From 師範代Shinya(新村真也)
(※僕がカナダで一人旅していた頃の体験談です)
(→前回のつづき)
トロントの寿司バーで「寿司セット」を注文した僕は、注文の品が出てくるのを心待ちにしていました。
どうやら、トロントでは寿司はかなり高級な食べ物のようです。
オシャレな店内と落ち着いたBGM、高級な雰囲気のテーブルやイスから、いかに寿司がハイステータスな位置づけかが伝わってきます。
日本で言えば、フレンチレストランみたいな感じなのかもしれません。
きっと、フランスにも庶民料理はあるでしょうが、日本ではなぜかフレンチは超高級レストランの代名詞みたいになっています。
日本にも100円回転寿司はありますが、ここトロントではきっと超高級レストランの代名詞みたいになっているのでしょう。
トロントの寿司
僕の注文した寿司セットが出てきました。とりあえず、いろんな味がひとつずつ組み合わさってセットで出てくるやつです。
メニュー表を見ても品名からは内容がよく分からないので、セットにしました。
僕の目の前に出てきた寿司は、ものすごくカラフルでした!
もちろん、生魚はありません。
天ぷらや肉、アボカドなど、日本でこれを本格寿司屋が出したら、「邪道」と呼ばれそうな内容になっています。
ご飯も、酢飯ではありません。
ふつうのご飯です。
でも、実は僕は酢飯があまり好きではありません。酸っぱいのが苦手なので、酢の物も苦手なのです。
なので、僕にとっては、カナダの寿司はとても口に合います。
口に入れると、何か分からないけれども、すごくおいしい味が口の中いっぱいに広がりました。
うまい!!
意外なほどのウマさ&満足感!
たぶん高級食材なので、あまりバクバク食べてはいけない雰囲気でしたが、あまりに美味しいので、どんどん食べてしまいました。
でも、そこはカナダ!ひとつひとつのサイズがデカい上に、数もけっこうあります。
男の自分には、この量の多さは満足です!
僕らは、かなりのペースで寿司を食べていきました。
それにしても、入っている具材が何だか分かりません。
寿司と言っても、にぎり寿司ではなく、巻き寿司がメインになっています。
そして、店員さんは全員アジア人ですが、日本人らしき人はひとりもいません。
たぶん、雰囲気を出すためにアジア人を雇っているのでしょうが、日本人限定になるとさすがに絞られすぎてしまうのだと思います。
ここの主人はどうなんだろう?日本人なんだろうか?
でも、それを確かめる方法はなさそうです。
店内はものすごく広い上に、キッチンは客席からは見えません。
みんなとの別れ
美味しい寿司をたらふく食べた僕は、とても幸せな気分でその日の夜を過ごしました。
翌朝、いよいよ出発の時が来ました。
ジェフがクルマで送ってくれることになりました。
クルマに乗り込む前、僕はダンと固い握手を交わしました。
ダンは、これから僕が向かう先、モントリオールのホテルを一緒に探して、予約までしてくれました。
予約前にホテルについて色々と分からないことがあったので、電話で聞こうとしましたが、僕が不安そうにしているのを見て、ダンが代わりに電話して聞いてくれました。
「残りの旅を楽しんで!」
ダンはそう言うと、ハグをして笑顔で送り出してくれました。
メアリーも、僕にハグをしてきました。女性からハグされるのは、最初はけっこう戸惑いましたが、今はもう、だいぶ慣れてきました。
僕はジェフのクルマに乗り込むと、そのまま駅へ向かいました。
ジェフとの別れ
車内で、僕とジェフはいろいろな話をしました。あっという間に駅に着きました。
最初にトロントに来た時の不安がウソのようです。
僕は今、トロントに仲間ができました。ものすごく心強い仲間たちです!
同じ街の景色が、数日前とはまるで違って見えます。
いよいよ、ジェフと別れる時が来ました。
僕らは強く握手を交わし、強くハグしました。
ジェフはめちゃくちゃ背が高いので、あんまりハグになりません。
まるで大人と子供くらいの身長差があります。
これまでの思い出が走馬燈のように駆け巡りました。
ジワッと熱いものがこみ上げてきました。
僕らは笑顔で別れました。
僕は決心しました。いつか、ジェフが日本に来る時には、この恩返しをしよう!と・・・
・・・つづく。
お早うございます。
えいと申します。
youtubeを視聴し、メール致しました。
今まで勉強してこなかったので、勉強方法がイマイチ良く分からなかったのですが、
自分の”英語”のモヤモヤを払拭する良い機会と思いセミナーに申し込みました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
えいさん、
コメントありがとうございます。そうだったんですね!
体験セミナーで、これまでのモヤモヤが解消されることをお祈りしています!
今後ともよろしくお願いします。
お早うございます。
メール有りがとうございました。
こちらこそどうぞ宜しくお願い致します。
セミナー楽しみにしています!