From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
僕が23才の頃、服飾系の会社へ転職するために「カラーコーディネーター」の資格を取ることにした話の続きです。
資格スクールに通い始めて1ヶ月ぐらいたった頃には、僕はすっかりカラーコーディネートの勉強の世界にハマってしまいました。
毎週の授業が楽しみで、そのための復習や予習もちゃんとするようになりました。
以前の自分では信じられないぐらい、ガッツリ勉強するようになったのです。
その理由は2つありました。
①先生の教え方のうまいこと
②仲の良いクラスメイトができたこと
どちらもモチベーションにつながりました。
毎週の授業の後は、4人で夕飯を食べに行くことが習慣になりつつありました。
・年上女性のKさん
・年下女性のMさん
・同い年男性のD君
の3人と仲良くなって、授業の後に夕飯を食べに行き、そこでその日の授業内容やお互いのことについてあれこれ語り合うようになりました。
話を聞いている限り、どうやら僕らは全員、恋人がない状態だということが分かりました。
ハッキリと「彼氏いるんですか?」とか聞いたわけではありませんが、みんな自分からそれとなく「今付き合っている人はいない」ことが伝わるようなエピソードを話す感じでした。
これは、男性陣の僕とD君にとっては、モチベーションの上がることでした。
ハッキリ言って、KさんもMさんも美人です。
しかも、みんなお互い年が近いので、グループ内カップルができるチャンスはありそうです。
僕とD君にとっては毎週合コンをしているような気分で、モチベーションが上がりました。
僕はこんどD君と二人で男だけのトークをしようかな、と思っていました。
D君はKさんとMさんのどっちがタイプなんだろう?
そのあたりを聞いてみようと思っていました。
ところがそんな矢先、問題が発生しました。
D君脱落事件
ある日、D君が授業に来ませんでした。
あれ?珍しいな。と思いました。
次の週には来たので、「先週どうしたの?」と聞いてみました。
するとD君は気まずそうな顔をしながら「いや~実はちょっと先週はヤル気が出なくてさ。サボッちゃったよ。」と言いました。
ふつうだったら、「ちょっと用事があってね。」とかごまかしそうなところを、「サボッちゃった」と言うD君は正直者です。
その日は気まずかったのか、D君は僕らと一緒に夕飯を食べずに帰りました。
確かに、いつも4人での会話は授業で習った内容がメインになっていました。
たまにお互いに質問を出し合って、試験の対策をしたりしていました。
一度サボったD君にとっては、その中に入るのは気まずかったのかもしれません。
次の週、D君はまた来ませんでした。
僕はD君と連絡先を交換していませんでした。
毎週ここに来れば会えると思っていたので、いつもの4人グループの間では特に連絡先の交換はしていなかったのです。
D君はその翌週も来ませんでした。
そして、D君は二度と授業に顔を出すことはありませんでした。完全にフェードアウトしてしまったのです!
これは僕にとって大きな誤算でした!
てっきり4人で半年間一緒に勉強できると思っていたのに、ただでさえクラス内に少ない男性陣のD君が脱落してしまったのは、大きな精神的ダメージです。
とらえ方によっては「恋のライバルが減った」とも考えられますが、男性1:女性2という図式は、逆にやりづらくなります。
理想の流れ
それに僕は、この半年の間でKさんかMさんにアプローチするアクションを起こすつもりはありませんでした。
僕の理想の流れは、何となくこんな感じで描いていました。
↓↓↓
①半年間は4人で楽しくワイワイやる。
②その間に、お互いのことをよく知る。D君の好みのタイプがKさんか?Mさんか?も2人の間でシェアしておく。(好みがカブった場合は応相談)
③半年たってみんなもうお別れだね、みたいな感傷にひたるタイミングで、お互いの好みの女性にアプローチする。
という感じです。まるで学園ドラマのようなシナリオです。
でも、スタートから2ヶ月目でD君がいなくなってしまったので、この図式は成り立たなくなりました。
・・・つづく。
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