【良いと分かっていても面倒なことは続かない、と改めて思った話】

from 師範代Shinya

先日、娘とサヤと3人で公園に散歩しに行った時のこと。

外へ出た僕の姿をサヤが僕を見るなり、言いました。

「え?今日それ持ってくの?マジでそれ使う気?」

僕が片手に持っていたのは、これまでで最も大きな「撮影機材」でした。

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それは、僕が持っている中で一番大型の一眼カメラに、「ジンバル」と呼ばれる、手ぶれ補正をする機械をつなげたものでした。

ジンバルと一眼カメラを合体させると、タテにもヨコにも面積が出て、ものすごいサイズ感が大きくなります。

重量も片手で持てるレベルではないので、基本は両手持ちです。

そのため、通りすがりの人たちから見ると、「映画の撮影?」と思われそうな威圧感が漂うのです。

サヤは僕が手に持っている威圧感あふれる「ジンバル&一眼セット」を見て、ドン引きしたのでした。

スマホに淘汰されたビデオカメラ

最近は、こういった「ジンバル&一眼セット」で撮影する人が少しずつ増えているようです。

昔は子供の運動会や発表会で大活躍していた、片手で持てる筒状のビデオカメラは、今ではスマホに置き換わってしまいました。

先日、娘の保育園の発表会に行った時にも、9割のパパ&ママたちが、スマホで我が子を撮影していました。

残り1割の人たちは、一眼カメラを使っていました。

(ちなみに僕は、ゴツい業務用のビデオカメラにガンマイクを装備した、業者風スタイルで臨みました)

スマホの映像では満足できない「ガチ映像お父さん」たちは、一眼カメラで撮影する傾向があります。

スマホとは明らかに違う、背景がボケたシネマチックな映像が撮れるからです。

ただ、一眼カメラは手ぶれ補正機能が弱いものが多いので、歩きながら動く我が子を撮影するためには、ジンバルが必要になることが多いのです。

ただ、先ほどお伝えした通り、ジンバル+一眼カメラの組み合わせは、どうしても大きくなり、「映画の撮影スタッフっぽさ」が漂ってしまいます。

自分が持っている機材で最高の画質を追求したい

僕はこれまで、散歩の時にはポケットに入る超小型&軽量のジンバル一体型カメラを使ってきました。

「DJIポケット2」と呼ばれる名機です。

ジンバル付きなので、まったく手ぶれしない、超なめらかな映像が撮れます。

ただカメラ部分は、そら豆サイズの超小型なので、画質の雰囲気はスマホと同じぐらいのレベルです。

そこで今回、僕は手持ちの一眼カメラとジンバルを組み合わせて、「シネマチックお散歩ファミリービデオ」を撮ることにしたわけです。

歩道では目立つ

確かに、このジンバル&一眼セットで撮影していると、通りを行き交う人たちの9割が振り返りました。

僕は他人に振り向かれても気にならないのですが、サヤが恥ずかしがっていました。

ただ、公園に着いたら親子達がごちゃごちゃいるので、僕はまったく目立たなくなりました。

そこで、色んなアングルからたくさんの映像を撮影しました。

映像のクオリティー

家に帰ってから動画を編集し始めると、確かに違いが分かりました。

さすが一眼カメラ!背景もボケるし、良い雰囲気だ!

とワクワクしながら編集しました。

出来上がった映像をサヤに見せると、「確かに違うねぇ~」というリアクションで、まんざらでもない感じでした。

でも、次の散歩の時、僕がこの最強セットを持ち出すことはありませんでした。

理由は、「めんどくさい」からです。

ジンバルは、まず事前のセッティングが面倒です。

カメラを充電するために1度取り外したら、また乗せる時には重量のバランスを取る必要があります。

毎回微調整をしなければならないのです。

さらに、持ち歩く時にもデカくて重いので、両手がふさがります。

良い映像が撮れることは分かっている。効果は十分に分かっている。けど、面倒さの方が上回ってしまったのです。

結局、僕は元のポケットサイズのカメラに戻りました。

良いと分かっていても、面倒なことは続かない

これは、英語学習でも同じだと思います。

「これさえやれば、確実に効果がある」

と分かっていても、勉強法自体が面倒な場合は、やはり続かなくなってしまう確率が大です。

たとえば、「ディクテーション」と呼ばれる英語の書き取り学習があります。

リスニングした英語を、手書きでどんどん書き取っていく勉強法です。

これは手先と目と耳を同時に刺激するので、とても効果があると言われています。

でも、僕の経験上、ディクテーションを続けられる人はかなり少数派です。

僕も最初の1年目で英会話スクールの先生に勧められてトライしましたが、最初の1ヶ月以内に挫折しました。

それ以来、ディクテーションは一切やっていません。

僕にとっては、ディクテーションはかなり時間と労力がかかり、手も痛くなってきて、面倒さの方が上回ってしまいました。

もちろん、手書きすること自体を楽しめる性格タイプの人もいるので、全員が面倒と感じるわけではないでしょう。

ただ、僕の性格には合わなかったのです。

どんなに効果があると分かっていても、面倒なことは続きません。

いかに勉強の手間や労力を減らしていくか?

いかに「ながら作業」の中に英語のトレーニングを組み込んでいくか?

それを常に考えながら続けることが、英語学習で目標を達成するためのコツだと、改めて感じました。

 

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