【最新版:2022年の電子辞書のえらび方①】

 

from 師範代Shinya

毎年2月には、新しい電子辞書のモデルが発売されます。

いつもこの時期になると、僕は電器屋さんに行って、新型の電子辞書をチェックしています。

今年も行ってきました。

電子辞書コーナーに1時間半入り浸って、店員さんからも細かい情報を教えてもらいながら、2022年モデルの操作性や中身のチェックを細かくしてきました。

まず、今年のモデルを話す前に、サラッと去年の復習からいきましょう。

2021年のカシオとシャープの動向

今の電子辞書は、カシオとシャープの2社しか作っていません。

必然的に、この2社の中から選ぶことになります。

去年は、カシオとシャープの動向には大きな違いがありました。

シャープはこれまで通り、すべてのモデルをリニューアルしました。(といっても、本体のデザインや性能にはほとんど変更ありませんが)

一方、カシオの方は、去年初めて全体リニューアルを見送りました。

そして、小学生モデルだけ、新型を発売しました。(本体は同じで、中身のソフトだけ少し変更した程度です)

それまで電子辞書市場で不動の地位を築いてきたカシオが、

「2021年は小学生モデル以外は新型を出さない」

と決めたことは、長年のカシオユーザーの僕にとってはかなり衝撃でした。

これが、去年の動向です。

2022年のカシオ&シャープの動向

そして、今年2022年のカシオとシャープの動向にも、大きな差が出ました。

シャープは去年同様、すべてのモデルを一新して、新型を出しました。(といっても、本体のデザインや性能にはほとんど変更ありませんが)

一方、カシオの方は、今年も全体リニューアルを見送りました。

そして、今年は高校生モデルだけ、新型を発売しました。(本体は同じで、中身のソフトだけ少し変更した程度です)

つまり、大人向けモデルは去年に引き続き、今年も新型の発表は無し、ということになります。

これはおそらく、電子辞書市場がスマホの辞書アプリに押されていることを受けての決断だと思います。

カシオユーザーとしては悲しいですが、カシオはこういった経営判断をしっかりするイメージがあります。

僕は以前、カシオのコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)を愛用していました。

スマホのカメラが進化して、コンデジ市場が縮小すると同時に、それまでコンデジ市場で不動の地位を築いていたカシオは、素早く撤退しました。

カシオ撤退のニュースは、カメラファンの間でかなりの衝撃でした。

その結果、僕が持っていたカシオのコンデジの市場価格が跳ね上がりました。

中古品でも以前の新品価格で取引されるようになり、新品は2倍以上の値段が付くようになりました。

僕はその価格高騰の流れに乗って、手持ちのカシオのコンデジを、メルカリで売って手放しました。

カシオの電子辞書撤退もあり得る

僕は、この流れを見ていると、カシオの電子辞書撤退もあり得るかなと思っています。

たとえそれまで不動の地位を築いてきても、思い切って身を引くことが、カシオのコンデジ撤退ニュースで証明されました。

むしろ不動の地位を築いてきたからこそ、市場の流れを読んで判断するスピードが早いのかもしれません。

ちなみに、カシオの2022年度版パンフレットを見たら、ビジネスモデルが「在庫僅少」と書いてありました。

つまり、今後ビジネスモデルは生産しないということだと思われます。

確かに、ビジネスモデルはTOEIC問題集などは充実しているものの、英語系の辞書の数が少なく、ちょっと中途半端な立ち位置でした。

僕の予想では、今後カシオは売れ行きの良くないモデルは生産を中止していき、少しずつ商品ライナップを減らしていくのでは?と思っています。

僕がカシオの電子辞書で一番ユニークだと思うのは、「プロフェッショナルモデル」の存在です。

英語の同時通訳者の第一人者の長井鞠子先生も、カシオのプロフェッショナルモデルを愛用しているそうです。

それほど専門的な使用に耐えられる英語の高級モデルが、もしなくなってしまったら・・・悲しすぎます。

買い換え検討中

僕は今でも、10年前に買ったカシオの英語プロフェッショナルモデルを愛用し続けています。

でも最近、ハード的に不具合が出るようになってきました。

テーブルの上に置いて使う分には良いのですが、両手に持ってタイピングした時、本体のわずかな「たわみ」で、いきなり電源が落ちることが増えてきました。

おそらく、内部の電源の接触の問題だと思われます。

英単語を調べている最中にいきなり電源が落ちるのは、けっこう不便です。

こういう不具合は、修理に出すと万単位で費用がかかる可能性があります。

たとえ電源周りを直しても、今度は液晶画面が寿命を迎えるかもしれません。

だったら買い替えた方が良いのかな?とも思っています。

もし今後、「カシオが電子辞書市場から完全撤退!」なんてニュースになれば、当然、今売られているプロフェッショナルモデルも、値段が倍以上になる可能性があります。

そう考えると、まだ生産されている今のうちに、プロフェッショナルモデルを買い換えておいた方が良いのだろうか?と悩んでいます。

・・・つづく

 

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