
from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
新型AIボイスレコーダーWavenote Tag のアプリには、英語学習以外にも便利な機能があります。
その1つが、「会話の同時通訳機能」です。
日本語と英語を設定すると、どちらの言語で話しているのかをAIが判断し、リアルタイムで相手の言語に翻訳してくれます。
英語学習者としては、できればすべてのトラブルを英語で対処したいという想いもあるでしょう。
でも、実際に困った状況になった時には、
「通じなかったら、どうしよう?」
という不安の方が先に立ってしまい、うまく言えなくなることもよくあります。
英語を話す前の時点で、トラブル発生によって感情の洪水に飲み込まれているので、英語を話す部分に脳のリソースが割けないのです。
でも、「いざとなったら、AIボイスレコーダーに頼れば良い」という安心材料があると、心が落ち着いて、感情の洪水から脱出しやすくなります。
すると、脳が冷静さを取り戻すので、逆に自分の英語だけで上手に切り抜けられたりするのです。
だから僕は個人的には、旅先でAI同時通訳を使うことに賛成の立場です。
テストは実際に起きた状況で
僕は今回、海外のホテルに泊まった時に、「部屋にヘアドライヤーがなかった場面」を想定して試しました。
ちなみにこれは、実際に「大人のセブ留学師範代Shinyaプラン」の参加メンバーの方が遭遇した場面です。
リアルな状況なので、これを題材にして同時通訳機能を試してみたのです。
僕が日本語で、
「すみません。部屋にヘアドライヤーがないんです」
と話すと、英語に翻訳されます。
次にホテルスタッフ役として、
May I have your room number, please?
と英語で話すと、その内容が日本語で表示されます。
部屋番号を伝え、どのくらい時間がかかるのかを聞き、できれば早く持ってきてほしいとお願いするところまで、一人二役で会話してみました。
翻訳が表示されるまでの時間は比較的短く、精度もかなり高いと感じました。
海外旅行で困った時に使うのであれば、十分に実用的なスピードです。
後から自分の会話内容を見返す
会話翻訳を使ったやり取りも、後から文字起こしで確認できます。
自分が日本語で伝えた内容が、英語ではどのように表現されたのか。
相手が話した英語は、どんな日本語に翻訳されたのか。
旅行中のトラブルさえ、後から英語学習の教材にできます。
今しか聞けない子どもの声も残せる
ちなみに、僕は英語学習とは別に、2歳と5歳の娘との会話(日本語)も録音してみました。
普段、自分が子どもにどんな口調で話しているのかは、意外と自分では分かりません。
録音した内容を文字起こししてみると、
「もう少し優しい言い方をすればよかったかな」
と感じる部分もありました。
会話している最中は余裕がなくても、後から文字にして見ると、自分の言葉を客観的に振り返ることができます。
さらに面白かったのが、AIの要約です。
僕と子どもが話している何気ない内容を、AIがまるで重要な会議の議事録のように、大真面目にまとめてくれます。
それを読むと、思わず笑ってしまいました。
でも同時に、今しか聞けない娘たちの話し方を、思い出として残しておくのも良いなと思いました。
以前の僕にとって、ボイスレコーダーは英語学習のための道具でした。
今では、セミナーや講演を記録したり、思いついたアイデアを残したり、家族との会話を思い出として保存したりする道具にもなっています。
AIには面倒な作業を任せる
AIが英語を文字にして、翻訳して、間違いまで直してくれるなら、英語を勉強する必要はなくなるのではと思う人もいるかもしれません。
でも、僕はそうは思いません。
AIが代わりに英語を話してくれても、自分が何を伝えたいのかまでは決めてくれません。
海外の人と話したい。
自分の言葉で気持ちを伝えたい。
相手の話を直接理解したい。
そう思うからこそ、英語を学ぶ意味があります。
文字起こしや翻訳、要約、間違い探しなどの面倒な作業は、AIに任せる。
そして自分は、英語を聞き、考え、声に出し、人と関わる部分に集中する。
この役割分担ができれば、AIは英語学習を不要にするものではなく、学習効果を高めてくれる相棒になります。
録音するだけだったボイスレコーダーは、ここ数年で大きく進化しました。
自分が話した英語も、聞いた英語も、その瞬間から自分専用の教材に変えられる時代になったのです。
あなたも、一度AIボイスレコーダーを使ってみたら、おそらくやみつきになる確率が高いと思います。
実際に、僕の周りでもAIボイスレコーダーユーザーが続々増えています。
先日、英語の先生対象のセミナーの時にも、AIボイスレコーダーを使って録音している人たちがけっこういました。
AIボイスレコーダーは今後、1つの大きなジャンルとして定着していく予感がしています。
(完)
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