From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
最近、ネットで見つけた「家電レンタル」のサイトで、一眼カメラをレンタルしたストーリーの続きです。
せっかく借りた一眼カメラの最新モデルで撮った動画が、思ったのとの違った僕は、焦りました!
顔が全体的に青白いし、部分的にかぶれの赤みが目立つし、ヒゲのそり残しも目立って、全体的に「貧相」に見えます。
それを見た妻が言いました。
「テレビのカメラの機能が発達すると、毛穴まで映し出すから女優さんたちが困るって聞いたことがあるけど、本当だね。」
たしかに!一眼カメラがこんなにお肌のコンディションを鮮明に映し出すなら、女性ユーチューバーは大変じゃないか!!
おそらく、一眼カメラの性能が上がるたびに、自分たちの化粧や照明の当て方なども研究してレベルアップさせているに違いない!
そう思ったら、「画質をアップさせるデメリット」も見えてきました。
みんなどうやっているんだろう?
僕は、有名女性ユーチューバーの人たちの動画をいくつか検索して、解決策を探りました。
解決案①化粧でごまかす
妻が続けて僕に言いました。
「結婚式の時に使ったファンデーションを使えば?」
そういえば、去年結婚式の時にファンデーションを買ったのを思い出しました。
結婚式では、プロカメラマンが一眼カメラを使って至近距離でバシバシ写真を撮ってくるので、新郎の僕も化粧をするように言われました。
メイクさんを付けると余計な料金がかかるため、「自分でやります」と言って、ノーブランドの安いスティックタイプのファンデーションを買いました。
結婚式の1週間前に、スティックタイプのファンデーションを使って顔に塗る練習を毎日続け、本番までには顔全体に均一に伸ばして自然に見える塗り方をマスターしました。
たしかに、化粧をすると、顔の毛穴や赤い部分が隠れて、ツルツルに見えます。
でも、正直言ってかなり面倒でした。
女性はこの作業を毎日やっているなんて、本当にスゴいと思います。
ほぼ毎日のように動画撮影をしている僕にとって、撮影前に化粧をするのは、かなり面倒です・・・3日で挫折しそうです。
それに、男性脳は1つのことに集中すると、他のことを忘れてしまう仕組みなので、化粧をしている間に話すネタを忘れてしまいそうです。
解決案②照明でごまかす
これは人気女性ユーチューバーの撮影ノウハウ動画を見ていて知ったのですが、女性ユーチューバーたちは、
「リングライト」
という名前の照明器具を使っている人が多いことが分かりました。
リングライトはその名の通り、丸い輪の形をした大きなライトです。
よく部屋の天井にある丸い蛍光灯を大きくしたような感じです。
三脚でタテになるように設置して、輪の中にカメラを置いて撮影します。
リングライトが蛍光灯と違うのは、明るさを何段階にも調整できることと、光の「色温度」を細かく調整できることです。
色温度を下げると青っぽくなり、上げると黄色っぽくなります。
なるほど!これなら、蛍光灯のように顔が青白く映ってしまうこともありません。
さらに、リングライトは「光の輪を正面から見ながら撮影する」スタイルになるため、両目の瞳の中に「小さな丸い光の輪」ができます。
それが、「目力」をアップさせて、魅力的な表情に魅せることができるそうなのです!
安いものなら2千円台で買えるので、手が出しやすいです。
でも、残念ながら僕の撮影環境では、リングライトは使えないことが分かりました。
なぜなら、僕はいつも「ホワイトボードの前」で動画を撮っているからです。
ホワイトボードに向かい合わせでリングライトを置くと、光が反射してしまい、反射した部分の文字が読めなくなってしまいます。
リングライトに限らず、スポットライト的に自分だけに照明を当てる手法は、ホワイトボードの前を行ったり来たりするスタイルの僕の撮影環境には使えません。
解決案③細かい設定で調整する
今までは女性ユーチューバー達の動画から得たノウハウしたが、自分と同じ中年男性ユーチューバー(オッサンユーチューバー)達の動画は、どうなのでしょうか?
これはけっこうマチマチです。ツルツル美肌に映っている人もいれば、今回の僕のような状態で映っている人もいます。
一眼カメラの動画撮影モードには「美肌モード」というものがないらしいので、おそらく、ツルツル美肌に映っているオッサンユーチューバー達は、カメラの細かい設定を使いこなして、自分の肌が一番調子よく見えるようにして撮影しているのかもれません。
事実、プロカメラマンが本職のような人たちの動画は、やっぱり自撮り動画もキレイに見えます。
カメラの設定だけではなく、撮影後に高度な編集ができるソフトを使って、補正をかけたりしているのかもしれません。
教えてくれる人がいない?!
もちろん、男性ユーチューバーが一眼カメラでの撮影テクニックを教えている動画はたくさんありましたが、ほとんどは撮影対象が「風景」や「若い女性モデル」を撮る時のテクニックです。
「オッサンユーチューバーが自撮りをするときに、自分の肌をいかにキレイに見えるようにごまかすか?」
のノウハウを教えている動画は見つけられませんでした。
僕の周りには、カメラに興味がある人がほとんどいません。さらに僕の用途で言えば、
・一眼カメラに詳しくて、
・一眼カメラを使った「動画撮影」の経験が豊富で、
・中年男性の肌を美しく動画撮影するための設定方法を教えられる人
が理想なのですが、1人もいません。
僕は、途方に暮れました・・・
・・・つづく。
※僕が今回借りた一眼カメラはこちら
↓↓↓
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