from 師範代Shinya
何のために英語の勉強をしているのか?明確な目的がない状態で続けていることに、後ろめたさを感じている人が、実はけっこう多いです。
仕事でバリバリ英語を使う環境にいる人には関係ない話ですが、そういう人は英語学習者全体の20~30%ぐらいだと思います。
僕の感覚では、70%以上の人は「楽しみで英語学習をしている」状況です。僕自身も、以前はその1人でした。
楽しみで勉強している時に、周りの人達から、
「英語なんて勉強しても、いつどこで使うの?」
と聞かれた時に、答えられないもどかしさを感じることがあると思います。
でも、「英語が必要になる場面」というのは、意外なタイミングで突然やって来ることがあります。
今回は、僕の最近のエピソードをシェアします。
仕事用のオンライン教材
僕がここ最近買った中で、一番満足している教材があります。
それは、ここ半年間、受講し続けているアメリカのオンライン教材です。
教材の内容は、英語教育ではありません。
テーマは、
「YouTubeチャンネルの伸ばし方」
です。
といっても、再生回数でお金を稼ぐ、いわゆる「ユーチューバー」ではなく、自分のビジネスを持っている起業家が、自社サービスを宣伝するための手段としてYouTubeを活用する方法です。
エンタメ系動画のように、過激なことをやって注目を集めるのではなく、役立つ情報を発信して信頼を得るのが目的です。
僕にとってYouTubeチャンネルの運営は、大事な仕事の一部です。
「YouTube動画を通じて師範代Shinyaの存在を知った」という方は、すごく多いからです。
この教材は、もともと僕が音読素材として使っていたアメリカのYouTubeチャンネル「Think Media」のショーンさんが作ったものです。
ショーンさんの話す英語は、僕の理想です。
僕が好きな北米発音で、とても滑舌が良く、しゃべり方も勢いがあってカッコいいので、いつも自分の英語発音のお手本にしています。(ついでにショーンさんは見た目もカッコいいです)
ガジェット系ユーチューバーで最も成功した中の1人
ショーンさんのYouTubeチャンネルのメインテーマは、僕が好きな「ガジェットレビュー」です。
カメラ、マイク、照明機材、タブレット、パソコンなど、僕が日常的に使っているガジェットのレビューを分かりやすくしてくれます。
ガジェットレビュー動画は正直マニアックなジャンルなので、エンタメ動画のように、たくさんの登録者数や再生回数を得るのは難しいです。
でも、ショーンさんのチャンネルは登録者200万人、人気動画は230万回再生を越える人気です。
おそらくガジェット系のYouTubeチャンネルとしては、世界でもトップクラスの数字だと思います。
そんなショーンさんが、「起業家のためのYouTube動画の作り方&チャンネルの伸ばし方」の教材を出したのです。
教材の形は、オンライン配信されるレクチャー動画がメインで、1回20分~60分ぐらいの長さの動画が、テーマ別に何十本も配信されます
僕はさっそくリスニングの練習も兼ねて、買ってみました。
音読が役立った!
ショーンさんの教材の動画には、日本語字幕はありません。
英語字幕すら出てきません。
つまり、完全に耳だけに頼る必要があります。(専門性の高い教材には、字幕が一切ないのが普通です)
でも、僕はこれまでに間にショーンさんのYouTube動画で音読を半年間、続けてきました。
ショーンさんの発音と話し方に慣れています。
おかげで、今回買った教材の動画のリスニング理解度は、90%以上でした。
音読やってて良かったぁ~!と思いました。
ショーンさんは滑舌は良いですが、基本は早口です。
音のつながりがスゴくて、長いフレーズをまるで1単語のように一息に言い切ってしまうことがあります。
僕はこの教材を妻のサヤと一緒に見ているのですが、サヤはよく「この一瞬で、これだけの内容をしゃべってるの?早口過ぎない?ぜんぜんそう聞こえない!」と驚くことがあります。
そんなショーンさんの話し方の特徴を、僕は受講前から半年間かけて分析していました。
YouTube動画には自動字幕機能があるので、ある程度は助けになります。
自動字幕機能でも読み取れなくて変な英文になっている部分は、オンライン英会話レッスンの時に先生に直接聞かせて、正確なセリフ文を教えてもらっていました。
僕はそうやって、コツコツとショーンさんの早口英語に慣れていったのです。
今勉強していることが役立つ日は、突然やって来る
あの半年間の音読トレーニングは、この教材を理解するためにあったのではないか?
と思えるほど、僕は今回の教材を高い精度でリスニングできました。
もし、あの半年間の音読期間がなくて、教材を買った後からショーンさんの発音に慣れようと思ったら、もっと理解に苦労していたに違いありません。
ショーンさんのYouTube動画を音読していた時には、もちろんこんな日がやって来るなんて、想像していませんでした。
英語力が必要になる日は、突然やって来ます。
そして、必要になってから焦って勉強し始めても、遅いのです。
僕たちが今、勉強している英語がいつ役立つかなんて、誰にも分かりません。
もしかしたら半年後、急に必要になるかもしれません。
英語は、自分の学びや活動の可能性を広げるツールです。
英語力を磨いておいて、損はありません。
次回の記事では、僕がショーンさんの教材から学んだ貴重な教えをシェアします。
・・・つづく。
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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