僕の電子辞書体験談【最新版:2022年の電子辞書のえらび方②】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき) (→この記事のシリーズを1話目から読む

僕が初めてカシオの電子辞書を手にした時の感動は、今でも忘れません。

「スゲー!!文字を打ち込むだけで、欲しい英単語がすぐに出てくる!しかも、ポケットに入るサイズと重さで、何十冊の辞書を持ち歩けるなんて!」

と驚きました。

その後は、毎年のように技術革新があって、シャープなどの他社メーカーが参入し、競い合うように新しい機能が追加されていきました。

僕はそのたびに、驚かされました。

【①ネイティブ発音革命】

ネイティブの声で発音が聞ける機能が加わっただと?!

どれどれ・・・

「take!」

おぉ!!スゲー!!

ネイティブのキレイな発音が何回でも聞けるぞ。

何て便利なんだ!

でも、まだ基本の英単語だけしか発音しれくれないか・・・

↓↓↓

【②ネイティブ発音の語数革命】

ネイティブ発音できる語数が増えた!

前は音が出なかった英単語も、今回は発音してくれるぞ。

しかも、ネイティブ発音できない英単語は、合成音声が読み上げてくれる!スゴい!

あ、でも、よく聞くと合成音声のクオリティーは低いな・・・初期のスーパーファミコンのソフトのキャラの声みたいだ。

イントネーションも変だし、とてもお手本にできるレベルじゃないな・・・

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【③ネイティブ発音の語数革命2.0】

さらにネイティブ発音データが増えたぞ!

今までずっと合成音声でしか聞けなかったマニアックな英単語も、ネイティブが読み上げてくれる!

じゃあ、この英単語は?あっ!ネイティブ発音だ!

じゃあ、これは?あっ!これもネイティブ発音!

スゴ過ぎる!

これはもう、電子辞書は最終形態になったか?!

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【④カラー液晶革命】

液晶画面がカラーになっただと!?

その手があったか!

テレビも作ってるシャープが出してきた!

さっそく売り場に見に行こう!

おぉー!!カラー画面は思った以上にキレイだ!

まるで、中学時代に喉から手が出るほど欲しかった、セガの携帯ゲーム機「ゲームギア」みたいだ!

これはテンションが上がるぞ!

欲しい!!・・・でも高い!!

↓↓↓

【⑤TVが見れる電子辞書】

え~!そっちに行っちゃった?!

いや、違うんだけどなぁ・・・

電子辞書でTV番組を見たいとは思わないよ。

しかも、アンテナが付いてかさばるし、重くなってるじゃん。

これはちょっと・・・

(その後はそんなに進化しないまま廃版)

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【⑥ネイティブ発音革命3.0】

なんと!!今度は英単語だけじゃなく、文章全体を読み上げるネイティブ音声が加わっただと!!

スゴい!!

あ、でも色々試してみると、辞書の例文全部ってわけじゃなくて、一部の例文だけを読み上げる感じか。

なるほど。でも、すごいレベルアップだ!

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【⑦マイク録音機能追加】

うぉー!ついにマイク機能が付いたか!

どれどれ・・・これで録音しながら発音すると・・・

「take!(ネイティブ発音)・・・take (自分の声)」

おぉ!こうやって交互に並べて聞き比べられるのか!

これは便利だ!

でも、この音声はずっと残るのかな?売り場の展示品で自分の声が残るのは、さすがに恥ずかしいぞ!

あ、ちゃんと消えた。

ところで、初心者の頃は自分の発音とネイティブの発音を聞き比べても、違いが分からないんじゃないかな。

どうせなら、AIが自分の発音をジャッジしてくれる機能が加わったら・・・ロマンがあるなぁ~。

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【⑧AI発音ジャッジ機能】

ついに!AI発音ジャッジ機能が付いたか!

いつかそんな日がやってくる気がしていたぞ!

あ、でも、さすがに全部の英単語をジャッジしてくれるわけじゃないのか。

発音ジャッジのコンテンツの中だけでやる感じね。

でも、かなり細かくジャッジしてくれる。

これはありがたい!

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【⑨進化スピードが遅くなる】

なんか、今年のモデルは去年のモデルとの違いがイマイチ分からないな・・・

店員さんに聞いてみよう!「すみませ~ん」

「そうなんですね!デザインが変わっただけで、新しい機能は追加なしですか。あとは中身の辞書が一部更新されたと。分かりました。」

そろそろ、電子辞書の進化も限界を迎えたか・・・

というか、すでに完成されたと言っていいような。

値段を変えずにできる進化は、すでにやり尽くした感があるよね。

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【⑩進化がストップ】

なんと!今年は新型出ないのか・・・

ついに、進化の歴史が終わった・・・

値段が下がっている今が、買い換え時かな?

僕の電子辞書体験談

以上が、僕がこれまでに経験してきた電子辞書の進化の流れでした。

個人的な記憶の掘り起こしなので、時系列的には業界の技術革新の順番とは前後しているかもしれません。

でも、とにかく毎年進化を続ける電子辞書の機能は、僕にとっては年明けの楽しみの1つでした。

だからこそ、去年からカシオの新モデルが出てないことは、悲しくもあり、当然の結果にも感じられました。

その一方で、シャープはコンスタントに毎年新型を出すという姿勢を貫いています。

次回は、そんなシャープのBrain新型をレビューします。

・・・つづく

 (→この記事のシリーズを1話目から読む

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