From  師範代Shinya(新村真也)
カナダの就職面接会場のある駅に到着しました。
 
駅から外へ出ると、そこには都会的な光景が目の前に広がりました。
 
東京の渋谷駅前のような、若者向けの巨大なファッションビルが目の前にドン!!と見えます。
 
ここは「メトロタウン」という場所。バンクーバーのダウンタウンとは、また違った雰囲気です。
 
バンクーバーのダウンタウンは、僕にとっては建物や通りの雰囲気など、異国情緒にあふれていました。
 
小さな規模のお店がたくさんあったり、展望台のあるタワーがあったり、観光地っぽい感じです。
 
でも、ここメトロタウンは、どちらかというとバンクーバーに住んでいる若者が買い物に来るようなイメージです。こんなところもあったのか!
 
これまで僕が見てきたバンクーバーのイメージとはまた違う顔を見た気がして、僕はワクワクしてきました。
 
僕が受ける会社は、民間企業の「カレッジ」です。2年制の大学で、卒業したら4年生の大学に編入するか、そのまま卒業して働くかを選べます。
 
カナダでは、年齢に関係なく大学で学ぶ人が多いです。40代、50代、60代の大学生もたくさんいます。
 
それでも全体の構成で言えば、10代~20代前半の若者の比率は割と高いので、この立地を選んだのだと思います。
 
若者に人気のメトロタウンに学校を作れば、放課後に遊びに繰り出すこともできます。それに何より「メトロタウンにあるカレッジに通っている」という事実が、ステータスになりそうな予感です。うまい戦略ですね。
 
こんな都会的なところにある会社の面接を受けるのかぁ~!僕はなんだかとても緊張してきました・・・
 
 

ビルに入る!

高くてピカピカのビルに入ると、僕の心臓はだんだんドキドキしてきました。
 
汗ばんだ手に握りしめた地図は、すべて英語で書かれています。(当たり前ですが)
 
僕はかなりの方向音痴で、日本語の地図でさえも、よく間違えます。
 
初めて行く場所は、まず迷います!そして、同じ場所をグルグル回っていることが多いです。
 
そんな中、間違えずによくひとりでここまで来れたもんだ!と自分で自分が誇らしい気分になりました。
 
僕が面接に行くオフィスは、そのビルの5階にありました。エレベーターのドアが開くと、目の前に大きなカウンターが現れました。
 
きっと日本だったら、「いらっしゃいませ~!」みたいな感じで愛想良くスタッフの方が立ち上がって出迎えてくれると思います。
 
でも、ここはカナダ。
 
そんな甘ったれた考えは通じません。僕が来たことに気づいても、みんな黙々と自分の仕事をこなしています。
 
ここカナダでは、何かしたかったら自分から話しかけなければ、何も起こりません。
 
それは、お店や会社の受付でも同じです。
 
 
 

受付の女性

僕はおそるおそる、カウンターにいる金髪の20代くらいの女性に話しかけました。
 
僕「すみませ~ん・・・」
 
受付の人「はい。」
 
なんか、ぶっきらぼうな感じです・・・やっぱり海外のサービス業の人は怖いなぁ・・・まあ、会社の受付はサービス業じゃないか。
 
僕「あの、今日10時から仕事の面接のアポを取っているShinya  Niimuraです。」
 
受付の人「誰とのアポですか?」
 
僕は、紙に書いてある名前を読み上げました。
 
僕「○○さんとです。」
 
すると、受付の人は無言で電話を取り、内線をつなぎ始めました。
 
反応は薄いものの、一応、僕の話す英語は通じているようです。
 
電話の主が出たようで、受付の人が電話に向かって言いました。
 
受付の人「10時から仕事の面接のアポの・・・もう一度名前なんでしたっけ?」
 
僕「あ、シンヤ・ニイムラです。」
 
受付の人「シンニャ・ニ~ムアが受付に来てます。」
 
やっぱ、日本人の名前は英語圏の人には言いづらいよな・・・
ガチャッと電話を切ると、彼女は僕に向かって言いました。
 
「担当の者がすぐ来ますから、その辺で待っててください。」
 
うしろを見ると、とくに座るスペースも見あたりません。さっきからこのロビーをせわしなく人が行き来しているので、僕はどこにいていいのか分からず、彼女に聞いてみました。
 
僕「あの・・・その辺てどの辺でしょうか?」
 
受付の人「どこでもいいですよ!」
 
イラッとした表情で強めに言われたので、それ以上話しかけないようにしました。
 
それにしても、この女性のしゃべり方はキツくて怖いなぁ。
 
見た目はモデルみたいにキレイな人ですが、性格はキツそうなイメージです。まあ、この強さが西洋人女性の典型的なイメージだとは思いますが。
 
 
 

面接官が来ない・・・

しばらく待ちましたが、面接官はいっこうに現れません。
 
待ちくたびれた頃、受付の電話が鳴って、さっきの怖い女性が受話器を取りました。僕の方を見ながら何か話しています。
 
そして、電話を切ると、僕を手招きしました。
 
受付の人「部屋に直接来てくれって言ってます。この通路をまっすぐ行って5番目の左側の部屋に入ってください。」
 
僕「はい!了解しました!」
 
軍人のようにキビキビと答えた後、僕は素早く心の中で復唱しました。
 
「左側の5番目・・・左側の5番目・・・左側の5番目」
 
この受付女性にまた聞き返したりしたら、ブチ切れられそうです。
 
僕は広い廊下を、落ち着かない足取りで歩き始めました。
 
(受付の人があんなに怖いなら、きっと面接官も厳しいに違いない!あぁ、恐るべし西洋のビジネス社会!)
 
そして僕は、大きなドアの前で立ち止まり、ドキドキしながらドアをノックしました・・・
 
 
・・・つづく。
 
 
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