From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

※僕が20才の頃、「鉄工場の作業員」から、「アクション俳優」に転職しようと決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。

この時期に僕が受けた発声法と滑舌のトレーニングは、8年後に始めた英語の発音習得に大きな影響を与えました。

日本語と英語はまったく発音が違いますが、滑舌のトレーニングを日本語でやると、英語の発音にも良い影響を与えることが分かりました。

もちろん、演技のレッスンを受けている当時は、自分が8年後に英語を学ぶことになるなんて、思ってもみませんでしたが・・・

本番でうまくできない?!

演技のスクールの滑舌トレーニングの時に、よく先生が言っていました。

「家の練習ではできてたんだけど、本番ではできなくなるってことはよくあるんだ。緊張すると舌が回りづらくなるからね。

でも、俺たちプロの役者は、本番でのパフォーマンスでジャッジされる。家でどれだけ練習してきたかは、周りの人たちには関係ないんだ。

ただ、一発本番でしっかり聞き取りやすいセリフを言えるかどうか?それが全てなんだ。

だからこそ、俺たちは家で練習する必要がある。そして、ここでたくさん緊張して失敗する経験を積む必要がある。」

メンタルを鍛える

僕はこの言葉を聞いて、「クラス内の発表でうまくやろう!」という気持ちが次第に薄れていきました。

むしろ、ここで悔しい思いをした方が、メンタル的には鍛えられる気がします。

そして、悔しい思いをするためには、家での練習が必要だと気付きました。

・練習しないからできない→当たり前→悔しくない

・練習したのにできない→悔しい!!

という図式です。

家でやってくる人たち VS やってこない人たち

クラスメイトは40人ほどいましたが、家での練習をやってくる人たちと、やってこない人たちの2極化が進んでいきました。

毎週、ひとりずつ前に出て発表をするのですが、明らかに家でやってきてないな、という人が半数ぐらいいました。

本人も、やる前から「練習してないんで、うまくできません。」と言い訳する人も一定数いました。

これはおそらく、さっきの図式から来る心理かもしれません。逆算式で、

・悔しい思いをしたくない→できなくて当たり前の状態にしたい→練習しない

という感じです。

プライドを守るために、

「練習さえすればできたけど、練習しなかったからできないだけだよ。」

と、アピールしているように見えました。僕らクラスメイトに対してアピールしているというより、その人が自分自身に対して言い聞かせているようにも聞こえました。

距離の違い

わずか3ヶ月の間に、クラス内で「家で猛練習を積んでくる人たち」と「まったく練習をしてこない人たち」の二極化が進んでいきました。

僕は「猛練習派」だったので、練習してこない人たちが不思議でした。

せっかく高い月謝を払って通っているのに、なぜトレーニングしないんだろう??日曜日以外は何もできないほど忙しいんだろうか?

その後、休み時間などにみんなと会話する中で気付きました。

「家でやってこない人たち」ほど、東京都内に住んでいたり、東京にすぐ出てこれる地域に住んでいることが分かったのです。

反対に、僕のように遠くから時間と交通費をかけて通ってくる人たちの方が、「家で練習する派」でした。

中には、東北在住で前日に出発して夜行バスで通っている人もいました。

 

時間がある方がやらない?!

もうひとつ気付いたことがあります。それは、練習をしてこない人たちは、「東京へ出てきてバイトに明け暮れる日々」ではなかったことです。

もちろん、中にはそういう人もいるとは思いますが、少なくとも僕が話した範囲内では、みんな最初から東京都内や近くの県に住んでいる人たちでした。

実家に住んでいる人も多くいました。つまり彼らは、僕ら「遠方組」よりも多くの自由な時間を持っていたのです。

人間は適度に忙しいと、「すきま時間でやりたいことをやろう!」と考えて動きますが、時間があり余っていると、かえって先伸ばしにしてしまい、気付いたらやっていない、という状況になってしまうようです。

最初はみんなモチベーションが高くて盛り上がっていたのに、わずか3ヶ月でこんなに二極化が進んでいくのが、当時の僕にとっては、とても不思議でした。

・・・つづく。

 

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