【英単語や文法の「分からない部分」の調べ方①】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
前回までの記事では、「1億人の英文法」のテキストのやり方を例に、
 
 
「1冊のテキストをやり込んで仕上げる具体的な方法」
 
 
についてお伝えしました。
 
 
独学をしていて一番困るのは、「テキストを読んでも分からない部分が出てきた時」だと思います。
 
これは、すべての英語テキストに共通する部分です。
 
 
どんなに「かゆいところに手が届く」ように作られたテキストでも、僕ら読者の英語力はバラバラです。
 
必ず、
 
 
・解説がないけど分からない部分
 
 
・解説を読んでも理解できない部分
 
 
が出てくるのが普通です。
 
 
でも、
 
 
・周りに英文法に詳しい人がいないから、質問できない・・・
 
 
・自力で調べようにも、どう調べて良いか分からない・・・
 
 
という場合もあるでしょう。
 
 
そこで今回は、「僕がふだんテキストやYouTube動画を使ったトレーニングをしていて、分からない部分が出てきた時に解決している方法」をお伝えします。
 
 
これは、どんなレベルでも、どんなテキストをやっている時にも応用できます。
 
 
(※注:ただし、「主語」や「動詞」といった基本の用語が全く分からない状態の場合は、調べた解説の文章が理解できない可能性があります。その場合は、まずは「基本にカエル英語の本」を読んで、最低限の文法知識を仕入れておくのがオススメです)
 
 
 
 

調べるツール2種類

僕がよく使う方法は2種類です。
 
電子辞書とネット検索です。
 
それぞれにメリット&デメリットがあります。
 
 

電子辞書のメリット

・検索スピードが速い。
 
・「成句検索」を使うと熟語も超スピードで調べられる。
 
・辞書なので、内容が信頼できる。
 
 

電子辞書のデメリット

・調べている英単語や熟語が必ずヒットするとは限らない。
 
 
・解説が、自分が知りたい内容とは限らない。(例:なぜこの言い回しになるのか?を知りたいのに、例文やルール解説しか出てこない等)
 
 
・検索結果の一覧が各項目1行ずつしか表示されないので、一覧を見るだけで「自分が求めている情報かどうか?」をジャッジしづらい。
 
 

ネットのメリット

・情報量が多いので、ヒットする確率が高い。
 
・知りたいことをピンポイントで指定して調べられる。
・検索キーワードのコツが分かると、欲しい情報はほぼ手に入れられるようになる。
 
 
・調べている英単語や言い回しの「ネイティブのイメージ」を知りたい場合は、ネットの方が分かりやすい。
 
 

ネットのデメリット

・情報量が多すぎて、取捨選択に時間がかかる。
 
・同じことに対して違う人が違う意見を言っていることが多い。どっちを信じていいかよく分からなくなることがある。
 
・記事を書いている人は必ずしも専門家ではないので、情報の信頼性は辞書よりも下がる。
 
 
以上が、電子辞書とネット、それぞれのメリット&デメリットです。
 
 
僕自身は電子辞書とネットの両方を使っています。
 
 

僕の電子辞書の使い方

僕は電子辞書で調べるときには、次の手順で打ち込みます。
 
 
①自分がよく使う辞書(僕のお気に入りはジーニアス英和大辞典)に、調べたい英単語を打ち込む。
 
 
②調べたい英単語が「熟語(句動詞)」の場合は、「成句検索」の欄に打ち込む。
 
 
③出てこなかった場合は、「複数辞書検索」に切り替えて調べる。
 
 
④複数辞書検索でも出てこなかった場合は、ネット検索に切り替える。
 
 

僕のネットの使い方

①グーグルの検索窓にキーワードの英単語や熟語を打ち込む。
 
 
②上位10記事ぐらいの一覧を見ながら、自分が探している情報がありそうかどうか?を探る。
 
 
③気になった記事をいくつか読み、もし違う意見が書かれている場合は、「自分にとってしっくり来る考え方」を選ぶ。
 
 
以上がネットを使うときの流れです。
 
 
そしてこの中で一番大事なのは、ステップ③です。
 
 
ネット記事ではよくあることなのですが、「1つのことに対してまったく正反対の解説や視点がある」ことが多いのです。
 
 
すると、混乱して「どっちが正しいんだろう?」という沼にハマってしまいます。
 
 
次回はその沼にハマらない方法をお伝えします。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
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