from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
最近、すごく話題になっているAIおしゃべりツール「ChatGPT」のレビューの続きです。
今回は、僕が現時点でChatGPTをどう活用しているのか?をシェアします。
僕は自分がChatGPTに指示して作った英文を、毎回ネイティブの先生にチェックしてもらっています。
10本以上作って、今のところ文法ミスや英単語の選定ミスを指摘されたことはありません。
ちなみにこれらは、僕が「こんな英語テキストあったらいいのになぁ~」と思う英文です。
すごくマニアックでニッチなジャンルの話を、すごくシンプルな英文でどこまで言えるか?
みたいなコンセプトでChatGPTに書かせています。
たとえば先日は、
「ビデオカメラの誕生~現在まで歴史を、初心者レベルの話し言葉の範囲内で、300文字で書いてください。」
という指示を出しました。
すると、本当にその通りの内容の英文が作られました。
僕は英語も日本語も、小難しい表現があまり好きではないので、自分がしゃべるためのネタ帳は、できるだけシンプルでやさしい言い回しの英文がいいと思っています。
もちろん、内容が100%事実かどうかは怪しい部分があります。
でも、この英文の目的をあくまで「自分がネイティブの先生と楽しく英会話するための、仕込み用音読用テキスト」として見た場合、十分に使えると思います。
情報として自信がない部分は、「It is ~」と言い切るのではなく、「It seems to be ~(~らしいですよ)」みたいなボカし言葉を入れればいいだけです。
僕は自分のお気に入りのネイティブの先生の中に、ビデオ制作のプロの人もいるので、こういうニッチな話をすると盛り上がります。(ちなみにその先生は、僕とサヤのやっている世界版YouTubeチャンネルのオープニング映像を作ってくれた人です)
英語テキストで大事なのは、「中身の情報の正確さ」ではなく、「使われている文法や英単語の正確さ」です。
そう考えると、ChatGPTのマイナスポイントは、僕たち英語学習者にはあまり問題にならないと思います。
特に、僕のようにニッチな趣味や興味を持っている人にとっては、そのジャンルで英文を作ってもらえるのはありがたいです。
普通の英語テキストだったら、絶対に入れることができない話題だからです。
もし仮に作って出版しても、需要が少なすぎて売れないので、ビジネスとして成り立たないでしょう。
そのうち有料になる可能性が大
ちなみに、前回の記事で登場した「元イスラエルに住んでいたイギリス人のV先生」の体験談の続きがあります。
V先生は、ずっと前にChatGPTのアカウントを作りました。
そしてしばらく離れていたものの、久しぶりに使ってみようと思ってログインしたところ、「無料期間が終了しました」と表示されたそうです。
ペイパルの支払いに進まないと、画面上では何もできない状態になっていた、と言っていました。
つまり、V先生のアカウントは、完全有料化したのです。
おそらく、今僕たちが使っているバージョンも、いずれは有料化するでしょう。
少なくとも、今のように「無料で使い放題!」という状況がずっと続くとは思えません。
「無料体験期間が1週間で、その後は自動課金」
とか、
「無料で使える範囲は、1日1,000文字まで」
とか、制限がかかるかもしれません。
それがいつになるのかは分かりませんが、僕は無料のうちにたくさん使って、AIの扱いに慣れておこうと思います。
V先生いわく、イスラエルでは今、「AIリテラシーを高めることが、成功のカギ」と言われているそうです。
AIリテラシーというのは、AIを使う能力のことです。
「AIにどんな指示を出したら、自分の望む仕事をさせて、自分が望む結果が得られるか?」
その指示出しの発想とスキルを磨くことが、重要視されているそうです。
「AIが人の仕事を奪う」というのは以前から言われていることですが、
「今自分がやっている仕事をAIができるようになったら、自分が指示を出す側になれば良い、人間にしかできない仕事をしよう」
という考え方が、イスラエルのビジネスパーソン達の間で広まっているそうです。
僕もAIを恐れるのではなく、AIの進化を楽しむ発想を身に付けたいと思っています。
今後のChatGPTの進化を楽しみにしながら、一緒に英語学習に役立てていきましょう!
あなたはChatGPTについて、どう思いましたか?良かったら感想をコメント欄で教えてください。
また何か新しい気付きがあれば、シェアしますね。
(完)
p.s. あなたの英語力の進化にきっと役立つセミナーを3/11(土)に開催します。3ヶ月に1度のお得で特別なセミナーですのでよかったら体験してみてください(他の日程もあります)↓↓↓
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す