From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
 
「昨日、職場で上司に怒られたんだよね。」
 
 
を英語で伝えようとしたら・・・
 
 
Yesterday, at the office, I was scolded by my boss.
 
 
みたいに、語順が日本語の直訳っぽくなってしまったり。
 
 
突然話しかけられて「ビックリしたぁ~!」と言いたい時に、
 
 
I was surprised!
 
 
と言った後に「ビックリ感がイマイチ伝わってない様ような気がする・・・」と思ったり。
 
 
そんな状態から脱出するために書かれた、神テキスト「英会話イメージトレース体得法」のレビューの続きです。
 
 
上記のような英文になってしまう理由は、「英単語力」や「文法力」が足りないのとはちょっと違います。
 
 
そもそもこの日本語を英語でどう表現すればいいの??
 
 
という部分の問題です。
 
 
正解を言われてみれば、
 
 
「あーこう言えばいいのか!カンタンじゃん!」
 
 
と納得することも、いざ自分で言おうと思ったらなかなか出て来ない・・・
 
 
それは、「英語的な発想力」の問題です。
 
 
でも、「英語的な発想力」をどう身につければいいのでしょうか?
 
 
「必要なのは分かっちゃいるけど、どうやって勉強すればいいのか分からない」
 
 
というのが本音だと思います。
 
 
この本では、とてもユニークな方法で英語的発想の練習ができます。
 
 

「英語的な発想」を身につけるための2つのステップ

この本の中では、2つのステップで「英語的な発想」を身につけられるようになっています。
 
 
ステップ①
 
「日本語的な発想」を深く知る
 
ステップ②
 
「英語的な発想」をイメージで練習する
 
 
特に面白いのが、ステップ①です。
 
 
僕ら日本人が、どういう視点で日本語の文章を組み立てているのか?
 
 
それを知ることなしに、英語の視点との違いを明確に知ることはできません。
 
 
まずは自分たち日本人が、日本語をどんな視点とイメージで使っているのか?
 
 
なぜ日本語はこういう語順になるのか?
 
 
日本語では主語や目的語が省かれるけど、それはなぜなのか?
 
 
日本語のメカニズムと仕組みがハッキリ分かれば、英語のメカニズムと仕組みとの違いを浮き彫りにすることができます。
 
 
今までにもステップ②の「英語的な発想」を説く本は見ることがありましたが、ステップ①の「日本語的な発想」をここまで深く掘り下げた本はほとんど見たことがありません。(僕の知る限りでは)
 
 

日本語の分析がおもしろい!

僕は個人的には、この「日本語の分析パート」が一番面白く感じました。
 
 
へぇ~!そうなんだ!
 
言われてみれば、確かに!
 
 
という発見の連続で、目からウロコが落ちまくりでした。
 
 
たとえば、日本語に主語がない理由として、僕が好きな「TVゲーム」を例に挙げられていました。
 
 
日本語の仕組みをTVゲームに例えると、「プレイヤー視点のゲーム」です。
 
 
このジャンルのゲーム画面には、主人公のプレイヤーの姿が画面に登場しません。
 
 
主人公の目線で、画面が動いていきます。
 
 
このタイプのゲームは、敵を銃で撃っていくシューティングゲームだったり、車を運転するドライブゲームだったりします。
 
 
このゲームの特徴は、「主人公(プレイヤー)が場に埋め込まれている」ことです。
 
 

日本語もプレイヤー視点のゲーム

この「プレイヤーが場に埋め込まれる」という発想は、日本語の文も同じです。
 
 
主人公(プレイヤー)目線で情報を伝えるのが、日本語の特徴なのです。
 
 
そもそも目線が主人公なので、「私は~」みたいに主語をいちいち言う必要はないのです。
 
 
「昨日、職場で上司に怒られちゃったんだよね。」
 
 
という言い方は、自分目線です。
 
 
自分目線から見て起こった出来事を、相手と場を共有しながら話すのが日本語です。
 
 
自分目線に相手を引き込んだ場合、「自分と相手」を文の中に登場させる必要もなくなります。
 
 
たとえば、
 
 
「それ、貸してあげるよ。」
 
 
というセリフ。これは本来なら、
 
 
「私はあなたに、それを貸してあげるよ。」
 
 
という意味です。
 
 
でも、「私」「あなた」というセリフを日本語に入れると、不自然になります。
 
 
なぜなら、ストーリーの場に埋め込まれている人物を文の中に登場させるのは変だからです。
 
 
この「自分や相手をストーリーの場に埋め込みながら話す」という日本語の仕組みは、英語と全然違うのです。
 
 
この日本語の仕組みは、僕はこの本の中で初めて知って、「へぇ~!そうだったのか!言われてみれば確かに!」と思わず声が出てしまいました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 
 

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