From 師範代Shinya(新村真也)
今、「クラブハウス」というスマホアプリ(現在はiPhoneのみ)が世界中で話題になっています。
僕がフォローしている海外ユーチューバーの方々も、こぞってクラブハウスについて話しています。
クラブハウスって何?をひと言で表すと、
「個人でラジオ番組を作って、自由に話すことを楽しめるアプリ」
という感じです。
ラジオ番組と同じように、MCとゲストがいて、音声だけで会話している様子を、他のリスナーが聞きます。
ラジオ番組と同じようにリアルタイムで流れるので、その時間に一度きりしか聞けません。(録音禁止というルールまであります)
ラジオのチャンネルを変えながら聞くのと同じように、リスナーは、自由に色んな番組を出入りできます。
リスナーも参加できる
ラジオ番組では、よくMCの人がリスナーの1人に電話をかけて、リアルタイムでお悩み相談のようなやりとりすることがあります。
クラブハウスでも、同じことができます。
リスナーの人達は聞いている最中に手をあげることができます。
手をあげた人をMCの人が選んで承認ボタンを押せば、承認されたリスナーは声で参加することができます。
という感じで、基本的な流れはラジオ番組とよく似ています。
新旧メディアの合体
古くから歴史のあるメディアの「ラジオ」を、最新の「スマホ」を使って個人が番組を作る。
「新旧をドッキングしたメディア」が、クラブハウスなのです。
この「みんなが馴染みのあるラジオ番組を、みんなが持っているスマホで手軽に作れる」という発想が世界中でウケているのでは?と僕は思っています。
(※この記事を書いている今現在は、クラブハウスのアプリはiPhoneでしかダウンロードできません。アンドロイドでは使えないのが残念です。)
ラジオ番組との違い
逆に、ラジオ番組とは違うポイントもあります。
スマホならではの機能を活かして、楽しいイベントがクラブハウスで作れます。
僕が感じた最大の違いは、「リスナーの名前と顔アイコン(写真)が表示される」ということです。
今何人の人たちが聞いているのか?
どんな人が聞いているのか?
を、全員が知ることができます。ここがポイントです。MCだけではなく、リスナー側の人達も「今誰が聞いているのか?」をチェックできるのです。
知り合いや友達と一緒に聞いていると、お互いの顔アイコンと名前がリスナー欄に表示されるので、「話してはいないけど、一体感を感じる」ことができます。
この辺りは、画面があるスマホならではの機能です。
またクラブハウスでは、番組の公開範囲をMC(主催者)の人が自分で決めることができます。
誰でも聞けるようにしたり、知り合いだけにしか聞けないように設定できるのです。
この機能をうまく使えば、「オンライン飲み会の音声だけバージョン」をすることができます。
少人数で開催して、MCがリスナー全員を「スピーカーとして承認」すれば、みんなでリアルタイムで話せる場を作れるのです。
音声だけだと気がラク
今はオンライン会議システムのZoomを使って、友達同士でお互いの家から参加して飲み会をする「Zoom飲み会」が人気です。
でも、Zoomの場合だとカメラがあるので、背景や自分の見た目を気にしなければなりません。
部屋が散らかっていたら片付けて、女性だったらメイクして、男性でも服装をそれなりに整えて画面の前に立つ。これはけっこう面倒です。
でも、クラブハウスは音声だけのやりとりなので、すごくラクに参加できます。
風呂上がりのパジャマ姿で、フトンの中から参加することもできるのです。
もし聞くだけなら、お風呂に入りながらでも参加できます。
もちろんZoomでもカメラをオフにして参加することができますが、もし間違ってカメラ機能ONのボタンに触ってしまったら、見えてしまいます。
その点、クラブハウスはカメラ機能はついていないので、気楽に使えます。
この手軽さが、世界中でクラブハウスが流行している理由のような気がします。
・・・つづく。
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