from 師範代Shinya
（→前回の続き）
前回の動画では、オンライン英会話の効果として一番強く感じている、
「脳を英語モードに切り替えるまでの時間が、すごく早くなった」
ことについてお伝えしました。
今回は、そこに至るまでにどんな経緯をたどったか？を解説します。
ステージ１：ドキドキ緊張
最初は毎回、オンライン英会話レッスンが始まる直前～レッスン中もずっと、ドキドキ緊張していました。
これまで僕は、
①外国人バーでの英会話
②外国人の同僚との雑談
③カナダでの留学
の経験があったにも関わらず、オンライン英会話では毎回、緊張していたのです。
始まる前からソワソワして、レッスン中も緊張して、終わった後は汗びっしょり・・・みたいな感じでした。
その理由は、上記①～③とはまったく別物だからだと思います。
オンライン英会話の場合、先生と向き合っていて、しかも１対１なので逃げ場がありません。
その先生と話が盛り上がらなかったり、発音が聞き取りづらくてピンチでも、２５分間ずっと話し続けなければならないという縛りがあります。
これが外国人バーや同僚との雑談であれば、１人を相手に２５分間も話し続けることはまずありません。
せいぜい５分～１０分話したら、次の人と話しに行ったり、ダーツなどのゲームをやりに行ったりして離れます。
相手と話がかみ合わないな～とか、発音が聞き取りづらいな～と思ったら、１分以内に切り上げて逃げることもできます。
そういう点では、リアルな対面英会話の方が、実はずっとハードルが低いのです。
リアル対面英会話しか経験してこなかった僕は、オンライン英会話レッスンを受けるたびに、緊張していました。
２５分後には汗びっしょりです。
この消費エネルギーが高いステージ１で挫折してしまう人の気持ちがよく分かりました。
毎レッスン予約するのが、おっくうになってしまうのです。
毎回、次の先生を選ぶのも面倒です。
カスタマーレビューを見て、先生たちの自己紹介動画を見ているうちに、５分、１０分、２０分と時間が過ぎていきます。
やっと決まった！と思って予約画面に進んだら、数秒の差で他の人に予約されてしまった！
なんてこともしょっちゅうありました。
そんな作業の繰り返しだったので、最初の頃は、次回レッスンの予約作業だけで３０分以上かかっていました。
もし僕が英語初心者の頃（まだ音読や瞬作に出会う前の頃）にオンライン英会話をスタートさせていら、８０％の確率で３ヶ月以内に挫折していたでしょう。
ステージ２：慣れて楽しい
何度も数をこなすうちに、だんだん慣れてきて、楽しくなってきました。
お気に入りの先生の数も増え始めて、安定するようになってきたのです。
僕の趣味でもある「カメラの話」で盛り上がれる先生を見つけて、よくカメラトークに花を咲かせていました。
また、初対面の先生を相手に自己紹介する時にも、何の準備もなくただランダムに名前や出身地を話すのではなく、ちゃんと台本を用意するようになりました。
最初は５分程度の台本でしたが、相手の先生の反応や、その後の質問を見ながら、だんだん台本をふくらましていきました。
その結果、自分１人で話し続けるだけで１２分も話せる台本が出来上がりました。
レッスン時間２５分のうち、約半分です。
どんなに無口な先生であっても、僕１人で１２分話せる台本があれば、最強です。
まったく質問されなかったとしても、後は相手の先生に自己紹介を促して、僕は質問しまくれば２５分はあっという間に過ぎます。
この辺りから、初対面の先生とも楽しく英会話ができるようになってきました。
とはいえ、まだこの時期での感覚は、レッスン時間が近づくと、「よっこらせ！」「よっしゃ！やるか！」みたいな感じでした。
気持ちを切り替えないと、英会話の世界に入っていけない感じです。
ステージ１を抜けて、このまま楽しめる日々が続くと思いきや・・・そうではありませんでした。
・・・つづく。
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