From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
前回の記事では、「ウェルスダイナミクス」と呼ばれる学問を使って、4つの性格タイプを見分ける方法をお伝えしました。
上はダイナモ(創造性)
下はテンポ(五感)
右はブレイズ(情熱&外向)
左はスチール(分析&内向)
です。
この4つの属性のそれぞれの間を2つに分けると、8つの性格プロファイルが出てきます。
日本語版
↓↓↓
上から順に、
①クリエイター
②スター
③サポーター
④ディールメーカー
⑤トレーダー
⑥アキュムレーター
⑦ロード
⑧メカニック
です。
ウェルスダイナミクスは、海外で生まれた学問で、新しいジャンルなので、日本に輸入された時にも、日本語に変換されずに、そのままカタカナ語として定着しています。
そのため、少しわかりづらいと思いますので、英単語と一緒に、各プロファイルをカンタンに説明します。
※それぞれの性格に優劣はありません。
英単語&各プロファイルの解説
①クリエイター(Creator)
これは、日本語でも通じやすいですね。ものをゼロから作るのが得意な性格の人です。
自分の世界に没頭しながら新しいもの生み出すのが得意なタイプです。
②スター(Star)
これも、日本語として定着している言葉です。皆の注目を浴びる、あの「スター」です。
ステージに立って、スポットライトを浴びることで生き生きとする性格タイプです。
芸能人で言うと、
③サポーター(Supporter)
「サポート」という単語も日本語になっていますね。
サポーターは、最も右側にいるので、「情熱」が最も強い性格タイプです。
燃える情熱でグイグイ引っ張って周りの人たちをリードするのが得意です。
芸能人で言うと、松岡修造さんがこのプロファイルです。
④ディールメーカー(Deal maker)
ここら辺から、英語を学んでいる人でないとしっくり来ない名前になってきます。
Deal は、「取引」のことです。
Make は、「行う」
Deal Maker は、直訳すると「取引を行う人」のことです。
取引なんて聞くと、仰々しく聞こえるかもしれません。ディールメーカーを平たく言うと、「人と人を結びつけるのが得意な性格」です。
人当たりが良く、人間関係を大事にするので、人脈が広いのが特徴です。
自分が知っている人同士を紹介し合って、それがきっかけで両者ともハッピーになるのを見て、嬉しくなるタイプです。
⑤トレーダー(Trader)
Trade というのは、売買するという意味の動詞です。
よく、「株のトレーダー」とか、「FXトレーダー」とか言いますよね。
トレーダーは、五感が鋭く、人々の心の動きを敏感に察知できます。
世の中の動きを読みながら、バッチリなタイミングで動けるので、「安い時に買って、高くなったタイミングで売る」といったようなやりとりに力を発揮します。
⑥アキュムレーター(Accumulator)
この単語を知っている人は、かなりの英語上級者です。Accumulate という動詞は、「蓄積する」という意味です。
少しずつためていって、最終的に大きくするという意味です。
この性格タイプの人は、小さな努力をコツコツと積み重ねることが苦になりません。
お金でも、貯金が得意なタイプです。
⑦ロード(Lord)
Lord は、「ロード・オブ・ザ・リング」というファンタジー冒険映画で有名になった英単語です。
でも、日本ではカタカナで広まっているので、このロードを、「道(road)」だと思っている人が多いようです。
でも、これは、Lord です。発音が違います。
「Lord of the rings」
が正式タイトルです。
Lordは、「主」という意味です。
land lord で、「地主」とか、「大家さん」という意味になります。
ロードのプロファイルを持つ人は、細かいことに目が向き、冷静沈着で、分析力に優れています。
忍耐強さと勤勉さが特徴のプロファイルです。
⑧メカニック(Mechanic)
Mechanicという単語は、そのまま使うと、「機械工」という意味です。
クルマが壊れてしまった時に依頼する相手も「メカニック」です。
メカニックのプロファイルを持つ人は、「今あるシステムを完全して、完璧にする」ことに喜びを感じます。
完璧主義者なので、「いかに業務を効率化して、洗練させるか?」を考えるのが大好きです。
まったく違う性格タイプ
以上が、8つのプロファイルの英単語の意味と、性格の特徴でした。
それぞれ、まったく違った特性を持っています。
それぞれ生まれ持った性格なので、正反対のプロファイルになろうとしても、努力で変えることはできません。
「違う自分」や「他人」になろうとしても、うまくいかないのは、このためです。
自分がこの8つのプロファイルのうち、どれか?を知れば、自分に合った英語学習方法が見つかります。
次回は、それぞれのプロファイルに合った英語学習法をお伝えします。
・・・つづく。
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