From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙うのをやめた頃のストーリーの続きです。
TOEIC満点を狙うのをやめた僕は、今までTOEIC問題集を解くことに使っていた時間をエネルギーを、
①セールスコピーライティングの勉強
②海外のマーケティング、ビジネス、コピーライティングなどのジャンルの本を原書で読むこと
に使うようになりました。
やってみて気付いたのですが、こっちの方がTOEIC問題集を解く作業よりずっとおもしろく、集中して取り組むことができました。
ここ最近は、TOEIC問題集を解いている時は、なんとなく集中できずに気が散ってしまうことが多くありました。
一時期はTOEIC問題集を解くのが楽しくて仕方なかったのですが、ある程度の解法テクニックを使えるようになったら、新鮮味がなくなってきていました。
でも、ここでまたゼロから学べるコピーライティングとマーケティングの世界に足を踏み入れたことで、僕は初めて英語を習い始めた頃と同じような新鮮な気分で毎日を過ごせるようになりました。
興味のあることは吸収が早い
海外のビジネス書を本格的に読み始めて気付いたのですが、かなり専門的で英語レベルが高いものでも、興味のあるジャンルは吸収が早いです。
内容がどんどん頭の中に入ってきます。知らない英単語があっても、同じジャンルで日本語を使った勉強と平行して行っているので、同時進行で理解できるのです!
今までも、「興味のあるジャンルの記事から読み始める」というスタイルでやっていましたが、今はもう少し違う感覚です。
これまでは、「英語学習」がまず先にあって、「英語力を上げるために選んだテキスト」の中から、「自分が興味を持てる記事を読む」という感じでした。
でも、TOEIC満点を狙うのをやめたことで、これ以上「英語力を上げるための勉強」「結果を出すための英語の勉強」をする必要がなくなりました。
その結果、僕は完全に自由になったのです。
僕が読む本の選択肢は無限になりました!
自分が一番興味のあるジャンルの本を、その本の英語レベルに関係なく自由に選べるようになりました。
「英語学習」の世界からの脱皮
僕の人生を変えた、森沢洋介先生の名著「英語完全上達マップ」の中にも、実はこのステージに関することが書いてあるのを思い出しました。
「英語完全上達マップ」
↓↓↓
英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
(↑クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
森沢先生は、「TOEIC900点を越えたら、その先は自分の好きな本を自由気ままに読んでいくステージに行くといい」ということが書いていました。
僕はTOEIC900点を越えても、心のどこかで「もっと英語力をアップしたい!もっと結果を出したい!」という想いがありました。
その想いが、僕を英検1級合格へと向かわせました。
その後は、TOEIC満点へと向かわせました。
でも、そういった「結果」ばかりを求めていると、英語学習本来の目的である、「自由」を味わうことができなくなるんだな、とこの時初めて思いました。
自由な世界
僕が感じた英語を学ぶことで行ける「自由な世界」は、こんな感じです。
・世界中の本の中から、自分の好きな本を自由に選んで読める。
・世界中の尊敬するビジネス界のグルのレクチャー(動画でもライブでも)を受けることができる。
・海外のショッピングサイトを見ながら、日本にはないユニークな製品情報を楽しむことができる。
・自分が買いたいアイテムを買った人の感想を、アマゾンの海外サイトのカスタマーレビューでもチェックできる。
・海外旅行で自由に行動できる。
そんな自由な世界へ出て行くのには、TOEIC900点前後の力があれば十分です。
僕はそのことに、改めて気付かされました。
・・・つづく。
コメントを残す