From 師範代Shinya(新村真也)
前回の記事では、僕自身の体験談として、マジックのスキルでお金を稼げるようになった経験をお話ししました。
その経験から僕は、「スキルをお金に変える」という目的がある場合は、
「どれだけ高いスキルを身につけるか?」
よりも、
「身につけたスキルをどこでどう使うか?」
の方が結果にダイレクトに影響することを知りました。
僕がマジックでお金をもらえるようになったのは、行く先々で自分のマジックを無料で見せまくって、自分のスキルの存在をいろんな人たちに広く知ってもらったからです。
そして、知ってもらった人の中から、お金を払ってでも僕にマジックショーをやって欲しい!と言ってくれる人たちに、マジックのスキルを使ったサービスを提供したからです。
これと同じことが、英語でも言えるような気がします。いくら英語のトレーニングを積んでも、それを人前で披露しなければ、誰にも知られることはありません。
誰にも知られなければ、お金になるチャンスは少ないでしょう。
つまり、英語力を上げたからといって、勝手にお金がむこうから舞い込んでくるわけではないのです。
英語力を人に見せる3つの方法
方法① 人前で英語をしゃべる
僕は、英語力を無理にひけらかす必要はないと思います。たとえば、日本人だけが集まってる場所でわざわざ英語で話したら、なんだか「西洋かぶれのカッコつけ」みたくなります。
でも、英語を使うのが自然なシチュエーションなら、それは嫌みになりません。
たとえば、外人バーに行ってネイティブと英語で話すのは自然です。
あなたが流ちょうに英語を話すところを見た他の人が、あなたに声をかけてくるかもしれません。
他にも、自分が英語の勉強をしていることを周りの人たちに言う、というのもいいアイデアです。
初対面の相手には、必ず趣味が英語であることを伝えます。そうすれば、けっこうな確率で食いつかれます。英語は趣味の話題としてはかなり使えるネタです。
ちなみに、英語が趣味と伝えると、けっこうな確率で
「じゃあ、何か英語をしゃべってみてくださいよ。」
と言われます(笑)
これはけっこう困るのですが、カンタンな自己紹介文を用意して丸暗記したものを、相手の前でサラッとしゃべるだけで、かなりの大きなリアクションをもらえます。
方法② SNSで英語の勉強記事を書く。
あなたが毎日英語を勉強して覚えたことや、感じたことを、日記感覚でフェイスブックやブログ記事に書いていきます。
これは、学んだ内容をアウトプットすることになるので、記憶が定着して一石二鳥です。
英語の勉強記録をマメにSNSに投稿していけば、周りの人たちにとっては、あなたが「英語ができる人」に見えてきます。
そして、何かの時に、「あ!そういえばあの人が英語ができるな!相談してみよう!」となります。
僕も実際に周りの人たちに自分が英語が得意なことを知らせた後、知り合いから連絡が来て、「お金を払うから英語学習を個人指導して欲しい」と頼まれたことがあります。
方法③ 英語の資格を取る
英語力というのは目に見えません。そこで、あなたの英語力を数値化して誰の目にも見えるようにすると、周りの人たちに知ってもらうことができます。
TOEICはあなたの英語力を5点刻みで10点~990点の間で数値化してくれます。
英検は、あなたの英語力を筆記&面接の両方で客観的に証明してくれます。
「英語はどのくらいできますか?」と聞かれて、
「私は英語ペラペラです。」
と答えるのは、なんだか気恥ずかしくて言いづらいでしょう。それに、基準があいまいで相手にも伝わりにくいです。
でも、「私はTOEIC860点です。」とか、
「私は英検準1級を持っています。」
と答えるのは、ただ「事実」を伝えているだけなので、心理的な抵抗が減ります。相手にとってもわかりやすいです。
TOEICのスコアや英検の合格証明書を、英語力を求めている企業に履歴書と一緒に提出すれば、あなたを高く買ってくれるかもしれません。
以上、3つの方法が、今すぐ実行できる方法です。でも、このくらいだったらあなたも思いついたことがあるかもしれませんね。
実は英語力をお金に変える方法は、この3つ以外にもまだあります。
一番手っ取り早いのは、すでに英語力を使って大金を稼いでいる人のやり方を聞くことです。
でも、そういう人はなかなか会うのが難しいです。そこで、その人が書いた本を読むのがオススメです。
英語力をお金に変える方法を教えてくれる本
書店に行けば、英語のテキストは数え切れないほど売られています。
でも、「英語を使ってお金を稼ぐ方法」を教えてくれる本はほとんど見たことがありません。
そんな中、僕は珍しい本を見つけました。
この本は、日本でも指折りのビジネス界の成功者が、いかに英語力を使って大金を稼いだか、その具体的な方法と、英語とお金の関係について具体的に書いています。
次回は、その本のタイトルと内容の要約をご紹介します。
・・・つづく。
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