From 師範代Shinya(新村真也)
前の記事でご紹介した、僕の師匠ルーク平野さんのメルマガ記事、
「願望を達成する人と、願望を達成できない人のたったひとつの違い」
の中で、その願望にリアリティーがあるか、ないか、だとお伝えしました。(記事の内容はこちら)
そして願望にリアリティーが持てるようになるには、小さな成功体験を積み重ねることが大事だとお伝えしました。
今回は、その続きとして、「願望を実現するために一番大切なこと」をテーマにお伝えします。
まずは、ルーク平野さんのメルマガ記事の抜粋をごらんください。
↓↓↓
(以下、引用)願望を実現するために一番大切なことは、すでに願望を実現しているメンターを持つということです。願望を実現するためには、メンターを持つことが重要です。なぜかというと、すでに願望を実現しているメンターが身近にいることで、願望を実現するのが当然というセルフイメージに変わるからです。願望が実現するかどうかは、あなたのセルフイメージが影響します。願望を見たときに、その願望が当然実現できると感じるものは、願望を実現できます。反対に、願望をみたときに、ちょっと実現するのが難しいと感じると、願望を実現することは難しいでしょう。このように、あなたのセルフイメージによって、願望を実現できるかが決まっています。そして、セルフイメージは、一緒に過ごす人によって変わります。願望を実現しているメンターと一緒に時間を過ごすことで、あなたのセルフイメージが「願望を実現するのは当然だ」というようにかわり、あなたの願望は実現することができます。だからこそ、願望を実現するためには、メンターが必要なのです。(以上、引用終わり)
僕はこれを読んだとき、「その通りだ!」と思いました。なぜなら、僕にも英語学習のメンターがいたからです。
ネイティブは英語学習のメンターにはならない
僕のメンターはネイティブの先生ではありません。ネイティブの先生を見て、
「あんな風にしゃべれるようになりたいな~」
と思ったところで、自分とは生まれた国も育った環境も違うので、リアリティーは持てません。
そういう点では、帰国子女の人もメンターにしにくいです。もちろん、帰国子女で英語ペラペラの人を「憧れの対象」として見るのはいいと思いますが、ここで言うメンターとは役割が違います。
誤解のないように付け加えておくと、英語学習以外ではネイティブの人もメンターにできると思います。
生き方や仕事の姿勢などに関しては、国境を越えたメンターを見つけられます。
(ちなみに僕の海外のビジネスメンターは、ダン・ケネディーやジェフ・ウォーカーです。コピーライティングのスキルを使ってゼロから富を築き上げた彼ら自身の人生ストーリーが、大きな励みになります)
でも、僕らのような日本生まれの日本育ちの人にとって「英語学習のメンター」は、ネイティブには務まりません。僕らがメンターにすべきは、「自分と同じ日本生まれの日本人で、自分の望む結果を出している人」です。
自分と同じ環境の人が結果を出しているのを見るからこそ、リアリティーを持てるのです。
僕の1人目のメンター
僕の英語学習の最初のメンターは、英会話スクールで同じクラスメイトだったケイタでした。
ケイタは、僕と同じクラスにいながらも、しっかりした英語力を持っていました。TOEICの点数も高く、会話力に磨きをかけるために英会話スクールに通っているという、努力家でした。
ケイタと一緒に行った外人バーでも、僕の聞き取れないネイティブの速い英語を聞き取って、僕を助けてくれました。
同じクラスにいながらも、僕より英語力の高いケイタは、僕に「目標達成のリアリティー」を与えてくれる存在でした。
僕の2人目のメンター
僕の英語学習の2人目のメンターは、外人バーで知り合った、僕より少し年上のダイスケさんでした。
ダイスケさんは、僕と同じ高卒で、もともと英語が得意だったわけではありませんでした。
でも、社会人になってから一念発起して英語の音読トレーニングを積み、TOEIC900点以上&英検1級まで取っている人でした。
手に入れた高い英語力を使って転職し、高卒では絶対にできないであろうポジションの仕事(グローバル大企業の技術翻訳)をゲットしていました。
ダイスケさんは僕にとって、
「音読トレーニングを続けていれば、学歴に関係なく英検1級レベルまで伸ばせる。そしてその力を使って、自分の人生の可能性を広げられる。」
という希望を与えてくれる、生き証人のような存在でした。
僕とケイタとダイスケさんは、よく3人で一緒に集まって英語のトレーニングをするようになりました。
目の前に、自分が達成したい目標をすでに達成している人が2人もいると、僕も自然と「自分にも必ずできる!」というリアリティーが持てるようになってきました。
迷いが出てきたときも、ダイスケさんと話すことで、「自分の進む方向は間違っていない!」と自信を取り戻すきっかけになりました。
僕が英検1級の1次試験に合格したときには、ダイスケさんはすごく喜んでくれました。
「ついに、シンちゃんもこっち側に来たか!あとは2次試験をパスするだけだね!楽勝だよ!」
と言ってくれました。ダイスケさんの口癖は、
「楽勝」
「たいしたことない」
「超カンタン」
の3つでした。この3つのキーフレーズを言われ続けていると、どんなに難しく見える目標でも達成できるような気がしてきました。
ダイスケさんは、僕が英検1級の2次試験(面接)を受ける前の練習にも付き合ってくれました。
ケイタと一緒にダイスケさんのアパートに集まって、3人で練習しました。ふたりが面接官役になって、英語で僕の相手をしてくれました。
おかげで僕は、英検1級の2次試験を一発で合格することができました。これは、ひとりでは成し得なかったことです。
ケイタとダイスケさんという2人のメンターに出会えたからこそ、僕は目標にリアリティーを持ち続けることができたのです。
僕が目指すもの
僕が「英語の達人養成ジム」を立ち上げたのは、こんどは自分が誰かのメンターとして役に立ちたい!と思ったからです。
こうしてこのブログを読んでいるあなたが、目標にリアリティーを持つきっかけを作りたい!と思いながら、毎日の記事を書いています。
だから僕は、自分が高卒であることや、28才まで英語と無縁の生活を送っていたことを隠さずに何度も強調しています。
大手英会話スクールの講師として働いていた頃は、会社の看板を背負っているので、自分のイメージダウンになるような情報は公表できませんでした。
高校3年生に大学受験英語の対策コースを教えているときに、「実は俺、高卒なんだよね。」なんて、口が裂けても言えません!
なので、自分が高卒であることは、一部の大人のプライベートレッスンの生徒さんを除いては隠していました。
でも、僕の経歴の真実を知った一部の生徒さんたちのリアクションは、とても大きなものでした。そのリアクションに、僕の方がビックリしたくらいです!
「シンヤ先生は、てっきり大卒の英文科卒かと思っていましたが、高卒なんですね。英語学習の成功に学歴は関係ないんですね!それ聞いて安心しました!!」
「シンヤ先生は、海外の大学を卒業したのかと思っていました。大人になってからでも、英語が上手になれるんですね!希望がわいてきました!!」
「ジーンズショップの店長から英会話講師になったなんて!その話はすごく励みになります!」
といった声をいただくことが多くありました。このとき僕は、自分のバックグラウンドを伝えることが、多くの英語学習者の励みになることに気づきました。
そして独立した今は、自分の情報を自由に発信できます。
高卒&28才からのやり直し英語で英検1級まで取れた僕の存在が、あなたに希望を与えられたら、こんなにうれしいことはありません。
あなたがこうして僕のブログを読んだり、動画を見たり、セミナーで実際に会ったりする中で、あなたが自分の目標にリアリティーを持つきっかけを作れたら・・・こんどは僕が、あなたの英語学習のメンターになることができたら・・・と願っています。
P.S.
僕の今のメンター、ルーク平野さんは、日本ではとても珍しい「パートナーシップ&起業」を教えるスペシャリストです。ルークさんのメルマガ購読は無料ですが、毎回、とても勉強になります。詳しくはこちらをご覧ください。
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