from 師範代Shinya
(→前回の続き)
今年のAI英会話の躍進は、チャットGPTだけではありません。
僕がレビューしたもう1つのアプリ、「ELSA スピーク」も大幅進化しました。
ELSA スピークは、もともとは「発音矯正」の機能で長年の実績があるアプリです。
発音矯正機能の充実ぶりと、聞き取り精度はすさまじく、1%単位であなたの英語発音の「ネイティブ度」を細かくジャッジしてくれます。
僕も何度もトライしていますが、どんなに気をつけて発音しても、ネイティブ度が98%~99%が限界で、100%が出たのは過去2回しかありません。(しかもそれは「1単語単位」なので、文章になるとムリです)
ジャッジ基準は、メチャクチャ厳しいです。
さらに、どこをどう改善すればいいのか?1つ1つの音節を細かくジャッジして、さらに改善案も文章で出してくれます。
僕の知る限りでは、ここまで細かく発音特化したアプリは、他にないと感じています。
そんなELSA スピークに、最近AI英会話の機能が付いたのです。
厳密に言うと、AI英会話機能自体は少し前からあったのですが、メインとしては打ち出されていませんでした。
それが、今年のAI英会話ブームに乗って、ELSA スピークはさらに色んな英会話機能を発展させてきた感じです。
初心者向けの機能が満載
ELSA スピークには、AI英会話初心者にとって優しい機能が満載です。
・ボタンを押した後に英語を話して、話し終わったらもう一度押すシステム。(じっくり考える時間が取れる)
・ピンチになったら助け船を出してくれるシステム(毎回、回答例の英文を数パターン出してくれます)
・AIが話すスピードを設定で自由に変えられる仕組み。
・会話の内容を、あらかじめ決めて提案してくれるメニュー
・こちらの話したいトピックを、細かく指定できるカスタマイズモード。
などなど、「英語学習者への配慮」という点では、チャットGPTよりも充実しています。
また、英会話の中での発音もチェックしてもらえるので、発音重視の方にはオススメできます。
このように、同じAI英会話アプリでも、
・ターゲットを英語学習者に絞りつつ、AI英会話機能が加わったELSA スピーク。
・Googleの代替の検索エンジンとして、幅広い人達をターゲットに発展しているチャットGPT。
それぞれにカラーが出ていて、面白いですね。
どちらも甲乙つけがたいのですが、僕が両方使った上で個人的な判断でざっくり分けると、
①英語初心者、英会話初心者には、ELSA スピーク
②英語上級者、英会話に慣れている人には、チャットGPT
という感じかなぁ~と思っています。
AIのもう1つの活用場所:ペン型翻訳機
そしてもう1つ、僕が今年レビューしたガジェットで熱いのは、「ペン型翻訳機」です。
文字通り、ペンのような細長い形をしていて、先端部分のスキャナーで英文をなぞると、なぞった部分だけを翻訳してくれます。
ペン型翻訳機自体は、数年前からありました。
でも、僕が以前に従来モデルを電器屋さんで試した限りでは、翻訳精度もスピードも、まだ実用レベルとは呼べないと感じたのです。
「だったら、電子辞書で調べた方が早いや!」
という結論に至りました。
でも、AIの進化によりペン型翻訳機にも革命が訪れました。
AIの進化の恩恵を十分に反映させた新型のペン型翻訳機が登場したのです。
この新モデルは、
・スキャン精度のスピードと精度の高さ
・翻訳のスピードと正確さ
・音声ジャッジ機能を生かした、発音チェックモード
など、基本性能を上げつつも、これまでのペン型翻訳機にはなかった新しい技術が盛り込まれていたのです。
個人的には、このガジェットは手に持っていて、今年一番ワクワクしました。
・・・つづく。
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