From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
最近、ネットで「家電レンタル」のサイトを見つけたストーリーの続きです。
「Rentio(レンティオ)」というサイトを使ってみよう!と決めた僕は、これまで気になっていたけれど手を出せずにいた高級ガジェットを借りてみることにしました。
それは、「一眼カメラ」です。僕はYouTubeに動画を投稿するようになってから、初めて自分でビデオカメラを買いました。
その後、「より見やすい画質で、より聞きやすい音質の動画」を目指して、ビデオカメラの機種を少しずつアップグレードしてきました。
その過程で、他の人気ユーチューバーの方々の動画を見て勉強してきました。
その中で、あることに気付きました。それは、
「ユーチューバーの8割以上の人たちが、一眼カメラを使って動画を撮影している」
ということです。一眼カメラとは、レンズ交換式の高級カメラです。
ビデオカメラと一眼カメラの見た目はまったく違います。
ビデオカメラは長細い筒型で、レンズと本体が一体型です。
でも、一眼カメラは、長方形の平たい本体にバズーカのような長細いレンズが付いて前に飛び出している形です。
もともとは、写真を撮るために使われていましたが、技術が発達して動画が撮れるようになってから、色んなユーチューバーの人たちが使うようになってきたそうです。
一眼カメラってそんなに良いものなの??
僕は今まで、ユーチューバーの人たちが一眼カメラを使う理由は、「背景をボカせる」からだと思っていました。
自宅の部屋で動画を撮ることが多いユーチューバーは、背景をボカすことで、たとえ部屋がちらかっていても、それがバレずに済むから、みんな使っているんじゃないか?と思っていたのです。
ふだんホワイトボードの前に立って動画を撮る僕の場合は、背景がボケてホワイトボードの文字が読めなくなってしまっては困ります。
だから、自分には一眼カメラには縁がないと思っていました。
でも、背景ボケだけが理由だとしたら、ここまでメジャーになるんだろうか?
という疑問がありました。実際、有名な英語教育系ユーチューバーの方々も、一眼カメラを使っている比率が高いようです。
なぜ??みんなこぞって一眼カメラを使うんだ??
何がそんなに良いんだ??
気になる!!
でも、一眼カメラは「気になるから」という理由だけで気軽に手を出せる価格帯ではありません。
安いものでは5万円前後からあるようですが、そういうモデルの用途は写真撮影がメインなので、本体マイクの「音質」がイマイチだったりします。
また、音質の良い「外部マイク」を付けようとしても、安いモデルには「外部マイク端子」が付いていません。
僕は最初の頃、ビデオカメラを買ったときに、この「外部マイク端子」が付いてない安いモデルを買って失敗したので、ここにはこだわりがあります。
「しゃべり」をメインにしている僕の動画の場合には、音質は一番大事な要素です。
「外部マイク端子」が付いている一眼カメラを調べてみたら、安くても10万円前後でした。
さらに人気ユーチューバーが使っている機種は、30万円ぐらいします。
しかも、レンズを買い足すと、レンズ1本がカメラ本体より高かったりします。
もし買ってみたものの、「やっぱり使えませんでした~!」となったら、悲しすぎます。
そんな感じで、「気にはなっているけど、手を出せない領域」が、僕にとっての一眼カメラでした。
リスクを減らして試すチャンス!
そこで僕は今回、この「家電レンタルサイト」を使って、YouTube動画撮影用に一眼カメラを借りてみることにしました。
機種は、事前に下調べしてあった、ソニーの「α6400」です。
これは、今年出たばかりの新型で、「ユーチューバーに使ってもらうために作られた、動画撮影用一眼カメラ」と呼ばれています。
発売前から、日本や海外のユーチューバーたちがザワついていた機種です。
呼び方の違い
ちなみに、このカメラの製品名「α6400」は、日本語だとみんな、
「アルファ六千四百」
と発音しています。
でも、海外の有名ユーチューバーの人たちはみんな、
「a sisty-four hundred(エー・シックスティフォー・ハンドレッド)」
と発音しています。「α」の部分を「エイ」と発音して、「6400」を「64百(シックスティフォー・ハンドレッド)」と発音します。
同じ表記の製品名でも、こんなに呼び方が違います。
このあたりの発音の違いをチェックするのも、海外ユーチューバーの動画を見る楽しみのひとつです。
おそらく、日本人の僕らが、α6400を持って歩いている外国人に声をかけて、
「Is that アルファ・シックスサウザンド・フォーハンドレッド?」
と聞いても、相手は「ハ???」となるかもしれません。
ということで、僕はこのα6400を借りて、しばらく使ってみることにしました。
・・・つづく。
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