From  師範代Shinya(新村真也)

(※僕がカナダで一人旅していた頃の体験談です)

(→前回のつづき)

 

ここはトロントのマジックショップ。

 

僕の目の前では、店長とお客さん2人が、熱心にマジック談義に花を咲かせています。

 

「せっかく来たんだから、交流したい!やるなら今しかない!」

 

そう自分を奮い立たせ、ドキドキしながらも思い切って彼らに声をかけてみました。

 

「Hi, I’m Shinya.」

 

「Hi!」
「Hi!」
「Hi!」

 

みんな元気に答えてくれました。

 

この辺のフレンドリーさが、カナダならではの文化です。

 

そして、そのまま僕は自己紹介をして、彼らも自己紹介をしてくれました。

 

イケメンの彼はトム。トロントでプロマジシャンとして生計を立てているそうです。

 

主な活動場所は、レストランと言っていました。

 

日本はあまりレストランでマジシャンを見かける機会は少ないですが、欧米ではけっこう一般的なようです。

トムの話し方からは、自信が伝わってきました。

 

ぽっちゃり型の彼はアンディー。ちょっとオドオドしたところがあるように見えました。

 

でも、トムとは仲良しで、ふだんから腕を磨き合っているようで、今はマジックを趣味でやっているようですが、

 

「近いうち、俺はプロマジシャンとして独立するんだ!」

 

と言っていました。

 

そして、店長(名前は忘れました)は、マジックショップを経営しながら、自らもプロマジシャンとしてステージに立つこと多いそうです。

 

店長は主に学校などでのクリスマスイベントや、小さな子供のいる家庭の誕生日パーティーなどに出張して、ステージマジックをやっていると言っていました。

 

誕生日パーティーにマジシャンを呼ぶというのは、欧米文化の中ではよくある事のようです。

 

日本のマジシャン

僕が日本から来たと分かると、ふたりは口々に日本のマジシャンの名前を口にしていきました。

 

Mr.マリック、前田知洋、セロ(略敬称)などの有名マジシャンは、ここカナダでも名を轟かせているようでした。

 

面白かったのは、セロさんの海外での立ち位置です。

 

ハーフ

日本では、セロさんはアメリカ育ちのハーフのマジシャンとして、「外国人扱い」されています。

 

今までオンエアーされたテレビ番組でも、「海外からやってきたセロに、日本の文化を紹介しよう」みたいな位置づけで特集されていました。

 

でも、ここカナダでは、「セロ・タカヤマ」として、「日本人扱い」されていました。

 

他の日本人マジシャン達と同じ立ち位置なのです。

 

「日本の偉大なマジシャン」みたいな感じで、セロさんの名前が出てきました。

 

ハーフの人というのは、もしかして両方の国で「外国人扱い」されやすいのかもしれませんね。

 

海外で超有名な日本人マジシャン

また、トムとアンディーのふたりが超絶絶賛していた日本人マジシャンがいました。

 

それが、小川集人(おがわしゅうと)さんです。

 

集人さんは、日本ではマジックファン以外の一般の人たちにはあまり有名ではありません。

 

Mr.マリックさんや、セロさんの方が一般に広く知られています。

 

集人さんは、アメリカのハリウッドにある会員制マジッククラブ「マジックキャッスル」の専属マジシャンです。

 

マジックキャッスルは、ジョニー・デップやトム・クルーズなどのハリウッドのセレブたちが遊びに来る場所なので、超一流のマジシャンしかステージに立てません。

 

世界中のマジシャンにとって、マジックキャッスルのステージに立つことが名誉になっています。

 

なので、集人さんは、海外のマジシャン達の間では「日本のマジシャンと言えば、シュート!」みたいに思われているようです。

 

ここトロントのマジックショップにも、集人さんのマジックレクチャーDVDが並べられていました。

 

僕は面識がないのに、同じ日本人だというだけで、なんだか誇らしい気分になってきました。

 

「有名」の定義

マジックの世界に限らず、世界レベルで突き抜けた才能と実力を持っている人は、逆に日本ではあまり知られていないことがあります。

 

日本では、「テレビに出る=有名=実力者」みたいな風潮があります。

 

逆に言えば、テレビに出なければどんなに実力があってもあまり知られる機会がありません。

 

集人さんは、まさにこのタイプのようで、限られた人たちだけが入れる世界で活躍しているので、あまりレレビなどに露出することがありません。

 

でも、海外では実力主義なので、ちょっと事情が違うみたいです。

 

トムからの挑戦状

しばらくマジック談義に花を咲かせていたら、トムが僕に向かって言いました。

 

「よかったら、シンヤのマジックを見せてくれよ。みんなでマジック見せ合って、マジック対決しようぜ!」

 

「それいいねぇ!」

 

アンディーが叫びました。

 

店長も嬉しそうにニコニコしています。

 

マジか!!

 

でも、今日はこうなることを想定していなかったので、僕はマジックグッズを持ってきていませんでした。

 

それを伝えたら、トムが言いました。

 

トム:「よし!じゃあ、日を改めて集まろう!シンヤはいつまでトロントにいるの?」

 

僕:「あと2日間だよ。あさっては用事があるから、できれば明日がいいな。」

 

トム:「よし!じゃあ、俺は明日のこの時間にここに来るよ。」

 

アンディー:「よし!じゃあ、俺も来よっと!ついでに俺のマジック仲間も連れてこようかな。」

 

僕:「いいねぇ!楽しみだ!じゃあ、また明日!」

 

店長:「なんだか、楽しくなってきたねぇ!」

 

そんな会話をした後に、僕らは別れました。

 

なんだか面白いことになってきたぞ!

 

そして僕は、さっそく家に帰ってスーツケースに詰め込んであるマジック道具をあさり始めました。

 

・・・つづく。

 

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