【原書のニュアンスの伝道師に:英語を使って新しい挑戦をはじめました⑤】

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

アメリカの伝説のセールスレターの「英語の原文」と日本語訳バージョンのニュアンスがあまりに違うことを、僕は自分の通うコピー道場の師範と道場生たちに伝えました。

すると、師範の吉田さんが一番大きな衝撃を受けていました。

吉田さん:「なんということだ!僕もこれまでお手本にしてきた伝説のセールスレターの原文が、こんなにニュアンスに違いがあったとは!」

そしてその後、僕は吉田さんが伝説のセールスレターに含まれた心理テクニックを詳しく解説するセミナーに招待されました。

そこでは、吉田さんが一通り解説した後に、僕に振られて、日本語訳との違いが大きい場所があれば僕から解説するという流れで進めました。

そんなことを続けるうちに、吉田さんと僕は気付きました。

「英語の原文のニュアンスをまで全部伝える方が、役立つんじゃないか?」

と。

そこで僕たちは、コラボで新しいセミナーを作ることにしたのです。

それが、

「伝説のセールスレターの原文をゼロから解説するセミナー(仮)」

です。

実際のタイトルはもう少し分かりやすく、キャッチーにする予定ですが、コンセプトはタイトル通りです。

僕が英語の原文を読み込んで、そのニュアンスをゼロからしっかり伝えていくというセミナーです。

以前のように「日本語訳と対応させて、大きく違うところを直す」という間違い探しのようなスタイルではなく、「英語の原文を頭から訳していく」というやり方です。

ただ、これをムリヤリ自然な日本語に当てはめようとすると、結局はGoogle翻訳の文章より少しマシ、ぐらいの訳になってしまいます。

そこで今回は、英語の原文の本当のニュアンスを伝えるために、あえて自然な日本語訳にこだわらないことにしました。

いったん一文を普通に翻訳した後に、

「日本語ではこういう言い回しにしかできませんが、実際には、英語の世界では日本にはない、こういう文化背景があるため、この英文にはこういうニュアンスが加わります。」

という解説を入れるのです。

文化の違いにフォーカスする

このセミナーで僕が力を入れた部分は、

「文化の違い、時代の違いにフォーカスして解説する」

ことです。

海外のセールスレターがなぜ爆発的にヒットしたのか?を分析するためには、必ず文化の理解と、その時代の背景が欠かせません。

たとえば、1つの例として、アメリカの伝説のセールスレターの中に、「間違いレター」と呼ばれるものがあります。

「あなたは、こんな間違いをしていませんか?」

というセリフから始まり、読者の気を引きます。

そして読み進めていくと、

「よくある英語の間違い」

がポンポンと出てくるのです。

それは発音のミスだったり、文法のミスだったりします。

しかも、みんながよく間違えていそうなものばかりです。

これを日本人が日本語訳で読んだときには、「あぁ、よくある英語クイズね」と思うだけで終わります。

そのまま読み進めると、こういった間違いをしないでちゃんとした英語が話せるようになるメリットを並べて、最後に「英語教材を売る」という流れです。

これも日本人が日本語訳を読むと、「あぁ、よくある英語教材の宣伝ね」で終わります。

でもよく考えると、これはアメリカで大ヒットしたセールスレターです。

アメリカ人が自分たちの英語のミスを気にするのか?

そのために、わざわざ母国語の英語教材を買って勉強するのか?

という疑問がわき起こります。

もちろん日本にも、正しい日本語を話せるようになるための本や教材やセミナーはあります。

でも、それはあくまで、正しい日本語を話すことを求められる仕事をしている人か、あるいは日本語マニアの人たちが対象です。

決して世の多数派ではありません。

日本文化で生まれ育った日本人の視点では、このアメリカ人向けの英語教材の価値は見えてこないのです。

なぜ、この教材がそんなに売れたのか?

なぜ、このセースルレターは当時のアメリカ人の心に刺さりまくったのか?

その答えを読み解くためには、英文を日本語に置き換えるだけでは足りません。

当時のアメリカの時代背景や、アメリカという国の文化から見ていく必要があります。

そこが、とても面白いのです!

文化に思いを馳せながら原文を読むと、英語の中に色んなもの見えてきます。

当時のアメリカ人が持っていた常識、悩み、プライド、心の痛みなどが読み解けるようになって初めて、

「なぜ、このセールレターがヒットしたのか?」

が分かるようになるのです。

それが見えた時の発見と感動は、「英語をやってて良かったぁ~」と感じる瞬間です。

だいぶマニアックなことを話してしまいましたが、なんとなく伝わりましたでしょうか?

僕が最近、「英語をやってて良かったぁ~!」と感じた理由を解説しました。

ちなみに僕は、このセミナーの講師を担当したことにより、コピーライティングを教える講師としてのデビューも果たしました。

これから、吉田さんのお客さんである経営者の方々に、僕と吉田さんのコラボセミナーを紹介してもらう予定です。

まだ正式リリースはもう少し先ですが、もし「どんなこと話してるんだろうか?」と興味があったら、吉田さんのメルマガを購読してみてください。

リリース時にお知らせが届くと思います。

「吉田さんのホームページ」はこちらをクリック

(完)

 

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