from 師範代Shinya
(→前回のつづき)
Windows歴20年の僕が、初めて手を出したMacBook。
あまりの操作性の違いに、ストレスが限界値に達して、途中で挫折しそうになりました。
でも、いくら安いとはいえ10万円ほど出して買ったパソコンをムダにしたくない!という思いから、何とか使えるようになる方法を模索し始めました。
自分が英語の勉強で挫折しそうになった時のことを思い出して、脱出法を探ることにしました。
この試みがうまくいったおかげで、今ではWindowsに近いぐらいの頻度で、MacBookを仕事でも活用できるようになりました。
場面によっては、MacBookでないとやりづらいとまで感じるようになったのです!
英語学習とMacBookの伸び悩み脱出が成功した共通点は、「ルールをイメージで覚えること」です。
操作方法をイメージで覚える
英文法は、英語を理解するのに必須のルールです。
パソコンに置き換えると、「操作方法」と言えます。
英語の操作方法=英文法
という感じです。
僕の英語学習がうまくいったきっかけは、操作方法の丸暗記をやめて、「イメージ英文法」を採用したことでした。
イメージ英文法は、文法ルールを規則の羅列ではなく、直感的に覚える方法です。
ネイティブがどんな感覚でこの文法を使いこなしているのか?を知ることが、イメージ英文法の学び方です。
たとえば、a と the の違いを学ぶときに、たくさんの用法やルールを丸暗記するのではなく、ネイティブのイメージを1つだけ学びます。
a = 他にも同じものがある中の1つ
the = 話し手と聞き手の両方が分かるもの
以上です。
ネイティブが、「the table」と言う時には、「私とあなたの両方が分かっている、あのテーブル」というイメージで使っています。
お互いが分かるテーブルというのは、たとえば、
・その場に1つだけあるテーブル
・先日、通販の雑誌で一緒に見た「あのテーブル」
・たくさんあるけど、目の前にある1つを指さしながら言う「このテーブル」
などです。
状況は色々あっても、「お互いが分かる」というコンセプトさえ忘れなければ、ほとんどのシチュエーションで正しく使うことができます。
対して、ネイティブが「a table」 と言うときには、「同じものがたくさんある中の1つ」なので、
・部屋の中にいくつもあるテーブルのうち、とりあえず1つ持ってきて、と言いたい時。
・まだ具体的なモデルは決まってないけど、とりあえずテーブルを1つ買いたい、と言いたいとき。
などです。
こうやって覚えていくと、英文法を直感的に使いこなすことができるようになります。
僕にはこの方法がピッタリとハマりました。
このイメージ英文法の本や教材に、僕はお金を投資したのです。
MacBookもイメージで覚える
そして今回、MacBookも同じように、イメージで操作できるようになるツールに、お金を投資しました。
パソコン上でのツールというのは、アプリです。
僕は最初の1年目はMacBookの中に余計なアプリは入れずに、できるだけデフォルト状態で使えるように練習していました。
一番安いモデルを買ったので、ストレージもメモリも容量が少ないため、できるだけ中身を軽くしておきたかったからです。
また、一番安いモデルを買ったからこそ、それ以上にお金をかけたくないと思っていました。
でも、色々と勉強するうちに、MacBookの最大の特徴は、「豊富なアプリを使って自分好みにカスタマイズできること」だと知りました。
特に、指先を使って直感的に操作できるようになるアプリがたくさんあることが分かりました。
そこで僕は、マック歴の長い人たちが書いているブログ記事やYouTube動画を見まくって、評価の高いアプリを6つピックアップしました。
すべて有料アプリでしたが、思い切って買ってみました。
その結果、僕のマックは生まれ変わって、使い勝手がWindowsを超えたのです!(あくまで僕の用途の範囲内ですが)
そして、ついに僕は目標だった「MacとWindowsのバイリンガル」になることができました。
もちろん、まだWindowsの方が母国語ですが、Macも日常会話は快適にできるぐらいのレベルにはなってきたと感じています。
次回は、僕がバイリンガルになるきっかけになった、「6つのアプリと周辺機器」をご紹介します。
・・・つづく。
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