ふだん音読や瞬間英作文トレーニングをしていて、テキストの中で分からない部分が出てきた時、あなたはどうしていますか?
おそらく最近はネットで調べるケースが多くなっていると思います。
スマホが手元にあれば、出先でも手軽に調べられます。
紙の辞書や電子辞書を持っている人でも、ネットを使って調べることはあると思います。
ネット検索なら、ピンポイントで知りたい英単語や文法を打ち込んで、ダイレクトに調べられて便利です。
でも、そんな手軽さと引き換えに、ネット上で調べるデメリットもあります。それは、
「自分に合った記事を選ぶのに、時間がかかることが多い」
ということです。
情報を選ぶ手間
英語学習に限らず、ネット上で調べものをするデメリットは、「膨大な情報量の中から、自分に合ったものを選ぶ手間」です。
検索キーワードで一番上に出てきた記事が、必ずしも自分にとって読みやすい、分かりやすい記事とは限りません。
その結果、自分が納得できる読みやすい記事を探して、ネット上をさまようことになります。
これがけっこう時間と手間がかかります。
文法をネット上で調べるのはコツがいる
英単語に比べて、文法の分からない部分はネット上で検索するのが難しいです。
英単語なら、スペルを打ち込めば、ピンポイントで記事が出てきます。
でも、文法の場合は検索キーワードが選定しづらいです。
「この例文で使われている文法は、何と呼ばれているジャンルなのか?そもそもキーワードは何を打ち込めばいいのか?」
といった問題。
また、もし文法用語が分かったとしても、その文法用語で打ち込んで出来てた記事が、大学受験勉強でよくある難しい解説が満載!
という問題。
解説が複雑になればなるほど、記事を読む負担とかかる時間が増えていきます。
そして、ガンバって読んだ割には、あまり理解できてない・・・
そんな感じになってしまいがちです。
ネット上にある記事2パターン
ネット上にある文法の解説記事は、大きく分けて「学生用」と「社会人用」の2種類があります。
学生と社会人では、英語を学ぶ目的が違います。
・学生は、テスト上で正解の数を増やすのが目的です。
・社会人は、英語を会話で使えるようにするのが目的です。
学生が受けるテスト問題の中には、
「この構文は何構文と呼ばれているか?日本語で答えよ。」
「この文章のこの部分のto不定詞は、形容詞的用法、副詞的用法、名詞的用法のどれか?」
といった、日本語で答える問題も多く出てきます。
そんなタイプの問題に正解するためには、当然、難しい文法用語(日本語)を覚える必要があります。
だから学生向けのネット記事では、教科書に載っているような堅苦しい文法用語が多く使われています。
一方で、社会人向けの記事は、文法用語はできるだけ使わず、英会話で使うときのイメージを中心に解説されています。
ただ、ネット上の記事の分かりやすさは、ピンキリです。
この「分かりやすい」という基準は人によって変わります。
たとえば、
①大学受験英語をガンバった経験があって、今でも記憶が残っている人
②大学受験経験はあるけど、記憶がほとんどなくなっているケース(一番多い)
③大学受験経験ゼロの人(僕のケース)
では、読みやすいと感じる記事のレベルに差があります。
①のタイプの人は、割と難しめの解説でもいけてしまいます。
③のタイプの人は、難しい解説はお手上げです。
ということは、③のタイプの人にも分かりやすい記事なら、②と①のタイプの人にも楽勝ということになります。
③のタイプの僕が考える、分かりやすい記事の条件は3つあります。
分かりやすい記事の3つの条件
僕が考える、分かりやすい記事の条件は3つあります。
①例文がシンプル
②日本語文もシンプルで読みやすい
③イラストがある
この3つの条件が満たされていると、どのレベルの英語学習者にも分かりやすいと感じる確率が高くなります。
では、この3つの条件を満たした記事に出会うには、どうしたら良いのでしょうか?
次回は、ネット検索のコツをお伝えします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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