From 師範代Shinya(新村真也)
先週金曜日の23日に発売された英語学習雑誌「AERA English」に、僕の主催する「英語の達人養成ジム」が掲載されました。
AERA English は、年に数回発行されている英語学習の情報を専門に扱う雑誌です。
AERAはもともと女性向けの雑誌で、このAERA English もその雰囲気を受け継いでいます。
写真や記事はスタイリッシュなものが多く、芸能人とのコラボ記事があったり、英語雑誌とは思えないほど華やかな雰囲気が満載です。
AERA English (アエラ・イングリッシュ) 2018 Spring & Summer [雑誌] (AERA増刊)
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あれ?表紙が変??
「あれ?」と思ったかも知れませんが、表紙の写真がくり抜かれています。
実は表紙の写真はジャニーズの山下智久さんです。
ジャニーズは著作権(肖像権?)に厳しく、出版社でさえも表紙のネット掲載を禁止されている程です!
アマゾンの販売ページを見ても、山下さんの写真だけがくり抜かれています・・・
僕も、「ネットに掲載する写真はこれを使うように」との通達と、この写真データを受け取りました。
師範代Shinyaを探せ
ちなみに、僕の写真はめちゃ小さいです(笑)
大事なメッセージをしっかり伝えたかったので、文章が長くなり、写真は小さくなりました。
僕の写真は、真ん中あたりのページにある「スクール紹介」の見開きページの右下にあります。
「英語の達人養成ジム」のコンセプトを全部伝えようとしたら、他のスクール広告とはだいぶ違う感じになりました。
山ピーが英語ペラペラのワケ
ところで、表紙の山下智久さんは、英語が上手なことで有名です。
石原さとみさんと共演したドラマでも、流ちょうな英語を披露していました。
また、自身でも英語番組も持っていたほどです。
そんな山下さんは、どうやって今の力を手に入れたのか?
その秘密を探るべく、巻頭でがっつりインタビューをしています。
細かい部分はここでは紹介しきれませんが、ざっくり全体でまとめると、山下さんは
「英語学習は、いかにモチベーションをキープできるか?にかかっている」
という考え方のようです。
そのため、どんなに忙しい時でも、疲れている時でも、英語学習に向かうための「仕掛け」を自分の周りに張り巡らせているそうです。
その中の1つが、
「同じ英語テキストを2冊買って、1冊はバッグの中に入れておく。もう一冊は机の上に置いておく。」
という戦略です。出先のちょっとしたすきま時間にバッグの中からテキストを出して学習して、家に帰ったら、机の上のテキストで学習する。
さにもうひとつ、ナイスアイデア!だと思ったのは、机の上のテキストを「あらかじめ開いておく」というアイデアです。
摩擦を減らす
実は、山下さんのこの方法はとても合理的です。
実は、「英語の本を開く」といった一見小さな行動でも、僕たちはけっこう意思の力を使います。
これは無意識レベルなので気付きにくいのですが、こういった、
「1つのことをする前にする必要のある小さな行動」
を「摩擦」と言います。心&身体&時間をほんのちょっとだけ消費する摩擦です。
摩擦は、意思の力を消費します。
「テキストどこに置いたっけかなぁ~」
「あ、あったあった!何ページからだっけ?」
こんな小さな摩擦でさえ、積み重なるとモチベーションを奪う原因になります。
だから、
「テキストをあらかじめ開いて机の上に置いておく」
という、山下さんの戦略は、小さな工夫に見えますが、実は大きな成果を得られます。
僕も、英語テキストと電子辞書は常に机の上に置いてあります。
ブログを書く時も、パソコンを使いません。代わりに、「ポメラ」という小型のワープロを使っています。
ポメラは、フタを開くと3秒で起動して、書きかけのところからすぐ打ち始められるので、「文章を書く」ことに対する摩擦を小さくできます。
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場所と行動
もうひとつ、山下さんの戦略で良いところは、「勉強する場所を決めている」ことです。
人間は、「場所」と「行動」を脳内で結びつけています。
自分がある場所に行くと、そこでいつも取っている行動に向かおうとします。これは無意識レベルです。
たとえば、毎日仕事帰りにコンビニの前を通るたびに立ち寄って、雑誌コーナーで立ち読みするのが習慣になっていたとします。
すると、他のコンビニに行ったときにも、無意識に雑誌コーナーで立ち読みしたくなる・・・なんてことがあります。
これは、場所と行動が脳内でリンクしているからです。
「その場所に行くこと」が引き金になって、「行動」を呼び起こすのです。
これをうまく利用すると、自分を無意識レベルで勉強へ向かわせることができます。
その習性を利用したのが、山下さんの
「机の上にテキストを開いて置いておく」
という戦略です。
こうすれば、
「机に座ったら、無意識レベルで自動的に勉強に向かってしまう」
という行動パターンを刷り込むことが出来ます。
ちなみに、「場所と勉強」を連動させた方法についてより詳しく書かれている本は、これです。
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「手紙屋:蛍雪編」
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この本は、勉強の大嫌いな受験生の主人公の女子高生が、「勉強する意味」を見つける物語です。これで人生が変わった高校生がたくさんいます。大人が読んでも効果バツグンです!
モチベーションがすべて
このAERA English には、全体を通して「モチベーションの維持」の方法がたくさん載っています。
これが今号のテーマのようです。
他にも面白いなと思ったのは、英語を始めたばかりの人が陥る4つのパターンと、その乗り越え方が紹介されています。
①イヤイヤ期
②グズグズ期
③ウロウロ期
④アキアキ期
それぞれのパートを読むと、「あるある」の症状が載っていて、思わず笑ってしまいます。
そして、それぞれの期を脱出するためのアドバイスが、その道のプロからもらえます。
付録がヤバい!
そして何より、この雑誌についている付録がスゴいです!!この付録があることだけでも、AERA English を買う価値があると思います。
この付録の薄くて軽い手帳は、
「そもそもなぜ、自分は英語を身につけたいのか?」
を深掘りしながら明確化したり、自分の英語学習を「見える化」して、モチベーションをキープする仕掛けが満載です!
僕は、「英語の達人養成ジム」のレギュラー会員の方を対象に、毎月「モチベーションアップセミナー」を開いていますが、そこでお伝えしている内容をギュッと凝縮したような手帳です。
この付録は、「先延ばしは1冊のノートでなくなる」の本で有名なメンタルコーチの大平信孝さんが、脳科学に基づいて作った英語学習手帳です。
ぶっちゃけ、この手帳は英語学習以外にも応用できます。
僕が使っている「フランクリンプランナー」という手帳と作りが似ています。フランクリンプランナーは分厚くて重いので、女性にはあまりオススメできませんが、この付録は薄くて軽いのでバッグに入れて持ち歩けます。
YouTube動画でこの付録の手帳の詳しい紹介をしているので、気になったらチェックしてみてください。
AERA English 春夏号、オススメです!
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