデオ撮影します。事前に何も仕込まずに、30分ほど英会話してもらいます。
その様子を、ビデオで録画しておきます。
それを、先生が後から見返しながら、細かく文法や英単語、言い回しのチェックをして、フィードバックしていくのです。
英会話の最中は、会話相手の外国人も、先生も、ただ静かに見守るだけです。
(文法や英単語のミスをするたびに止めてフィードバックすると、自然な会話の流れがなくなってしまうからです)
英会話がすべて終わった後に、先生からの細かいフィードバックがあります。
「ここで、このような言い回しをしていますが、主語と動詞の順番が逆になっていますね。本来の語順は、こうです。」
「ここでは、相手に言いたいことが伝わっていませんが、本当は何て言いたかったんですか?あ、それなら、英語では○○と言うと、自然に聞こえますよ。」
といった感じで、30分の英会話を細かくチェックしていきます。
ただし、このサービスを実行するためには、いくつか超えなければならないハードルがあります。
・・・つづく。
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