【画期的な会話フィードバックサービス⑤】

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

※最近YouTubeで見つけた、「婚活スクールの生徒のデート中の会話内容を、先生が細かくフィードバックする動画」を、英語学習バージョンにアレンジしたどうなるか?を妄想するお話の続きです。

おそらく現時点で実現できそうな英会話力アップ用のサービス内容は、

①生身の先生(もしくはAI)を相手に、30分ぐらい英会話する。

②その会話内容を録画して、あなたの発言内容をすべてAIが読み込んで分析する。

③発音、文法、英単語の3項目で、AIがあなたの英語をジャッジして、フィードバックする。

④フィードバック内容は、たとえば文法であれば、

「この時の英文は、文法的にここが間違っています。こう言い直せば、正しくなります。」

「この言い回しは、文法的には合っていますが、ちょっと不自然です。こうした方が自然に聞こえます。」

「ここで、あなたが本来言いたかったことは何ですか?日本語で教えてください。そうすれば、自然な英語に変換します。」

といったように、できるだけ細かい方が良いでしょう。

⑤2回目以降のレッスンでは、できるだけ前回フィードバックを受けた英語表現をメインに使っていく。そのためにも、同じテーマで何度も話すのもアリ。

という感じです。

相手がAIであれば、まったく同じ話題で毎日話しても、問題ありません。

また、同じ話題だったとしても、AIの反応は回によって変わります。

その分、話の流れが少し違う方向になるので、また新しい表現を学ぶことができます。

日本人とAIの相性の良さ

僕は、日本人の気質とAIは、相性が良い気がしています。

日本人は、文化的に「相手を尊重する」ことを重視します。

「遠慮し合うことが美徳」とされている文化で生まれ育った僕たちは、英語を話す時だけ急にガンガン行くことはできません。

だからこそ、「相手が人間ではない」というのは、スイッチを切り替えるのに役立つと思うのです。

相手がAIであれば・・・

・何度同じ話をしても、気になりません。

・何度同じ質問をしても、恥ずかしくありません。

・間違いを気にせず、ガンガン話せます。

・間違いをたくさん指摘されても、気楽に受け止められます。

英会話のフィードバックには、AIはかなり相性が良いと思います。

対人の英会話も、たまには必要

とはいえ、AIだけと英会話していると、いざ海外旅行先などで生身の人間と話した時に、急に話せなくなってしまうこともあり得ます。

これは、別に英語だからというよりも、「人間慣れしているかどうか?」が影響していると思います。

日本語の会話でも、ふだん生身の人間と会話せずに、ゲーム上のチャットなどでやりとりしている人が、急に生身の人間と向き合って話そうとすると、緊張してうまく言葉が出てこない・・・なんて状況になったりするのと同じです。

特に英会話の場合、話す相手は外国人です。

アメリカやカナダ、オーストラリアなどの英語圏の人達であれば、日本人とは、見た目がぜんぜん違います。たとえアジア系のルーツを持つ人であっても、やっぱり少し違って見えるものです。

ふだん姿の見えないAIとだけ話していると、いざ生身の外国人を相手にした時に、見た目の違いに圧倒されて、やられてしまうこともあります。

ふだんの実力の半分も出せずに終わる・・・なんてことも、よくあるでしょう。

実は僕も、最初に英会話スクールに通い始めた時には、先生の見た目にやられて、毎回緊張していました。

それまで海外旅行すら一度も経験していなかった僕にとって、青い目をした白人の先生たちとの英会話は、緊張の連続でした。

目を合わせるだけで緊張に飲み込まれて、言葉がまったく出てこなくなったものです。

「外国人慣れ」の部分も、英会話の流ちょうさを決める要素として、けっこう無視できない要素だと思います。

そういう点で、英会話の相手は、たまにリアルの外国人を相手にするメリットはあると思います。

ただ、フィードバックに関しては、AIにお願いするのが良いと思います。そっちの方が気軽だからです。

理想の英会話添削サービス

ここまでの僕の妄想をまとめると、

①英会話レッスンを録画する。(慣れないうちは、相手はAIでOK)

②録画の内容を振り返りながら、どこが間違ったのか?をAIが解説。

③日本語でこう言いたかったけど、言えずに断念した部分を、AIに日本語で伝える。AIはそれを聞いて、「英語で自然な表現はこれです。」と教える。

④毎日同じトピックで何度も話すことで、「この話題に関しては、あまり考えなくても口からポンポン英語が飛び出す」というところまで持って行く。

⑤AI相手に①~④を繰り返して自信がついてきたら、自信のあるトピックで生身の外国人の先生を相手に話す。その様子も録画する。

⑥緊張してうまく話せなかった部分を、後からAIにフィードバックしてもらう。

という作業を繰り返していきます。

ほとんどの作業をAI任せにすることで、コストを抑えつつ、効果的な英会話フィードバックサービスができる気がします。

そんなサービスが出てきたら、楽しそうですね!

もうすでにあったら、教えてください。

以上、僕の最近の妄想シェアでした。

 

(完)

 

—————————————

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

やり直し英語達成道場 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.