From 師範代Shinya(新村真也)
先日、久しぶりにTOEICテストを受けてきました。東京に引っ越してきてから初めてのTOEICです。(過去のストーリーも今ちょうどTOEICの話ですが、今回の記事は、先月受けたばかりの現在進行形です)
僕が前回受けたのは、2016年5月にTOEICが大改訂された時でした。どんなに変わったのか?を肌で感じながらリサーチするために、本番を受けました。(その時の結果は、970点でした)
なので、今回の受験は2年2ヶ月ぶりになります。
以前の記事でもお伝えしたとおり、今回のTOEICは、特に何の対策もしないでやってみました。
900点を越えるようになってからは、毎年3~4回ぐらいのペースでコンスタントにTOEICを受け続けていたので、ここまでブランクが空いたのは初めてです。
改訂後のTOEICの受験経験は1回だけです。
だからこそ今回は、
「試験のリズムに慣れていない状態で、どこまでいけるか?」
を試すために、あえて事前に公式問題集を解いてリズムをつかむ作業もしませんでした。
その状態で久しぶりにTOEICテストを受けてみた感想を、詳しくレビューします。
(会場の細かい描写など、かなり詳細までレビューしますので、テスト内容だけを知りたい人は、今回の記事は読み飛ばしてください)
会場の有利&不利
僕はこれまでずっと静岡の会場でTOEICを受けてきましたが、会場によってリスニングがすごく不利になることもありました。
たとえば、僕が苦手なのが、「マルチスピーカー」のある会場です。
広い部屋の四隅に小さなスピーカーがついていて、そこから同時に音声が流れる仕組みの会場です。
このタイプの場合、音声が山彦のように響き合って、二重に聞こえます。これがめちゃくちゃ聞きづらいのです!
音が二重に聞こえるとかなり苦戦します。そして、リスニングで余計なエネルギーロスがあると、その後のリーディングにも影響があります。
僕は今まで、マルチスピーカータイプの会場ではリスニング満点を逃したことが何度かあります。
僕のこれまでの経験上、一番聞きやすいのは、ふつうのCDプレイヤー(ラジカセ)が教卓の上に置いてあるシチュエーションです。
せまい会場もキツい
また、隣や前後の受験者との距離が異様に違い会場もキツいです。
ちょっと伸びをしようとして背すじをそらすと、自分の背中が後ろの人の筆箱に当たってしまうような会場では、2時間じっとしているのはかなりの苦痛です。
しかも、せまい会場の場合、多くはイスも固くて座りにくい傾向があります。
これはTOEICに限らずですが、テスト中に適度にリラックスできる環境があると、伸び伸びと試験を受けられるので、本来の力が発揮できて点数も伸びやすくなる気がします。
僕のこれまでの経験上、最も有利なのが真ん中寄りの一番前の席(ラジカセの目の前)で、次に有利なのが真ん中寄りの一番後ろの席です。
今回の会場にビックリ!!
今回のTOEIC試験会場は、慶応大学でした。初めて行きましたが、さすが!!全国に名高い名門大学だけのことはあります。
僕は自分が大学受験を経験していないので、「全国大学ランキング」などの知識はまったくありません。
でも、慶応大学がスゴい難関大学で、しかも英語に力を入れているところ、というのは聞いたことがありました。(映画「ビリギャル」も見ました)
なので、会場である慶応大学を見学できるのも、僕にとって今回のTOEIC受験の楽しみのひとつでした。
正門から入ると、まずは敷地の広さに驚きました!広大な土地に、オシャレな西洋風の建物が並んでいます。
植えられている木はどれも巨大で、この大学の歴史を感じます。
まるで森の中のように、セミの鳴き声がこだましていました。その数はハンパないです!!まさにセミの大合唱!!
そしてなんと!!僕の地元の山や川でも見かけることが珍しい「オニヤンマ」が構内を普通に飛んでいました!!
オニヤンマは、国内最大サイズのトンボで、最大時速70キロで飛び回り、スズメバチをも食べてしまうことがあるそうです。
その飛行性能は世界一で、昆虫の中で最強と言われています。
まさに、男子の憧れです!!
そんなオニヤンマですが、たしかキレイな水のある地域にしか住めないと聞いたことがあります。
大学構内に、キレイな水のある場所があるということでしょうか?
この圧倒的なセミの数と、トンボの王者のオニヤンマがいることが、この大学が特別な存在であることを物語っている気がします。
僕は少し早めに着いたので、昆虫の楽園になっている構内を、しばらく観察しながら歩いてみました。
部屋の中を見てまたビックリ!!
しばらく歩いた後、入り口で部屋を確認しました。僕の受験番号の会場は地下の部屋でした。
部屋が前後左右にめちゃくちゃ広くて、しかも空間が上下にも広がっていました。
「これはスゲーー!!」
と思わず声をもらしてしまいました。
一番後ろの席からでも、教壇や黒板がよく見えます。よくぞまあ、こんな建物を作ったもんだ!!
これは、みんながこぞって通いたがるのも分かる気がします。きっとここでのキャンパスライフは快適に違いありません。こんなスゴい作りの教室に通っていたら、自尊心が満たされそうです。
ここで教えている教授たちも、こんなに広くて快適な施設の中で教えられたら、自己重要感が高まって最高に気分が良いだろうなぁ・・・と思いながら、中に入っていきました。
・・・つづく。
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