from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
約1年前に3回分まとめて申し込んだCASECの存在をすっかり忘れて、有効期限が迫ってきたことで、僕は焦りました。
そこで今回、1回ごとにコンセプトを設けて、3回分をまとめて受験することにしました。
・1回目=何の準備もなしに久しぶりに受けたらどうなる?
・2回目=1回目の反省をもとに、改善点を加えたらどうなる?
・3回目=2回目の結果をもとに、さらに思い切った実験的なことをしたらどうなる?
という形です。
事前にすべてを決めるのではなく、それぞれの回の結果に応じて、次のコンセプトを考えていくスタイルを試すことにしました。
1回目=何の準備もなしに久しぶりに受けたらどうなる?
ということで、1回目のコンセプトは、何の準備もなしで受けたら、どうなるか?です。
そもそも、CASECは他のテスト、TOEICや英検に比べて準備がしづらいのが特徴です。
なぜかと言うと、過去問や問題集がないからです。
TOEICや英検を申し込んだ人のほとんどは、ぶっつけ本番では受けません。
事前に公式問題集や過去問を解いて、問題慣れしておくのがセオリーです。
そうしないと、テスト本番中にタイムマネジメントがうまくいかずに、実力を発揮できないからです。
せっかく払う受験料と、現地まで受けに行く時間と手間をムダにしないためにも、できるだけ本番テストの1回で良い点を取ろうとします。
そのためには、やはり事前準備をしっかりとやるのがベストです。
でもCASECは、対策はとてもしづらいです。
CASECは家で自分のパソコンを使って受けられるオンラインテストです。
自分の今の英語レベルに合わせて、次の問題が変化していきます。
1つ正解したら、次の問題のレベルが上がります。
その問題を間違えたら、次は少しカンタンな問題になります。
そうやって個別にカスタマイズされた問題が出る仕組みなので、過去問がないのです。
もし過去問があったとしても、あまり意味をなさないでしょう。
唯一の練習法
CASECの唯一の練習法は、ホームページにあるチュートリアルです。
各セクションの作りを事前に知るために、ダミーの問題が1つずつ用意されています。
ダミーなので、答えても正解したかどうかは分かりません。
あくまで、どんな画面の作りで、どういう風に見えるのか?どんな操作感なのか?を味わえるだけです。
それでも、やならいよりはずっとマシでしょう。
特にこういったオンラインテストを一度も受けたことがない人にとっては、本番で操作にとまどってしまい、ムダに時間とエネルギーを浪費してしまう事態を防げます。
ただ、このチュートリアルは過去問を受けるのとは違います。
過去問を解きまくることで得られる「良く出る英単語の種類や、出題の傾向をつかむ」といったガッツリした対策はできません。
あくまで、「操作方法に慣れる」というだけです。
その点では、CASECはもともと対策がしづらいテストです。
だからこそ、気軽に受けられるとも言えます。
どうせ対策できないから、とりあえず本番を受けてみよう!
と思える資格試験は、CASECぐらいではないでしょうか?
しかも、値段も安くて、通常価格で3,667円(税込み)で、20%オフ期間だと2,900円(税込み)です。
TOEICの受験料は現在7,810円(税込み)なので、半額以下で受けられます。
さらに、家で受けられるので、時間も手間もかかりません。
だからこそ、本番テストを練習として受けられるのです。
ということで、僕は今回、数年ぶりになるCASECテストをぶっつけ本番で受けました。
チュートリアルも見ずに、いきなり本番スタートボタンを押して始めました。
正直、過去に1度でも受けていれば、チュートリアル無しでもいけると思います。
次回の記事では、ぶっつけ本番で受けたスコアを公開して分析しながら、詳しく解説します。
・・・つづく。
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