From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕がジーンズショップで働いていた頃、初めて英語学習に挫折した後、また復活した時のエピソードの続きです。
独身女性との出会いを求めて新しく始める習いごとを、
①料理教室
②英会話スクール
の2択に絞った僕は、まず最初に「女性に出会える場所ランキング1位」の料理教室をチェックしてみることにしました。
さすがに、いきなり見学を申し込む度胸はないので、家の近くの料理教室を検索して、どんな人たちがいて、どんな雰囲気なのか?を建物の外から見ることにしました。
料理教室をチェック
僕がチェックしに行った料理教室は、全面ガラス張りになっていて、外から中の様子が見えるようになっていました。
なので、見学を申し込まなくても、ある程度様子が分かりました。
僕は当時、自炊はほとんどしていなかったので、料理は完全に未知の世界です。
ドキドキしながら近くを通ると、中の様子が見えました。
すると・・・
明らかに主婦っぽい雰囲気の人たちがたくさんいました。パッと見たところ、雑誌に書いてあったような若い独身女性は見当たりませんでした。
「あれ?なんか、仕入れた情報と違うな・・・」
でも、よく考えたら理由が分かりました。その時間帯は、平日の昼だったのです。
僕はサービス業を長く続けていたので、平日休みが当たり前になっていました。
でも、世間は土日休みの人の方が圧倒的に多いことを思い出しました。
夜の時間帯に来れば、若い独身女性の比率が上がるのかも知れません。
でも、様子を外から見ていて、僕は直感で思いました。
「ここは、自分の居場所じゃない」
たしかに、料理ができるようになれば、モテ度がアップするかもしれません。
でも、いくら出会い目的とはいえ、女性たちが多い中に飛び込んで料理教室に通うのは、どうしても抵抗がありました。
英会話スクールをチェック
そこで僕は、「女性に出会える場所ランキング2位」の英会話スクールをチェックしてみることにしました。
英会話スクールは、料理教室のようなガラス張りの場所はありませんでした。
そこで、ネットでホームページを検索して、色々と調べました。
料理教室もけっこう数が多かったですが、英会話スクールはさらに数が多く、個人教室から全国展開している大手のスクールまで、幅広くありました。
ざっくり調べる中で感じたことは、
「ガッツリ習うなら、少人数制をウリにしている個人経営の英語教室」
「楽しくワイワイやるなら、大手の英会話スクール」
というイメージでした。
また、大手の英会話スクールの中にも、ネイティブとのマンツーマンレッスンをウリにしているところもありました。
ただ、僕の第1目的は「英会話の習得」ではありません。あくまで、「女性との出会い」です。
なので、マンツーマンレッスンには興味がないし、少人数制のレッスンも出会いの確率が低いような気がしました。
「生徒の数」という点で言えば、大手英会話スクールの方が多いことは間違いありません。
ということは、出会える確率が最も高いのは、
「大手英会話スクールの大人数グループレッスンの、平日の夜のクラスに通う」
ことだという結論になりました。
本当は、週末のレッスンに通うのが一番良いのかも知れませんが、僕は仕事を週末に休むことができないので、「平日の夜」が最適な選択肢になります。
よみがえった英語への情熱
大手英会話スクールのホームページをいくつかチェックしていたら、僕の気持ちに変化が起こりました。
なんだか、とても楽しそうなことが起こる予感がしてきたのです。
料理教室のホームページも、笑顔の女性たちの写真がたくさんあって、楽しそうな雰囲気をかもしだしていたのですが、僕には英会話スクールの方がさらに楽しそうな予感がしました。
それに、ゼロから料理を始めるのに比べたら、英語の方がまだ経験値があります。
経験値と言っても、フレーズ丸暗記型の本で接客英会話のセリフを覚えて、米軍兵士たちを相手に使っただけの経験です。
でも、料理よりはずっと自信が持てます。
英会話スクールのホームページを見て回っているうちに、僕の心の中に「英語への情熱」がよみがえってくるのを感じました。
ここ数年間、ずっと忘れていたものが、またこみ上げてくるような感覚でした。
・・・つづく。
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