From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
最近、僕が弟と2人で行った「ラスベガス1週間の旅」の体験談の続きです。
僕が海外旅行をする時、周りの人たちからよく言われることがあります。
それは、
「シンヤ先生は英語ができるから、海外旅行なんて楽勝ですね!」
というフレーズです。
実は、「英語力が高い=旅行がラク」というのは、半分当たりで、半分ハズれです。
英語力が高くなくても、年に何度も海外旅行をしていて、旅慣れしている人=「旅経験値の高い人」は、たくさんいます。
「旅の経験値が高く、英語力が低い人」
と、
「英語力が高く、旅経験値の低い人」
が同時に旅行した場合、力を発揮するのは、明らかに前者の「旅行経験値が高く、英語力が低い人」でしょう。
「旅」というフィールドでは、旅行そのものに慣れている人の方が明らかに有利です。
(もちろん、「旅経験値と英語力がどっちも高い人」が最強ですが)
僕の場合は、後者の「英語力が高く、旅経験値の低い人」の部類に入ります。
僕は、初めて海外に行ったのが、31才の時にカナダに1人で留学した時でした。それまでは、海外旅行経験ゼロでした。
帰国後も、数年に一度ぐらいのペースで海外旅行をするようになりましたが、それでもトータル回数は指で数えられる程度です。
年に数回海外旅行に行く人に比べたら、経験値はぜんぜん少ないです。
ツアーではない海外旅行初体験
今回の旅は、ツアー会社のパックプランではありませんでした。
フライトもホテルも自分たちで予約するので、誰も何もサポートしてくれません。
なので、今まで以上に「経験値」が要求される旅でした。
旅経験値が高い人は、飛行機に乗り込むまでのステップがよく分かっています。
なので、飛行機に乗り込むまでの流れで迷うことがありません。
でも、旅行経験値の低い人は、飛行機に乗り込むまでのステップが分かっていません。なので、
・チェックイン
・スーツケース預け
・税関審査
・セキュリティーチェック
・搭乗口への移動
・搭乗
・乗り継ぎ
などの各ステップを、思い出しながら手探りで行うことになります。
その結果、各ポイントでその都度、係員の人に次の手順を聞かなければなりません。
海外の空港の対応
全体的に、海外(特にアメリカ)の空港の職員の人たちは愛想が良くない印象があります。(もちろん、中には愛想の良い人たちもいますが、日本と比べると全体的に)
ぶっきらぼうに短く早口で答えられたり、時には、「俺は知らん。警備員に聞け。」みたいに突き放されることもあります。
これは文化の違いなので、良い or 悪いはありませんが、この違いを覚悟しておかないと、最初はけっこう驚きます。
今回は、弟がアメリカ旅行するは、ハワイ以外のエリアは初だったので、空港職員たちのぶっきらぼうな対応に驚いていました。
旅慣れしていないと、税関や搭乗などの各ポイントでつまずくことになり、そのたびにサポートを求めることになります。
周りの係員にサポートをお願いするたびに、「意思の力」を消耗していきます。
特に、「冷たい(とこちらが感じる)対応」を取られたときに、「何がいけなかったんだろう?」と無駄な心配をしてしまうことになります。
でも、旅慣れしていれば、係員に聞く必要がないし、もし聞く必要があっても、ピンポイントで必要な情報だけを聞き出せます。
冷たい対応をされても、「まぁ、そんなもんさ!」と開き直って、意思の力を消耗することはありません。
だから、スイスイ軽快に進んでいくことが出来ます。
さらに、空港の係員の人たちは、聞いてもあまり親切に教えてくれません。(特に海外は)
今回の旅では、特にそれを感じました。
やはり一番良いのは、「旅の経験値が高くて、英語力も高い」ことです。
でも、もしあなたがこの先、「日本で練習した英語力が海外旅行であまり発揮できずに、空港や現地でテンテコマイになった」としても、ヘコむ必要はありません。
それは単に、経験値の問題です。旅行経験値を積めば良いだけです。
とはいえ、海外旅行経験値を積むには、お金も時間もエネルギーもかかります。
今回、僕は道案内をしてもらうときに、「これが一番良いだろう」と思う方法を見つけました。次回以降の記事でそれをシェアします。
・・・つづく。
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