From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
「日本語と英語の視点の切り変え方」を教えてくれる本、
「会話もメールも英語は3語で伝わります」
の続編の本、
「英語は3語で伝わります:どんどん話せる練習英文100」
のレビューの続きです。
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1作目の本の中の例文はビジネス英単語が多く使われています。
仕事で英語を使わない人にとっては自分が使う例文としてリアリティーを感じられない部分があるかもしれません。
そんな声に応えてくれたのか、この続編テキストでは、日常的な表現がたくさん加わっています。
チャプター①自分・家族・友人のことを話してみよう
チャプター②見たまま、感じたまま何でも話してみよう
チャプター③日本の魅力を伝えよう
チャプター④仕事の話で深めよう
チャプター⑤気持ちと要求を伝えよう
と言う流れになっています。
ビジネス英単語の使われた例文は、全体の5分の1に減っているので、初心者でもとっつきやすい内容になっています。
オンライン英会話で使える表現が満載!
この本の中の例文は、オンライン英会話の中で使える表現が満載です。
最近は多くの人たちが自宅にいる時間が増えたことで、「オンライン英会話でもやってみるか!」と行動を起こす人の数も増えているようです。
そんな時に使える表現が満載なのは、とても嬉しいポイントです。
仕事で英語を使わない人にとっても、この本の例文はオンライン英会話でそのまま使っている自分の姿が想像しやすいと思います。
自分が英語を使うシーンが想像できるということは、それだけモチベーションを保ちやすいということです。
Before & After で分かりやすい
この続編の本も第一作目と同じく、
「日本人にありがちな英語」
↓↓↓
「3語の英語」
の両方が載っています。
特にこの「日本人にありがちな英語」の部分は、
・自分が初心者の頃によくこういう言い方してたな~と感じる英文
・13年間英語を教える中で、初中級者の生徒さんたちがよく作っているな~と感じる英文
がたくさん出てきます。
そして、それを3語の英語でシンプルに書き換えた例文が出てきます。それを読んでいると、
・あ、確かに!今なら自分もこう言うな。これが初心者の頃の発想と今の発想の違いか!
・なるほど!この発想を初中級者の瞬間英作バーが身につけたら、遠回りをしなくて良くなるぞ!
と感じることが多くあります。
実際に体感してみよう!
たとえば、例文はこんな感じです。(本文引用)
「私の趣味は読書です。」
【ありがち英語】
My hobby is reading books.
↓↓↓
【3語の英語】
I enjoy reading.
とってもシンプルになりましたね!次に行ってみましょう。
「インスタは若い人達に人気です。」
【ありがち英語】
Instagram is popular among young people.
↓↓↓
【3語の英語】
Many young people use Instagram.
ありがち英語では、amongという前置詞が使われていますが、これがとっさに出て来ない人はけっこう多いと思います。
3語の英語にすれば、そもそも前置詞を使わなくて良くなるので、めちゃくちゃラクになり、正確さもアップします。
最後にもうひとつ。
「ネットに問題が生じています。」
(※オンライン英会話で途切れる時に使えそうな例文ですね!)
【ありがち英語】
There are some problems with the internet.
↓↓↓
【3語の英語】
The internet has problems.
ありがち英語では、またwithという前置詞が登場しています。が、いざという時にはなかなか出て来ないかもしれません。
また、Thre is 構文は後ろに来る主語が単数なのか?複数なのか?によってisとareを使い分けなければなりません。
そういう点でも、先に主語を言う3語の英語の方が、ずっとラクに正確に作れるでしょう。
こんな感じで、Before & After の例文が両方載っているので、記憶に残りやすくなる工夫が満載です。
・・・つづく。
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