【英文法の分からない部分をネットで効率良く調べる方法②】

 

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む

僕が考える、分かりやすい記事の条件は3つあります。

①例文がシンプル

②日本語文もシンプルで読みやすい

③イラストがある

この3つの条件が満たされていると、どのレベルの英語学習者にも分かりやすいと感じる確率が高くなります。

では、この3つの条件を満たした記事に出会うには、どうしたら良いのでしょうか?

今回は、僕が今まで色々と試行錯誤を繰り返してきた中で、この3つの条件を満たす記事に出会う確率を上げる、4つの検索キーワードを解説します。

 

文法を調べる流れ

たとえば、DUO3.0の例文を例に取った場合で解説します。

No sooner had I sat back and relaxed than my wife asked me to do the chores.

(イスに座ってゆったりくつろいだ途端、妻に雑用を頼まれた)

という文章があります。

この例文は、言っていること自体はシンプルで、英単語レベルもそんなに難しいものは使われていません。

難しい英単語は、chores ぐらいだと思います。

日常会話で使えそうな内容です。

でも、この例文をパッと見てすぐに意味が取れる人は少ないでしょう。

この例文を難しくしているのは、使われている文法です。

No sooner had I sat back and relaxed than ~

のあたりが、すごく難しく感じる人が多いと思います。

まず、No sooner という言葉はあまり聞き慣れません。

さらに、次に had I ~という感じで、順番がひっくり返っています。普通なら、 I had ~ですよね。

さらに後ろに行くと、than が来ています。

ここは何となく、sooner が比較級だから、そこに合わせて than があるんだろう・・・とは予測できます。

でも、いったいこの並びで文章全体がどういう意味になるのか?

とても分かりにくいです。

こうなった時に、どうやって文法を理解すればいいのでしょうか?

ステップ①注釈をチェック

日本人向け英語テキストであれば、日本人が難しいと感じるであろうポイントを、下の方に注釈で入れてくれている本が多いです。

たとえば、DUO.3.0の場合は、

no sooner A than B

(Aした途端にBが起こる)

とうように、下に注釈があります。

さらにプラスの情報として、

「AとBとの同時性を強調するために no sooner が文頭に来た文型(その際、助動詞もつられて前に移動する)」

という解説があります。

大学受験生であれば、このルールを丸暗記して終わりにすることもできます。

「なるほど! no sooner A than B で、Aした途端にBが起こるって意味になるんだな。

で、強調するために色々と他の英単語の順番が入れ替わるのか。

まあ、no sooner than なんて他の時には登場しないだろうから、とりあえず暗記しておこうう。

no sooner than、Aした途端にBが起こる!

no sooner than、Aした途端にBが起こる!

no sooner than、Aした途端にBが起こる!

よし!次!」

という感じで進めば良いでしょう。

受験生であれば、テストに出たときに意味が取れれば問題ありません。

no sooner than 構文を「なぜ、こんな言い回しをするんだろう?」なんて深掘りする時間があったら、他の教科の勉強に充てた方が「受験合格」という目的には効率的です。

でも、大人の英語学習者は違います。

僕らは英語を使いこなせるようになるために勉強しています。

だから、文法は深掘りして自分で使えるレベルまで高める必要があるのです。

この no sooner than 構文を使った英語を聞いたり読んだりした時に、瞬間的に意味が取れるようになるためには、ルールの丸暗記では足りません。

少なくとも自分がこの例文をアレンジして、自分の言葉で表現できるようになるまで仕上げておく必要があります。

注釈の解説だけでは、そこまで理解を高めるのは難しいでしょう。

本はスペースの関係上、できるだけ解説はシンプルにしてあるからです。

そこで、ネット検索の出番です。

ネットを使って、

「なぜこんな言い回しになっているのか?」

「ネイティブはどんなイメージを描きながら、この言い回しを使っているのか?」

といったことを、調べるのです。

 

良い記事に出会う4つの検索キーワード

僕がいつも文法をネットで調べる時に打ち込むキーワードは、

①なぜ

②理由

③イメージ

④解説

です。①~④の順番で入れていきます。

・・・つづく(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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