【アメリカ発祥のコーチングを学んだ体験談⑤】

 from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

※英語学習のモチベーションを引き出すスキルを身につけるために、僕が最近学んだ「Co-Active コーチング」のセミナー体験談の続きです。

僕が今回学んだコーチングのスタイルは、とても西洋的だなと感じました。

Co-Active コーチングでは、「コーチとクライアントが対等な関係を築くこと」と最も重視しています。

・コーチが上から目線で引っ張るのでははく、

・クライアントが「お金を払ったんだから、何とかしてくれよ!」とおんぶに抱っこではなく、

あくまで、コーチとクライアントが2人で強力しながら、一緒に築き上げていく場なのです。

そのため、Co-Active コーチングのスキルは、すべて「対等な関係を土台」にして成り立っています。

「この対等であること」は西洋文化で一番重要視されている部分だと思います。

・男女が対等であること

・人種が対等であること

・親子が対等であること

・先生と生徒が対等であること

・上司と部下が対等であること

・政府と国民が対等であること

など、色んな場面で対等を重視した社会作りをしているのです。

もちろん、すべてできているわけではありません。

・実際にアメリカで人種差別がなくなっているかどうか?

・上司と部下が本当の意味で対等に機能しているのか?

などの現状は、議論を呼ぶところがあるでしょう。

ただ、西洋の国民の多数派が、

「対等な社会の実現に向かっていこうよ!」という方向性は、間違い在りません。

個人的な好み

これは個人的な好みになると思いますが、僕は対等な関係を重視する西洋式のコーチングが好きです。

その方が、コーチングを受けるクライアントが、自立できるからです。

英語学習でCo-Active コーチングを取り入れれば、クライアントさんは自分の価値観に自分で気づき、ブレない方向性を手に入れることができます。

その結果、「自立した英語学習者」になれるでしょう。

自立した英語学習者は、英語のレッスンやコーチングを受ける時にも、しっかり考えた上で上手に利用します。

たとえば、

「ふだんの音読トレーニングは自分でできるけど、音読する前の英文の精読にけっこう時間と労力がかかるから、時間と労力を節約するために、師範代Shinyaの動画セミナーを受けよう!」

とか、

「音読を続けるモチベーション維持が大変だから、師範代Shinyaの通学コースに通って、毎週音読の成果を発表する場に身を置こう!」

というように、上手に利用するのです。

すると、英語力が確実に積み上がって伸びていきます。

コンサルタントを育てる先生の言葉

僕は以前、ネット集客コンサルタントの養成講座を受けたことがあります。

その時の講師の方は、コンサルタントを育てる立場の人です。

その先生が、講座内でこんなことを言っていました。

「本当に優秀なコンサルタントは、クライアントに依存させないんです。
『あなたがいなければ、できません!』と言われるのは、気持ちが良いかもしれません。

でも、本当に優秀なコンサルタントは、自分が不要になるところまで、クライアントを導くんですよ。

『あなたナシでもできるようになりました。ありがとうございます!』

と言われるのが、私たちコンサルタントのゴールなんです。」

このセリフを聞いた時に、僕は英語の先生にも同じことが言えるのでは?と思いました。

必要なタイミングで出入りできる仕組み

僕の生徒さんたちが、僕に依存するのではなく、必要なタイミングで一定期間、僕のレッスンやコーチングを利用する。

そして、新しい視点や習慣を手に入れたら、また自立してしばらく続ける。

その後、新しい目標ができて、新しい英語学習法や習慣が必要な時が来たら、また一定期間、僕のレッスンやコーチングを受ける。

その後、再び自立していく。

といった関係性です。

つまり、「自由に出入りしやすい環境」です。

この環境を維持しやすくするために、僕の動画セミナーや通学コースでは、3ヶ月や6ヶ月で一区切りにしたり、動画セミナーも最長9ヶ月で1つのコースが終わるようにしています。

そうすることで、生徒さん達がいったん離れて、また戻る、というサイクルを作りやすくしているのです。

また、妻のサヤが作ったFacebookグループ「本気の英語学習者の会」では、生徒さん同士の交流や自習会が活発に行われています。

この会では、他の英語の先生の講座を受けていることを公表してもOKにしています。

なぜなら、僕にも得意不得意があって、僕が不得意なジャンルを得意とする先生もいるからです。

「今の自分が伸ばしたい部分を教えるのが得意な先生を見つけて、サポートを受けること」

は、自立した英語学習者にとって大事なことです。

もちろん僕自身も、自分が提供できるサポート内容の幅を広げ、深めていきたいと思っています。

そして今回、Co-Active コーチングを学んだことで、さらに深く英語学習者のモチベーションサポートができるようになる予感がしています。

次回は、英語学習にCo-Active コーチングを取り入れたらどうなるか?を検証してみます。

 

・・・つづく

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